株式交換と合併

質問

企業結合において、
合併ではなく、株式交換の処理を取ることによるメリットってどのような所にあるのでしょうか？

回答No.2

jurisprudence · ベストアンサー

そもそも株式交換・株式移転は100％子会社（完全子会社）をつくるための法技術です。つまり少数株主を排除して親会社が完全に支配することにより、迅速な経営、簡易な手続きで事務処理ができるようになります。株主と経営者の利害が完全に一致します。
合併の場合は少数株主も原則として新会社の株式を割り当てられてしまうので排除できません。
また、株式交換の場合、完全子会社といえども親会社とは別法人なので独立した会社なので買収される会社の経営陣も受け入れやすいというメリットがあります。株式交換もあくまで友好的買収なので相手側経営陣の賛成が必要になります。基本的に合併も株式交換も原則として対価は自社の株式なので現金を使わなくてもよいことは同じです。

回答No.1

himara-hus

＞株式交換と合併

　これは直接的には関係有りません。
　株式交換等のは、あくまで手段です。
　企業を買収したり、合併するときに、株式交換の処理を使うということです。株式交換の意味は下記ＵＲＬ参照下さい。
　企業を買収したり合併するときに、普通であれば吸収される側の株を買い取らなくてはいけません。そのための資金を作る必要があります。
普通であれば、銀行から融資を受けるか自社の株を売却して資金を作るわけですが、大量に株を市場に出すと株価の下落を招きます。
　そのため、自社の株価と吸収する会社の株価（上場していない場合は査定する）に応じた株数で交換することにより、吸収する会社の株を買い取るということです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BA%A4%E6%8F%9B