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マーガリン
フレンチトーストをつくろうと思い ホームページをみていたら バターを使う必要があったので マーガリンで代用が出来るかどうかを 知りたくてマーガリンについて 調べていたら 毎日食べると身体にすごく悪い(プラスチックを食べているような 物と言う表現もありました)とあって とあるマーガリンメーカーに問い合わせをしたのですが、 (ここは昔大規模な食中毒事件を起こしながら 社長はじめ社員達が放置した企業です) 電話に出た係りの人は、「そんな事実は承知していません」 「マーガリンは、身体には悪くはありません」 「どのホームページをみたすか?」と 消費者に情報を教える気がまったくないような 応対でした。 マーガリンをトースト二枚にたっぷりと毎日長年ぬって食べていますが 身体に悪いのでしょうか?
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はじめに誤解の無いように申し上げますが、健康へのリスクがわかっている場合、それを低減する努力をするのは当然であり、現在の国内でのメーカーや行政の動きは必ずしも十分ではないと思っています。 質問者の方がメーカーに問い合わせをされた際の返答も、危機感の欠如を表している一端と言えるかもしれません。 ただ、一部の報道、あるいはネット上の掲示板や健康食品サイトの情報に、加熱しすぎの感を否めないものが多々見受けられましたので、あえて以下のコメントを書かせていただきました。 皆さんがおっしゃっているように、最近話題になっているマーガリンの問題はトランス脂肪酸によるもので、これが動脈硬化や心臓疾患のリスクを高める可能性があるということです。 その他一部でアレルギーへの影響の可能性も指摘されていますが、こちらは疑いがあるといった程度のレベルのようで、明確な根拠は無いようです。 トランス脂肪酸が含まれる食品は、マーガリンやショートニングなどの加工された植物油の他に、反芻動物の油もあり、例えば牛肉の脂肪の2~3%、バター(乳脂肪)の4~5%もトランス脂肪酸です。 (豚肉や鶏肉には含まれません。) また、植物油が高温で調理される際にも一部がトランス化することがあり、極端な例では揚げ物等で何度も繰り返し使われている場合、20%近くがトランス脂肪酸になっていることもあるようです。 さて、WHO(世界保健機関)やFDA(米国食品医薬品局)では、トランス脂肪酸の摂取量を総カロリーの1%未満に抑えるように勧告しています。 とりあえずこれを信用するなら、 1日あたりの摂取カロリーを 2000kcal、脂肪のカロリーを9kcal/gとすると、1日に摂取可能なトランス脂肪酸は、2.2g未満ということになり、国産マーガリンの平均的なトランス脂肪酸の含有量は14%程度ですので、マーガリンに換算すると15g未満になります。 なお、摂取量を考えるときまず大切なのは、トータルの油の摂取量をその中でも飽和脂肪酸の多い動物性脂肪を控えることで、その上でトランス脂肪酸についても配慮すべきです。 現在欧米で問題になっているのは、これまでリスクが低いとされていたことで大量に摂取されてきた植物油であっても、トランス脂肪酸が多く含まれるものは、動物性脂肪と同様にリスクが高いことがわかってきたことによるもので、もともと欧米に比べて脂肪摂取量が少ない日本とは多少事情が異なります。 (もちろん、日本人でも脂肪摂取量の多い人の場合は同様の問題があります。) 例えばFDAの勧告では、マーガリンの代わりにバターを使うことを推奨してはいません。 トランス脂肪酸の割合はバターの方が低いですが、飽和脂肪酸やコレステロールの量はむしろ多く、動脈硬化などへの影響は低くないと言っています。 許容できる摂取量は、体質(血中コレステロール値など)とか基礎疾患(心臓病など)の有無で異なりますので一概には言えませんが、一般論としてマーガリンについては、トランス脂肪酸を他の食品からもある程度摂取している可能性も考えると、1日に5~10g程度にしておくのが無難でしょうか? (10g以上は、油の取りすぎという点でもお勧めできません。) http://www.maff.go.jp/syohi_anzen/trans_fat/index.html http://www.fsc.go.jp/koukan/qa1508_qa_2.html#2-52 (II-Q52. トランス脂肪酸に関するファクトシートが作成された経緯や、現状について教えて欲しい。) http://food.kenji.ne.jp/food10/food1014.html *蛇足 以前から言われているマーガリンとアレルギーの関係は、リノール酸によるものです。 これを過剰に摂取すると、アラキドン酸を経てアレルギーや炎症を増強する物質が生成するとされています。 これはトランス脂肪酸とは別の問題で、リノール酸を含む植物油なら加工されていないサラダ油などでも同様のリスクがあります。
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- baiyaku
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蛇足の蛇足で申し訳ありませんが、ある栄養療法の博士のお話で、アトピー患者の脂肪分析するとリノール酸は多いのにその先に変化するはずのガンマリノレン酸とか、ジホモガンマリノレン酸などが不足しているそうです。当然それと競合するオメガ3系列の脂肪酸代謝も同じ酵素が使われますので、皆悪くなっていることが典型的な状態だそうです。 その状態は代謝に時間のかかるトランス脂肪酸が悪化させる可能性は理論的に充分ありうることです。 しかし前にもお話したとおり、臨床的な証明は難しいという事です。
お礼
人間の身体で良い悪いを再現可能な証明をするのは、難しいですね。 漢方なんかは、科学的でなくても(現代は科学的に分析されているが) 良い物は良い!で良いと言うのが 東洋の思想の良い所だと思います。 これは、アジアがヨーロッパと比べて 圧倒的に自然が豊だからそうした「なぜ」と言う事を 考える必要がなかったからだと思います。 自然が貧しいヨーロッパは、自然を分析し科学しないと 生きていけない環境だから 科学が発達したのだと思います。
栄養について勉強中の身の者です。 そういえば、うちは3年ほど前から、冷蔵庫からマーガリンが消えているわと気付き、考えてみました。 3年ほど前というとトランス脂肪酸の使用を制限する国が増えたということらしいですが、国が規制始めたのはホント最近のことなんですよね・・・。 プラスチックを食べているような・・・というのはこれでしょうか・・・ http://www.asyura2.com/0406/health9/msg/722.html マーガリンの原料である硬化油が、石油と似た物質であるらしいので、 ある意味プラスチック食品なのかもしれませんね。 >「トランス~」についても そんな事実はありませんと自信をもった 言い方でした。 バターを使えばいいだとか、確かにちょと酷いですね。^^; どこの大手も、食べろ食べろと消費を促すために、健康情報をうまく使って勧めているみたいですねぇ・・・。 事実はありません、とその会社が言ったのは、No6の回答者様が言うように、 トランス脂肪酸を長期間摂り続けた際、心疾患等にかかるリスクが高まるという可能性が出ているといったくらいで、 それが直接的に病気を起こすということの証明はまだないから、という理由からのように思います。 言い換えれば、どんな食品にもそういったリスクがあるということです。 体の恒常性を保つ機能に負担をかけないよう、食べすぎにだけは注意したほうがいいかも。 バター、確かに使いにくいですが、慣れれば平気だと私は感じています。 やっぱり旨みはマーガリンとは全く別物で、美味しいと感じますし、 もともと10gづつとかに分けられているキレテルバターというのもあるので、 安いときはそれを使ったりしています。 適当にスプーンとかでガッと取って、食パンの中央にボンと乗せて、 そのまま焼く、というのがうちの朝のバターパターン☆笑 何か、長くなってしまってすみません。 少しでも参考になれば嬉しいです。それでは。><
お礼
ありがとうございます。 初めからバターをパンにのせて焼くと そこだけ溶けて周りにはバターが拡散しないのでは? (私もやった事がありますが) どの食品にも、食べ過ぎると身体に悪いのは 当たり前ですね。そんなこと だれでもわかります。この(聞けば誰でも知っている 大手メーカーです)メーカーは、問題を そこに落としこんで なんら消費者に悪い情報を与えないように している姿勢態度または、マナーが問題だと 感じたのです。 悪い情報は、かくしていいことしか言わない、どこかの国の共産国 とまるで同じです。
- ese_ee
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フレンチトーストは、やはり、バターの香味が必要と思います。 おそらくですが、 相談窓口の人が真意を汲み取れなかったのではないかと思います。 トランス型脂肪酸についての質問でしたら、回答が用意されているはずです。 「もともと日本産のものは米国産のものよりトランス酸含量が少ないです。 さらに低減するよう努力しています。」 とかです。 冷蔵庫によってはバター専用の保存スペースがあったり、 あらかじめホイップされていて塗りやすくなっているバター も市販されているので、試してみてはいかがでしょうか。 #ちなみに、野依先生の「不斉合成」の件は #光学異性体(l-とかd-)の話です。 #今回のシス-トランス型異性体の話とはまったく違うものです。
お礼
ありがとうございます。 この質問には、科学者の方からの回答が 多いのですね(^^ゞ バターは、過去に広域にわたり 食中毒事件を引き起こした (企業名をきけばだれでも知っている 有名メーカーです)バター風味の バターもどきも使いましたが いまいちでした。(やっぱりマーガリンと大差は ありませんでした) それとこの某メーカーの窓口の方が 質問の真意を汲み取れなかったのでは ないと断言できます。 「トランス~」についても そんな事実はありませんと自信をもった 言い方でした。
- baiyaku
- ベストアンサー率38% (286/739)
妊娠中はなるべく避けた方がいいでしょう。脂肪酸は変換酵素によって様々な形に変化させながら体内に必要なものに代謝されます。 しかしトランス脂肪酸は普通余り自然界には存在しないタイプの脂肪酸で、代謝に手間がかかり胎児の成長に重大な影響が出る可能性があります。 また幼児の成長にも悪影響が出る可能性がありますので、できれば成長が盛んな子供には避けた方が賢明でしょう。 それとアレルギーの人の脂肪酸の代謝が極端に悪くなっており、近年急激なアレルギー増加とトランス脂肪酸の関係も懸念されるところです。 自己免疫疾患のクローン病との関係もウワサされています。 タバコでもガンとの関係は常識ですが、臨床的には相関が証明されていません。 高圧電線と白血病の関係も臨床的な証明はされていません。 疫学的に相関がありそうだという結論です。 トランス脂肪酸が病気と関係あるという研究は臨床的に証明されるのは大変難しいと思います。数十年かけて、体を蝕む物は疫学的な物でしかないのです。ですから、臨床的に証明されていない程度だから安全と言い切れるものではないと思います。
お礼
かなり高度な知識ですね。 きっと学者さんなのでしょうね。 バターがもっと早く溶けて 使い勝ってがよければ いいのですが・・・ なんかいいバターの使い方ありませんか?
- higegie
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如何なる物質も化学合成すると、化学式では同じ構造を示しても立体的には右左逆の物質が出来上がります。 鏡の前で右手を挙げると、鏡の中の自分は左手を挙げています。姿形は同じなのに逆のものがそこに存在する・・・そんなイメージです。 トランス型が体に悪影響を及ぼす事が知られていて、それを取り除く事が出来るようにした日本人がいます。不斉合成反応の原理といいますが、トランス型を除去する事で安全性が確保されます。それで野依博士がノーベル化学賞を受賞したのは有名です。 マーガリンについては、そうした技術が応用されているとは考え難く、不斉体のトランス型と安全なシス型がほぼ半々に交じり合っているのでしょう。 また、植物油にニッケルを触媒として使い、水素添加する事で常温で固形化させ、ニッケルを抜くと言う技術で人工動物油風のマーガリンを作りましたが、果たしてそのニッケルは100%抜けきるのか?? その上、リノール酸としての構造は壊れて、必須脂肪酸としての働きもしません。 私はこの18年間、マーガリンがそうしたものである事を知ってからバターを使っています。
お礼
むむ難しすぎ~ どこか国立大学の教授ですか? 私も本当はバターを使いたくて たまらないのですが朝の忙しい時間に バターは使いかってが悪いから 仕方なしにマーガリンを使い続けています。 この問い合わせをしたメーカーは、 日本人なら誰でもしっている大手メーカーです。 マーガリンに不安があるなら 「バターを使いなさい」ともいいました。 ほんと消費者よりも自分の会社の売り上げしか 考えていない企業です。 結果的にそれがマイナスになる事に気づかない ご様子です。
- 4500rpm
- ベストアンサー率51% (3210/6285)
最近、流行のトランス脂肪酸ですね。 日本人の油脂の摂取量からするとトランス脂肪酸の摂取量は 問題ない範囲との見解です。 朝日新聞 http://www.asahi.com/health/jhcolumn/070320/index.html 内閣府食品安全委員会 http://www.fsc.go.jp/sonota/transfattyacids1902.html たっぷりとはやめて、さっと塗るぐらいにしましょう。 >プラスチックを食べているような物と言う表現もありました 単にあおっているだけです。マーガリンは水素添加したり、 食品添加物(危険かどうかは別として)が多く含まれているため やり玉に挙げやすいからです。
トランス脂肪酸・・・摂取量的には大丈夫と役所は判断していると聞きました。しかし、アメリカ、ヨーロッパで問題になってるらしく役所もそれなりの行動をとってるみたいです。各メーカもトランス脂肪酸の事には、ふれられていて使用量を明記してあります。残念ながら日本では、koukunnさんが、経験した事が現状です。だから食品関係の事件が発生するのではないのでしょうか。 さて、問題点についてですが、タバコの吸い過ぎ、コーヒー等の飲みすぎと同じで、アレルギー的に問題が出る人もいるはずです。ですから是、非はいえないと思います。消費者がその特性を理解し、美味しく食べたらいいと思います。 チリも積もれば・・・なんでも取りすぎには注意した方がいいかもですね。 電話をなさった会社には、苦情の電話をしてみては、どうでしょうか。受付で問題提起をせず上のかたに変わってもらい苦情を言うのです。少しはきぶんがはれます。機会があれば、外国の食糧事情を調べてみるといいですよ。ケンタッキー、マックは考慮してありますよ。
お礼
ああいうお役所的な会社は もう関わるのは時間の無駄だし 不愉快です。 かっての大手つまり 官僚意識が抜けないのでしょうね。 電話の窓口に適当に 応対すればいいと言う態度です。
- slit1_1jp
- ベストアンサー率40% (9/22)
大丈夫でしょ! (多分・・・) 私も食べ続けていますが、検診で引っかかっていません。 あははは・・・ 食べ続けましょう。 メーカーは変えてしまいません? 貴方が経験した対応を聞いてしまったので「相変わらずか」と思い、私はメーカーを変更しようと心に決めました。
- slit1_1jp
- ベストアンサー率40% (9/22)
明らかに体に悪いとはっきりしているものは市場から排他される運命にあります。現在も市場で売られているわけですから、メーカーの方がおっしゃることが正しいでしょう。 但し、最近の風潮で「◎◎よりは○○の方が健康に良い」と言います。 バターとマーガリンの比較はその典型ですね。 以前、私の母が植物性油から作るマーガリンは、コレステロールが低く健康によい!とPRされていたので、家庭からバターが消えました。 しかしマーガリンバターの代用食です。その正体は植物性油に水素を加え調整した脂肪酸(トランス脂肪酸)です。 以上は事実です。 ここから先をどう判断するかは貴方次第です。私も判断できかねます。 トランス型脂肪酸が、動脈硬化など生活習慣病の原因になるのではないかと言われ始めました。厚生省は「トランス脂肪酸の摂取量が増えると、血漿コレステロール濃度が上昇、HDL-コレステロールの濃度の低下など、動脈硬化症の危険性が増加すると報告されている」といっています。 だけど、販売停止になってはいませんし、私も毎日食べています。 バターにはバターの悪い点があるように、マーガリンにはマーガリンの悪い点があります。 これはどんな食べ物だってそうですよね? 何でもそうですが、必要以上の摂取は自重しましょう。
お礼
そうです! トランス脂肪酸です! このことについて メーカーに問い合わせたら そおいう事実は把握していませんと 言われてしまいました。 毎日食べて大丈夫かどうかを 知りたいだけですが。。
お礼
ありがとうございます。 この問題については、たくさんの 教授や准教授さんたちが みているのですね(^^ゞ 日本人の摂取は、心配するほどの事では、ないと言う事みたいですね。 今後は出来るだけ(夏の間だけでも)、バターを使うようにします。 なお、武士のなさけで企業名こそ言えませんが、 この窓口の責任感の欠如した企業は、 ほんと聞けば誰でも知っている企業です。 以前テレビやマスコミで報道された とうりの応対でした。 最近、業績好調なようで七期ぶりに復配した ご様子です。