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What's the matter? の主語
What's the matter? の主語はいったいどれなんでしょうか???
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この件はこれまでさまざまなところで論じられているようです。つい最近まで回答#4の方の「what を主語と見なす方が主流」という考え方でほぼ落ち着いていたようですが、つい最近やや軌道修正がなされているようにも思います。 (1) 著名な文法研究家の安藤貞雄氏は自らの著書『現代英文法講義』(開拓社、2005年、p.174)で、次のように述べています。 今日ではほとんど常にwhatが主語、the matter (= wrong)が補語と考えられている(Jespersen _MEG III_:393)。したがって、間接疑問でも(i)のような語順が普通である。 (i) He didn’t know what was the matter with him. (彼がどうしたのか知らなかった) ただし、まれに(ii)のようにthe matterを主語とした例も見られる(BNCには前者が15例、後者が8例検索される)、と付け加えています。 (ii) The girl asked what the matter was. (どうしたんですか、と娘が聞いた) この間接疑問での語順が(ii)ではなく(i)のようになるということは『ジーニアス英和大辞典』『ジーニアス英和大辞典』、『ジーニアス英和辞典』(第3版)にも述べられています。『レクシス英和辞典』も(i)の語順が「ふつう」である、としています。 (2) 一部に、the matterが主語である、というお考えもあるようですが、逆に「(「困難」という意味の)the matterは主語にはなれない」という記述が複数の辞書に見られます。例えば、 (a) 『旺文社レクシス英和辞典』は、「(the matter)は形容詞wrongの意味に近い。この意味ではthe matterが主語になることはない」と述べています。 (b) 『ジーニアス英和大辞典』は、次のように書いています。 1.この意味(つまり、「困難」)ではthe matterはwrongで言いかえが可能で、叙述形容詞的に用いられており、主語にはなれない。「問題なのは...である」の意味で The problem is that …. はOK、 The trouble is that ….はOK, 一方、 The matter is that ….はダメ。 2.I explained to her what the matter was. となると「『その物質は何か』を彼女に説明した」という意味になる、と書いています。 (3) ただし、ジーニアス系の辞典の最新版である『ジーニアス英和辞典』(第4版、2006年)は第3版と同じ例文を用いつつ、次のように説明していることから、やや軌道修正がなされているようにも思えます。 「I explained to her what the matter was[…what was the matter]. 何が起こったのか彼女に説明した《what the matter wasの語順だと、「その物質は何か」の意となることもある》」
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- Ganbatteruyo
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Gです。 こんにちは!! まず個人主張からです。 どっちが主語か、それって本当に大きな問題なんでしょうか。 いかにも学校分法で使えない知識を試験しているみたいと思いませんか? 主語はどっちであるかは明らかです、が、だからどうだっていうのでしょうか。 と書くと、いかにもhachioshiさんに何か批判しているように見てしまいますが、決してそうではありません。 なぜだかをまず説明しますね。 そうするとなぜ主語を知ることが(中学で教えてくれるが)本当は使える英語なんだ、と言う事が分かるのです。 つまり、文法を知るということは使える英語力を高める事ができるから、教えてもらう、のです。 この主語が何であるかと言う事が分かれば、どういうときにこの表現が「使える」様になるかが分かる、と言う事なのです。 主語はmatter、しかも、the matterなのです。 それを説明するにはいつもながらのフィーリングと言うものを理解すると必ず分かると思います。 学校文法では説明できないのです。 この表現を言いたい時っていつですか? どんな時ですか? 「どうしたんだ」と言いたいときですよね。 では、その状況を思い浮かべてください。 何か起きていてそれを見た人が言う表現ですね。 つまり、好奇心であろうと、警官の職務質問であろうと、とにかく何か起きたのです。 そして、その状況なり理由などを知りたいわけです。 ここまではいいですね。 つまり、何か問題があるみたいだな、と言うフィーリングは既におきているわけです。 だけど詳細は分からないのです。 その詳細をしたいからこの表現を使って聞いているわけです。 問題は何なんだ?と言っているわけです。 主語は何ですか? 勿論、問題、です。 そしてそれを英語にすると、the matterなわけです。 theが使われている事も大きな理由であるわけです。 (これが、matterではなく、the matterだと言って理由です) 後になって、xxxxx was the matterと報告しているわけではないのです。 これはお分かりでしょうか。 xxxxが問題でした。 あくまでも、The matter is what.と言う構文を使っているわけです。 現在形と過去形の違いですね。 これも中学の英語です。 つまり、What was the matter?と言う表現であれば、Whatが主語なのです。 しかし、その場にいて、問題は何だ?と聞いているのです。 全く違う二つのフィーリングなのです。 このフィーリングを感じ取れれば、何が主語であるかは明白だ、と言いきれる理由がちゃんと浮かび上がってくるのです。 これら全て中学で教えてくれる英語であり、十分文章を理解でき、ほとんどどんな「説明」にも使えることなのです。 しかし、学校文法という何か「テストを生徒に上げやすい方法」のために作られたようだから、今回のような事でも何が主語なのか、学校文法に基づいた説明になってしまうわけです。 なぜフィーリングと言うものが大切なのか、なぜ、ここの常連の方々はみんな英語を使えるようになりたいのであれば中学の教科書をみっちりやってください、と言う当然ながらのアドバイスが出てくるわけです。 どういうときのこの表現を使い、どういうときに過去形の表現を使うのか、と言うフィーリング、を感じればどっちの主語をどっちの状況で使うのかは分かってくるわけですね。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
- seegrammar
- ベストアンサー率25% (253/974)
What's the matter? --> 主語は the matter He said what was the matter. --> 主語は what He said what the matter was. --> 主語は the matter.
- Parismadam
- ベストアンサー率65% (2756/4211)
What’s the matter?はSVCの構文です。 The matterが主語Sでisが動詞V、Whatは補語Cになります。 「問題は何ですか?」→「どうしたの?」となるわけです。この時重点はthe matterに置かれていて、「問題発生?それ何?」「重大事件?それ何?」という重点のアンバランスから、主語をthe matterにした方がいいのです。 日本語に意訳すると「何があったの?」というニュアンスでとられることもあるので、「何が」が主語のような錯覚を覚えますが、この文の主格となるのはthe matterなのです。 また、冠詞の観点からもthe matterが主語と言えます。Matterについているtheという定冠詞は、何か既に問題が発生していて、それを受けて「(何があったか知らないが)その問題は何?」と質問しているわけです。 Whatが主語であれば、What’s a matter?と不定冠詞になるはずです。ここでの「問題」は既出のものではなく、「問題というもの」という一般の普通名詞になるからです。 ただ、話し手の意志、使い方によってはWhatが主語、the matterが補語と考えられることも可能です。何か問題が既に提起されていて、話し手が「いったい何が重大だって言うの?」と「何」を強調したいのであれば、Whatが主語と考えてもいいわけです。 ただ、上記のように冠詞の観点から、この文はthe matterが主語になります。
- sanori
- ベストアンサー率48% (5664/11798)
再びお邪魔します。 なんか変ですね。 仮に What が主語で、the matter が補語であるとすれば What's the matter は肯定文であり、 文末に付くのは、クエスチョンマークではなく、ピリオドでよいことになってしまいます。 疑問文であれば、is を文の頭に、 what などの5W1Hを使う疑問文ならば、5W1Hを文の頭に、 それぞれ倒置するするのがお約束なのであって、 倒置をしても、主語が the matter であることに変わりがないはず。 He said で始まる間接話法であれば、 He said what was the matter. ではなくて、 He said what the matter was. ちなみに直接話法であれば、 He said "What's the matter ?". そう習ったんだけどなー・・・
- trgovec
- ベストアンサー率52% (2538/4879)
間接話法にした場合 He said what was the matter. とすることがほとんどなので、what を主語と見なす方が主流なのではないでしょうか。matter を主語とすれば He said what the matter was.(疑問詞+主語+動詞の語順)となるはずです。
- c22360679
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2つの例文で考えてみることにします。 Whether he comes or not is the matter. 主語は「whether he comes or not」で、補語は「the matter」です。 主語の部分を問う疑問文を作ると、 What is the matter? となります。 この疑問文の主語は「what」ですね。 The matter is whether he comes or not. 主語は「the matter」で、補語は「whether he comes or not」です。 補語の部分を問う疑問文を作ると、 What is the matter? となります。 この疑問文の主語は「the matter」ですね。 以上の事例から、質問者さんが挙げられた文の主語は、「what」であるという考え方と、「the matter」であるという考え方の、2通りの解釈ができることになります。
- sanori
- ベストアンサー率48% (5664/11798)
いいえ。 the matter が主語です。 This is a pen. ← this が主語 Is this a pen ? ← やはり this が主語 What is this ? ← やはり this が主語 My name is Bill ← My name が主語 Is your name Bill ? ← your name が主語 What's your name ? ← やはり your name が主語 What's = What is
- himajin100000
- ベストアンサー率54% (1660/3060)
What