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万葉集
先日、「銀も金も玉も何せむ(ン)に優れる宝子にしかめやも」という、俳句(?)の情景画を書いて来ると言う宿題が出されました。 でも文章が難しくて内容が良く分かりません。だから情景画の書き方のコツを教えてください。 出来ればペイントなどで分かりやすくしていただければ有難いのですが・・・。文章で構いません。 我がままですが、どうか宜しくお願いします。
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あまり好きな描き方ではないのですが「対比」も1つの方法ですね。 「銀も金も玉もたくさん持っているけれど子供はいない」という家庭と「銀、金、玉なんて全くないけれど子供がいる」という家庭。 前者はあまり幸せではないけれど、後者はとても幸せ…という情景を描くんです。 最初の「銀も金も玉も」は「金銀財宝」のことです。 要するに財産ですよね。 今で言えば「お金持ちで、立派な家に住み、高級な車もたくさん持っている。海外旅行にもしょっちゅう行けて、美食三昧」といったところでしょうか。 この歌が言っているのは「世間一般の人はそういう生活の表面を見てをうらやましいと思うのかもしれないけれど、実際には夫婦二人の生活で会話も殆どない。『家庭』という言葉からはかけ離れている。我が家はお金はないし、住まいも賃貸アパートの小さな部屋。車なんて維持できないから買い物に行くにも歩きや自転車。旅行なんて行けないから休日には近所の公園へお弁当を持ってピクニック。食生活も『よく言えばヘルシー』。でも、この子を中心に家族の会話は尽きないし、笑いも絶えない。この子がいるからこんなにも明るい『家庭』ができたんだ。お金も、家も、車も、宝石も、この子がいてくれれば必要とは思わない。そんなもの、この子と引き換えにはできない。そんなものよりもこの子の方が自分にとっては『宝』だ。」ということだと思います。 ちなみに『貧窮問答歌』は、もちろん憶良自身の体験に基づくものではありません(憶良は国司を歴任するような地位にありましたから)。 彼の持つ「観察眼」で読んでいる歌が多いと思います。 確かに「家族愛」の歌も多いのですが、残念ながらこれすら「観察」によって作り上げた…という説もあるんですよ。
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- Ishiwara
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「教訓的な」絵を描こうとしてはなりません。 だれが見ても可愛いと思うこどもを描けばいいのです。 理に走ると、天秤の絵を描いて、一方に子供を乗せ、他方に金銀財宝を乗せることになりますよ。 また、No.802 の「瓜はめば‥」と一体をなすものですから、そちらの鑑賞もしてからテーマを決めてください。 短歌と俳句の区別もきちんと。
お礼
返事送れてすみません。 ありがとうございました。
- miya-mcl
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金銀財宝よりも子供が大事っていう歌なので、子供を大切にしている情景でいいと思います。 たしかこの和歌を詠んだ山上憶良は子煩悩だったはず。 官位を持つ役人だったと思いますが、貧しい一般庶民の生活苦を歌(和歌だけじゃなくて、もっと長い歌とか)にしていたりしますので、お金よりも、元気に育ってくれる子供が大事だと考えていた人・・・だと昔習って、そのまま覚えています。 普通に、親子仲むつまじい絵でいいのでは? 古代日本でなくてもよいなら、家族でピクニックとかって、だめなんでしょうかねえ?
お礼
返事遅れてしまいました。 参考になりました。有難うございました
山上憶良が子を思う親の心を詠んだもので、『銀よりも金よりも宝石よりも何よりも、子供という宝に優るものはない』ということでしょう。 情景画ですか・・・。私には難しいですね。 ひとコマ漫画風に下のような感じで書いてみたらどうですか。 若い女房が赤ん坊に乳を飲ませている。 それを亭主がやさしく見ている その脇に大きな竹籠を描き、その中に小判や宝玉を入れておく。 そして、竹籠にゴミと大書した札をぶらさげる。 ふざけ過ぎていると、先生に叱られても知りません。
お礼
返事送れてしまいました。 参考になりました。有難うございました
お礼
返事送れてしまいました。 長文有難うございます。解りやすい表現で参考になりました。有難うございました。