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明治期、大正期の東京改造について
明治期、大正期の東京改造について聞きたいと思います。このことについてレポートを書くため勉強しているのですが、なかなかおもしろいです。みなさんこの時期の東京改造について知ってること、面白い話、印象的なこと、あったら教えてください。よろしくお願いします。
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藤森さんの本は、おもしろいですね。 東京は、江戸の昔から火事が多くて、そのためにも住宅、道路の改造が計画されたそうですね。明治時代の写真を見ると京都の祇園祭の鉾が通るような広い道路に面している建物でも、板葺きが多く写っています。この板葺きが火事が広がる原因だったみたいです。そこで、何年以内に土蔵造りか少なくとも瓦葺きにするように計画したのですね。 これらは、後藤新平の東京改造計画に比べると地味ですが、火事対策としては、効果があったようです。 なお、藤森さんのお得意の看板建築も銅板葺きということで防火効果が見られるところから、普及したみたいです。ただ、これは、関東大震災後のことです。
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日本経済評論社から出ている「東京都市計画物語」(越沢明著)という本がありますが、もうご覧になったでしょうか。 明治の話は残念ながらありませんが、やっぱり後藤新平を中心にした大震災後の帝都復興計画~戦後のグリーンベルト計画あたりまで、ひとつの計画に1章を割くかたちで詳細に、しかし読みやすく書かれています。 是非ご一読なさってみてください。
このテーマでは、まず後藤新平が出てきますよね。調査済みだとは思いますが、次のページに簡潔にまとまっています。 http://www.sw.nec.co.jp/cgi-bin/openview.cgi?num=kp05&no=55 また、青山士(あおやまあきら)の功績も挙げたいです。荒川放水路(現在の荒川の北区岩淵から河口まで)は明治44年から昭和5年までの工事で作られた人工河川です。この工事を指揮したのが青山です。 http://www.zenkoukai.or.jp/hurusato.htm http://member.nifty.ne.jp/nagoja-esperanto/kri1.html#k2 http://www3.ocn.ne.jp/~jal22886/rekisi1.html