- ベストアンサー
遮音シートについて
現在一戸建ての新築を考えていますが、建設予定地が幹線道路沿いでかなりの交通量があり心配しております。道路面は窓を小さくしたり対策を立てているのですが、先日TVで遮音シートなるものを紹介していました。鉄粉を配合したシート状の遮音材なのですが、効果がどのくらいあるかわかりません。実際に使用されている方はいらしゃいますか? 感想でも結構ですので宜しくお願いいたします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
以前、普通の居室をピアノ教室をするために防音工事の依頼があり工事を行った経験があります。 そのときの依頼主のご要望は、ピアノの音が外に漏れてご近所にご迷惑をかけないようにという、室内の音を外に漏らさない、今回のご質問とは逆のことですが共通すると思います。 そのときの遮音仕様は 内壁:石膏ボード12mm+遮音シート+石膏ボード(そのほかに外壁側は通常仕様でグラスウール100mm(寒冷地なので)と外壁材) 窓:通常仕様で高気密断熱プラスチックサッシ(複層ガラス3-6-3)に防音のため内窓用プラスチックサッシ(単板ガラス3mm) 窓の大きさは1700×900の特に小さな窓ではありませんでした。 換気口:カラオケ店用防音換気フード 換気フードは後から追加したのですが、壁などをいくら防音しても換気口のような小さな開口部があると、そこから筒抜けで効果が出ないことを実感しました。 全ての完成後、依頼主のピアノの先生に、特に大きな音の曲をグランドピアノで弾いてもらい、私は窓の外で防音の成果を確認したところ、ラジオやテレビを内容が聞き取れない程度にかなり絞ったくらいの音の大きさ(表現が難しい・・・)で、人の声はかなり大きな叫びでやっとわずかに聞こえるくらいの満足のいく効果でした。 ピアノの音と交通騒音では音の質が違いますが、たぶん同じ性能が出ればかなり軽減できると思います。 遮音シートは隙間無くきちっと施工できれば、その効果は十分にあります。 それよりも仕様について配慮しないといけないのは、窓や換気口などの開口部ですね。
その他の回答 (3)
- takun223
- ベストアンサー率57% (4/7)
幹線道路沿いに建築をする場合、音の問題はかなり気になるところだと思います。 音の原因として考えられるものは、直接的な音は当然ながら、地面を伝わってくる音や振動も大きな問題です。 地面部分も(基礎)もしっかり防音対策をしなければ壁面の防音だけでは、あまり効果は望めないと思います。コストは当然かかりますが、土のう工法や、コロンブス工法も視野に入れたほうがいいと思われます。 私の実家も幹線道路沿いにあり直接的な音より、夜中に猛スピードで走ってくる大型トラックの地鳴りと震動は、まさしく地鳴りを伴った地震かと思ってしまいます、結構慣れるには、時間がかかりますし地面の伝播が多いときには、目が覚めるほどです。 窓に関しては、窓のガタが発生しないように調整してもらい、調整の方法も教えてもらうことが重要です。 機密性の高いものであれば結構音は遮断できます。2重窓にすることも無いと思いますが、防犯シートの挟まったタイプのガラス(セキュア等)で音がかなり遮断できます。(ただし厚めのシートの入った物のでなければ効果はありません) 壁面は、アイシネンのような断熱材であれば防音に関しかなり効果を期待できます。 よくお考えになって、建築業者選定を含みたくさんの情報と可能性を考慮できる業者さんに建築してもらってください。
お礼
ご丁寧な回答ありがとうございます。音は空気中だけでなく、地面も伝わってくるんですね。確かに、予定地に立つと、振動も気になりました。地面の部分の工事はほぼ終わってしまっていますが、建物の窓や壁については施工業者とよく相談してよりよい方法をもう一度検討してみます。
- banky
- ベストアンサー率32% (587/1829)
「サンダムシート」と言う物もありますので参考にしてください。 全国JR新幹線沿線、各飛行場周辺地区、高速道路沿線、幹線道路の沿線などの防音対策工事にも使われている物です。 (建設予定地が幹線道路沿いでかなりの交通量)との事ですが、条件によっては公の補助で防音工事が出来るかも知れませんね。 一度確認されてはいかがでしょうか。
お礼
ご丁寧な回答ありがとうございます。「サンダムシート」これも鉄系充填材を使用した物なんですね。全国JR新幹線沿線、各飛行場周辺地区、高速道路沿線、幹線道路の沿線などの防音対策工事にも使われているなんて効果がありそうですね。施工業者に調べてもらいます。公の補助についても市のほうに確認をしてみようと思います。
- SGR
- ベストアンサー率34% (42/122)
こんにちは。 鉄粉というのは知りませんが、昔、賃貸住宅のあまりの壁の薄さに耐えかねて、ゴムシート状の遮音材(本来は壁の中に入れるもの)を壁に貼って使っていたことがあります。そのときに色々調べたのですが、 ・高音は比較的部材で遮音できるが、低音は難しい。 ・遮音の基本はまず窓から。二重窓などは最低実施する。 ・木造はそもそも構造的に何をしたところで遮音には限界がある。ひどい場合は鉄筋コンクリート造りにするなど、根本的に建て方を工夫する必要がある。 などなど・・・ 音は絶対値じゃなくて本人の感じ方ですからね。線路沿いでも平気な人は平気だし、比較的静かなところでも本人が気になる音であればやかましいと感じるでしょうし。 特に持ち家となれば心配は尽きませんよね・・・ 一般的には音量が変動したり音が出てる時間が一定じゃないものは気になり、その逆は比較的音が大きくてもあまり気にならないみたいですが。これって道路で考えると、交差点は気になって、それ以外はそうでもない・・・のかな?(確信はないです)
お礼
ご丁寧な回答ありがとうございます。そうなんですよね。音は本人の感じ方なんですよね。実際建ててみないと分からないですが、建ててからでは遅いと思うと心配になりました。二重窓はやってみようと思います。
お礼
ご丁寧な回答ありがとうございます。 遮音シート効果がありそうですね。窓や換気扇やコンセント口などの開口部のことは、設計士の方もおしゃられていたのですが、さほど気に留めておりませんでした。 換気フードや窓の仕様などはもう一度よく相談しようと思います。 ありがとうございました。