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ダイヤモンドの構造がわかりません(単位格子)
http://leed4.mm.kyushu-u.ac.jp/surface/ikeda/diamond2.gif ↑は真上から見た図です。これをさらに小さな立方体8個ぐらいに分けられるらしいですが、わけがわかりません。考え方のこつのようなものを教えてください。 よろしくお願いします。
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面心立方で書いてありますね。 これで正しいのですが、分かり難いので「忘れて下さい」。 炭素のダイアモンドにおける結合は全て正四面体である事だけ覚えていれば結構です。
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- ht1914
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ちょっと補足です。 炭素の共有結合半径は77pmとなっています。この値は一重結合炭素・炭素の距離の半分で求めているはずです。一重結合の炭素・炭素結合の純然たるものとしてはダイヤモンドが基準になるでしょう。エタンのC-C結合はHが付いている事によるズレがあるはずです。 ダイヤモンドでは単位格子の一辺の長さをaとするとC-Cの長さは(a√3)/4です。a=356pmです。これで77pmが出てきますのでダイヤモンドが基準になっているというのは確かなようです。 正4面体であるというだけではC-Cの距離は出てきません。X線回折で分かるのは単位格子の長さです。
- ht1914
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ダイヤモンドの炭素の構造が正4面体というのはどの教科書にも載っています。模型も簡単に組むことが出来ます。高校の化学の教科書などではこれしか扱っていません。 質問の中に上げられている図は固体物理、結晶学の立場のものです。炭素原子のつながり方が正4面体ということと結晶学で言う基本単位とは別のものです。単位格子というのは単位格子を表す単位ベクトル分平行移動させると全く同じ状態になるという条件を満たすものです。炭素・炭素の1つの結合分平衡移動させればどうなるかを考えてみるといいと思います。重なりませんね。 図に示されているのは正4面体で次々と繋がっている構造を平衡移動で重ねる事の出来る1単位を示しています。 分かりやすい説明がないかなと思って検索してみたのですが似たようなものしか有りませんでした。参考に挙げたものは単位格子を含んだ大きな構造を書いていますのでいくらか理解の助けになるかもしれません。 http://www.tg.rim.or.jp/~kanai/chemist/chemlab/cry03.htm 別のサイトに面心立方格子という言葉が使われているものがありましたが間違っています。炭素の作る立方体の面心の位置に別の炭素がありますが立方体の内部にも4つあります。これは面心立方格子ではありません。単位格子の作る立方体の内部に一辺の長さが半分の小さな立方体は8個含まれています。しかしその中の4つにしか炭素は含まれていません。単位格子に含まれる炭素原子の数は8個です。ダイヤモンドは隙間の多い構造をしています。密度はその分小さくなります。 難しいですね。
- debukuro
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確かに判りにくいですね 炭素一個から4本の手が等間隔で伸びていると思ってください その手の先を結ぶと正4面体が出来ます その4面体の頂点のそれぞれに炭素が炭素が一個づつつきます その炭素が中心にある炭素と同じように他の炭素に結びつくのです ピラミックスと言う立体パズルを知っていますか? アレと同じ形になるのです ↓ピラミックスの画像 http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b72755369
- myeyesonly
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こんにちは。 http://hiroi.issp.u-tokyo.ac.jp/Pages/Research/kagome_ice2.html の一番下、中央の図みたいな形になる部分がありますよね。 その事を言ってるのではないでしょうか。