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繰り上げ返済における団体信用生命保険手数料
住宅購入に伴い、某銀行(A銀行)にてローンを組み、返済を始めました。金利の魅力から途中でB銀行に借り換えをしましたが、魅力の一つに繰り上げ返済の手数料ゼロというのがあったのです。ところが、初めての繰り上げ返済をしてようやく分かったのですが、A銀行では繰り上げに伴う団体信用生命保険料返済の手数料が3150円だったのに対し、借り換えたB銀行は10500円と3倍になっておりました。同じような大手銀行の保険がこんなにも違うものなんて。おかげで戻ってくるはずの保険料が手数料でチャラになりました。 知らなかった私がおろかですか?
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#2です。 はい。 民間金融機関の住宅ローンにおける「団体信用生命保険」の保険料は、まだまだ銀行負担のところも多いです(日本国内には結構な数の「金融機関」があるのです)。 メガでは三菱東京UFJ銀行がそうですね。 http://www.bk.mufg.jp/kariru/jutaku/kanren/index.html (一番下の「団体信用生命保険」のところです。) 残りのメガ2つ、三井住友銀行とみずほ銀行では保険料が債務者負担ですが、「金利上乗せ型」ですから「先払い」ではありません(要するに「毎月払い」になっている訳ですね)。 最近利用者が増えているという新生銀行は、銀行負担です。 http://www.shinseibank.com/powerflex/housing/q_smart.html (「メリット3」のところを参照してください。) 東京スター銀行は、『団体信用生命保険への加入が任意なので』、保険料はお客さま負担になっています。 これは、かつての住宅金融公庫一般融資や、現在のフラット35の「特約料」と同じ考え方ですね。 機構団信の特約料は年払い方式。 そして「保障期間中に全額返済されましても、既にお払込みいただいた特約料はお返しできません。」ということが大きな特徴で、明記されています。 http://www.jhf.go.jp/faq/danshin/index.html#c2 (「Q 住宅ローンを全額返済した場合、特約料の返金はありますか?」を参照してください。) 地銀、信託銀行、信用金庫、JAなどは、未だに銀行負担のところが多いです。 もしかして…。 ご質問文で仰っていたのは何らかの保障特約を付けた団体信用生命保険を組み込んだ「住宅ローン商品」のお話でしょうか? 「七大疾病保障」、「ガン保障」、「特定疾病保障」「就業不能保障」、「リビング・ニーズ」とかいった「特約」を付けた団体信用生命保険を住宅ローンに組み込んだもののことでしょうか。 そうならば、私が質問文を読み取り違えました。 担当していた経験から、どうしても言葉や用語をその通りに受け取ってしまうクセが抜けておらず、ご質問文に「団体信用生命保険」とあったので、そのままに受け取ってしまいました。 ごめんなさい。 「特約」を付けた団体信用生命保険の場合も「保険料」という言葉が使われますが、実際には「特約料」なんです。 なまじ経験者はこういう点で融通が利かずいけませんね…。(言い訳、言い訳…。) それでも、保険料の「全額先払い」というところをあまり知りません。 情報収集不足ですね。 確かに私は、現在、個人融資の現場にいる訳でも、商品開発部門にいる訳ではないので、他所の金融機関の情報を知らなくても「まあ、いいか。」になってしまいがち。 自分が住宅ローンを借りているのだから、もうちょっと知ろうとしなければいけないのに(といっても、他所の金融機関で借り替えても金利優遇の条件を満たせないから、借り替えも検討できないんですよね…)。 三菱東京UFJ銀行のように、毎月別枠で引き落とされる「保険料は月払い」というところか http://www.bk.mufg.jp/kariru/jutaku/kanren/bigseven.html 最初に書いた、三井住友銀行 http://www.smbc.co.jp/kojin/jutaku_loan/yugu/hikaku.html (「三大疾病保障付住宅ローン」という「住宅ローン商品」という位置づけなので、保険料ではなく「ご融資利率」という書き方がしてありますね。) みずほ銀行 http://www.mizuhobank.co.jp/loan/housing/dantai_shinyo.html (こちらも「住宅ローン商品」として位置づけなので、「その他お取扱内容」のところに「ご利用される場合の金利」という書き方がしてありますね。) のように、金利上乗せ型が多いと思います。 月払いや金利上乗せ型は、「保険料先払いではない」ので、保険料の返還はありません。 でなければフラット35のような年払い型で「返しません。」としているところですね。 実は、ご質問を拝見して初めて「保険料先払い」というものがあることを知ったので、いろいろと検索してみたんですが、引っ掛けることができませんでした…。 大手銀行なんですよね? 気になる…。差し支えなければ、金融機関名を教えていただけないでしょうか…。
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金融機関に勤務しており、以前、住宅ローンを担当したこともある者です。 ということは、A銀行もB銀行も団体信用生命保険の保険料が銀行負担ではなかった…ということですね。 > 知らなかった私がおろかですか? そんなことはないと思います。 ただ、今は、団体信用生命保険の保険料については「銀行負担」としているところが多いので、そういうところを選ばれると「面倒」もなくてよかったのでは?と思いました。 実は、私の勤務先も団体信用生命保険の保険料は、銀行側が負担していますので、そのような手数料もないんです。(もともと保険料を払っていないので「返還」もない訳です。) ですから、私も『団体信用生命保険料返済の手数料が銀行によってそんなに違うなんて知りませんでした。』(経験者のクセに…。大変勉強になりましたm(__)m) 知らない人の方が多いと思ってしまうのは、自分が経験者にもかかわらず知らなかったからでしょうか…。 かつての住宅金融公庫一般融資の団体信用生命保険は、保険料が債務者負担でしたが、保険料の支払いが1年毎(保険の更新も1年毎)なので、一部繰上返済で期間短縮をしたり、借り換えによる全額繰上返済をしても、保険料の返還は一切なかったんです。 保険料が債務者負担で、保険料が先払いとなっているとそのような手数料もあるのですね。 これが、保証機関保証の保証料ですと、全額前払い方式も選択肢の1つなので、繰上返済による期間短縮分は返還します(保証料が金利上乗せ方式の場合は当然に返戻はなし)。 こちらは手数料を差し引いて保証料の返戻をします。 返戻額の計算は、残高、既経過期間、残りの期間などによって率が違ってきますし、それに手数料も差し引きますので、同じ額を借りても既経過期間や残りの期間によって、同額にはならないこともあるんですよ。 でも、中には「一部繰上返済の場合は、保証料の返戻は行わない。」としているところもあるので(手数料負けするから返戻してもマイナスになることが多いので)、さらに注意が必要だと思います。
補足
アドバイス有り難う存じます。 >ということは、A銀行もB銀行も団体信用生命保険の保険料が銀行負担ではなかった…ということですね。 お聞きしますが団信の保険料を負担してくれる銀行って今でもあるんですか? 私は、最初にローン契約を結んだA銀行でも、借り換えをお願いしたB銀行でも、繰り上げ返済の際の保険料返済手数料のことは説明されてない(少なくとも覚えていない)と思っています。 >保険料が債務者負担で、保険料が先払いとなっているとそのような手数料もあるのですね。 というか、すべてが基本的にそういうものだと思っていました。
- pyoinu
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そうですね~ 私は保険料の返還手数料がいくらかも把握した上でローンを組む銀行を決めましたよ。 ちなみに私のとこもB銀行と同じ条件です。 繰上返済手数料が無料なのでいくらからでも何度でも繰上返済できるんですが、結局そのたびに上限10,500円の手数料が差し引かれますので、返還される保険料は無いものと思っています。
お礼
有難う御座います。そうなんですね。 でも、銀行間で密かに打ち合わせて、保険料に差をつけることによって、団信のトータルとしての手数料格差を結局「ならしている」様に思ってしまうのはうがった見方ですかね?
お礼
ご丁寧な回答恐れ入ります。 実は借り換え前は三菱東京UFJでした。私の認識では、団信の保険料を銀行が負担した等ということはまったくありません。現に、借り換えの際、先払いの保険料の残り(未経過分?)を返却されていますから。 お示しのHPを拝見しましたが、第一、 「団信に加入をお勧めします。保険料は当行が負担します」って、それなら全員自動的に加入させればいいじゃないですか。加入が任意なのに保険料は銀行もち? 済みません、素人なので、何か大きな勘違いをしているのでしょうか? ちなみに借り換えた現在の銀行はおっしゃるような特約付きだと思います。商品かどうか知りませんが、特約をつけました。先日1回繰り上げ返済しましたが、期間短縮分の団信返却料と、手数料がトントン(実際には手数料の方がやや高かったが”おまけ”してくれるとのことでした)でした。