• ベストアンサー

なぜ、いまのホンダはF1で勝てないのですか?

第1期はレース優勝、第2期は何度もシリーズ優勝し16戦中15勝したホンダが、なぜいまF1で勝てないのですか?海老沢泰久さんの「F1地上の夢」を何度も読み、1期・2期とも、優勝という夢を賭けて寝食を忘れてシリーズを戦った人々の武勇伝を知りましたが、いまはそういう人がいないのでしょうか?それとも、やはり投下している予算が足りないのでしょうか?それとも、今のホンダには宗一郎さんのようなカリスマトップがいないからでしょうか?最近のF1事情はあまりよく知りませんが、いくら市販車の売れ行きが好調でも、いまのホンダには魅力を感じません。どなたか、今のホンダF1事情について詳しい方、また第1期・第2期とどこが違うのか推察できる方、どうか教えてください!

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • jingilu
  • ベストアンサー率28% (169/597)
回答No.1

クルマ専門のライターです。 まあ、端的に言ってしまえばホンダという企業が大きくなりすぎて、組織的に硬直化してきたということ。また、全社的にモータースポーツに資金を投じるわけにはいかなくなったということがあると思います。 自動車メーカーの本業は市販モデルをより多く売ることですが、今は環境面を重視させることが至上命題となっている。いかに速く走らせるか…ではない。 また、ホンダがメインターゲットとしている世代がファミリー層となり、今や「ミニバンのホンダ」と化してしまったこともあるでしょう。第二期F1参戦の頃、スポーツタイプのホンダ車を買った世代が今はファミリー層となっている。そして今のホンダがメインとしているのもこの世代なのです。昔はホンダ=若々しいという印象でしたが、言葉は悪いですが、今ではトヨタに次ぐオヤジ車がウリです。 レーシングエンジンを作るチームも、悪く言えばサラリーマン化しています。徹夜で仕上げた俺たちのスペシャルエンジンで…というより、規定の勤務時間で精一杯やりました的になっています。 第一期、第二期と単純比較した場合、ホンダが自慢としていたスピリッツが今は欠けている。だから勝負に絡んでいけないという感じではないでしょうか。

y-yossy
質問者

お礼

専門的なご意見ありがとうございました。私も以前、ある自動車メーカーの人と仕事をしたことがありましたが、やはり、「組織」「バランス」という感覚を嫌というほど思い知らされました。いまは、経済的にも困難な時代ですが、第3期F1に携わる人たちも、どこか「ホンダスピリッツ」を携えて仕事をしていると信じています。

その他の回答 (3)

回答No.4

第一にポストレスウェイト氏の死去が大きいかと思います。 彼が亡くなったことにより、ホンダF1を引っ張る人物が不在のままズルズル戦っている感は否めません。 第二にUSホンダの影響力も無視できないでしょう。 今のホンダの業績はUSホンダの業績の上に成り立っています。 ここでアメリカではF1の人気は大きくなく、CARTやNASCARの方が圧倒的に人気があります。よってUSホンダとしてはF1参戦に初めから反対しており、その影響力からホンダとしても莫大な金額を投入できないといった状況があるようです。 第三期ホンダF1の話が出たときには、ダラーラにシャーシを作らせオールホンダで参戦だったはずが、BARと組むトーンダウン。そしてポストレスウェイト博士の死去と今回の参戦は当初から躓き続きで、いつになっても意気が上がってこないのが残念です。 赤バッジをつけて走る以上、ホンダスピリットを見せて欲しいものです。

y-yossy
質問者

お礼

ありがとうございました。第三期のいきさつはあまり知らなかったので、勉強になりました。佐藤琢磨には頑張ってほしいです。いま二輪では、宇川徹がホンダマシンで世界チャンピオンを争ってますから…F1も早くそうなってほしいです。

  • Hiyuki
  • ベストアンサー率36% (2604/7183)
回答No.3

湾岸○ッドナイトでは、「昔のターボが許されていた時のホンダは強かった」みたいな話を聞きました。 今はターボが禁止されてNAになっているってことですよね?それが原因では? まあ、バブルの頃ほど、お金をかけられなくなったのも確かだとは思いますが。

  • ele
  • ベストアンサー率22% (177/791)
回答No.2

わたしもこの質問をたちあげたかったのです。海老沢泰久さんの「F1地上の夢」やその他の本、現状を考えると、 ・第1期はALL HONDAでとりあえず勝つことが目標 ・第2期はHONDAのエンジンで勝つこと日本人のドライバーを参加させること、日本のシステムを浸透させること ・今回は?? 今後BARに対して資金、技術の援助を行っていってもALL HONDAにはせず、以前のように勝ちすぎてバッシングを受けないようにという考え方なのでしょうか?F1というヨーロッパ文化に対応、挑戦する姿勢から、いかに溶け込むか、といったところに主眼があるのでしょうか?(二流チームをパートナーにしたのはそのせい?あるいは、ベンツやBMWに先にやられたのか?) F1での優勝=世界でのセールスに+という図式が当てはまらないことが、力をいれていない理由の一つなのかもしれませんが。 このままでは今シーズンどころか、しばらくは優勝できそうもないよう感じなので、がんばってもらいたいです。

y-yossy
質問者

お礼

やっぱり、世の中全体が変わったのですかねぇ。私は、「F1地上の夢」を自分のビジネス書として時々読んでます。先代社長の川本さんや退社された桜井淑敏さんのような仕事に対する意気込みを、自分もいつも持っていたいと思います。第1期や第2期のような「力」を目指すのではなく、今のF1は「バランス」なのでしょうか?ホンダに限らず、今の、どこの会社にも当てはまるような図式に思います。ありがとうございました。

関連するQ&A