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看護師さんの技術低下

新人看護師さんの技術が低下しているという記事がありますが、これは原因は何でしょうか? http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070317-00000105-yom-soci 私は介護福祉士で、看護職との連携も多い仕事に就いています。 自分が患者としてお医者さまに罹る時も、看護士さんと接することがありますが、 新人の看護士さんのレベルが低下している理由が分かりません。 ベテランさんは、法的に医療行為を行えない介護職である私たちにとって、 頼もしい存在なのですが、技術が低下していっているのでは、今後心配になってしまいます。

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  • ベストアンサー
  • sin-higun
  • ベストアンサー率21% (11/52)
回答No.3

現場で働いています。 悲しいですが、この記事は本当です。 学生時代に実習はありますが、ほぼ患者さんのお話相手程度の実習です。教育カリキュラムに問題があるのもひとつだと思います。 そんな実習ですから、新卒で入職してきても何にも出来ないのです。もちろんそれはどの業界でも当たり前のことですが、医療現場では新人なので失敗が許されるのか?というとそれはありえません。 そこで、出来ることだけをやらせるという行為につながります。 何もできないスタッフも1と数えての日勤数です。そこへ、技術をほぼマンツーマンで教えていかなければならないのです。 一年かけて、教えても二年目使い物になるスタッフが何人育つか・・・それはまだまだ二年目では無理です。 四年目くらいで、やっとひとり立ちといっても、過言ではないと思います。常にチームで先輩の下、日々経験をつんでいくしかないのです。 ナースになる側の意識の変化もあると思います。 女性が社会に出る、活躍できる現場、だからナースを選んだという人が大変多いです。資格を手にして働きたい・・・自分だけのためです。 患者さんのためになりたくて・・・なんていう言葉は一昔前ということです。 そして、ちょっと前までは専門卒が主だったナースが今や、大卒が主になりつつあります。頭ばかりが育って入職してくるため、プライドが邪魔している様子をよく見かけます。 うんちくを並べるとすばらしいことを述べるのです。が、先輩に相談したり、技術を盗んだりという行為が出来ないのです。 それが今の若い子といってしまえばそうなのかも知れませんが・・・先が思いやられます。 さらに、国の政策で医療費値下げに伴い、7対1看護が開始されました。それにより、とにかく何年目だろうがナースの数が欲しいわけです。せっかく入職してくれたナースですから病院にとっては宝です。 辞めて欲しくないのです、当然、顔色を見ながらの指導になるわけです。退職者が多くでる部署は上から叩かれますので、上司も辛い立場でしょう・・・そこへ現場の私たちは昔なら「きつい一言」が出たような場面でも、新人の顔色をうかがうような指導にとどまります。 そんな現場の繰り返しで、鍛え上げられたスタッフが生まれる要素がなくなっているのです。 言いたくありませんし、もちろん全員ではありませんが、ナースに限らず「今の若い子は・・・」の一言に尽きるのではないでしょうか? かゆいところに手が届くナースを発見したら、名前で指名するしかないでしょう。もしくは、酷いなぁと感じるナースが居たら、きっぱり拒否すると良いと思います。

platina-angel
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 そういう実情なのですね。 介護職でも、研修で入る方々は(特に40代以降の方々)、ボランティア的な意識が強くて、 困ることもあるのですが、看護職では技術が低くては命に関わりますから、たいへんですよね。 法律の面でも、介護だけでなく看護職の方も厳しいことになっているのですね。 詳しく、納得のいくご説明、本当にありがとうございました!!

その他の回答 (4)

回答No.5

こんばんわ★私は看護大学3回生です。 私は学生の立場から意見を言わせていただきたいと思います。 ついこの前も友達と話していたのですが、3年間も大学に通って勉強してるけど、何も得てない気がするんですww 特に実技。洗髪、注射、体位変換・・・2年生のときに一度授業でやって、試験があったきりで。正直いまやってみてといわれてもできません。。3回生の段階でこの状態です。 もう現場で実技を教えていただくしかありません!!>< (そのせいで現場の看護師さんにはたいへんご迷惑おかけしてると思いますが。。) でも少し言い訳をさせてください。 看護は歴史がとても浅いですが、最近はだんだん看護の分野も研究が進んできて、勉強することが増えてきているという事実はあると思います。 私は実技ができてもしっかり理論を勉強していなければ、看護師として成長していけないと思います。 私が実習に行った時、看護師さんが話してくれました。 「理論を勉強していれば、理論を応用して看護計画を立てていくから看護師として伸びていく」と。 実技を学ぶ時間が減ってしまって、現場の看護師さんにたいへんご迷惑をおかけしているという事実はありますが、長い目でみると、よい結果を生むのでは?と個人的には思っています。 今後に期待したいものですww ご心配なさらなくても大丈夫だと思います♪

platina-angel
質問者

お礼

何だか大変なのですね。 記事には詳しい理由は載っていませんでしたので、どういうことかと思っていたのですが、よく分かりました。 介護の方は、また4月から色々厳しくなるようで、在宅のお年寄りも大変です。(特に日中独居の方々) 詳しいご説明、ありがとうございました! 今後も頑張ってくださいね。応援しています。

回答No.4

記事を読んで「あら、うちに実習に来る学生さんは採血も注射もしない(できない)けど例外かしら」と思って調べてみました。 昔は臨床実習で採血していたようですが、今はやはり出来ないようですね。ということは学校を卒業して資格を取るまでは、学生同士お互いの腕に刺し合っての練習しかできないわけです。 こういう事情もあるのでは。 それと#3さんのご回答は、まさにその通りだと思います。 昔は医師と看護師で医療の幅広い分野をカバーできていたのが、今は細分化その代わり複雑化・高度化していると感じます。中でも看護師はコメディカルの中で最も幅広い分野を担当しなければならないので、教育も今のままのカリキュラムでは追いつかないのかもしれません。 だとしてもミスは許されないわけですし、出来ない人のせいにして終わらすのではなく何らかの対策を考えるべきですかね。

platina-angel
質問者

お礼

大学在学中に看護士さんから、「介護ではなく、大卒後に看護師になるため学校に行ってはどうか」 と言っていただいたのですが、やめました。(大変そうなので・・・) 中々現場も過酷なようですが、学生さんのうちからある意味大変そうですね。 実際のご経験に基づいたアドバイスをありがとうございました。

  • myeyesonly
  • ベストアンサー率36% (3818/10368)
回答No.2

こんにちは。 私は前の方とは違う見方をしています。 現在の医療は電子機器の大量導入や医療技術の進歩、分野の細分化によって、勉強すべき内容はものすごく増えています。 それに対して履修期間はずっと昔から一緒ですので、それぞれの内容にかける時間は少なくならざるをえません。 10年前の看護学校で教えてる内容と今の学校の学習量では倍以上の違いがあるはずです。 看護技術の基本はそうそう変わるわけではないので、新しい内容は技術の進歩とともに増えていく一方で、医療技術者の資格は法的にも保健婦助産婦看護婦法の業務独占解除という形を貫いているので、看護職はあらゆる診療の補助行為ができる万能職種となっています。 もう詰め込み教育も限界に来て、質が下がらざるを得ない状況になっていると思います。 これ以上は、看護職の中をさらに専門化して分けるか、履修年限をもっと増やすしかないでしょう。

platina-angel
質問者

お礼

複雑になっている割には時間が限られているというのは、すごく不利ですよね。 看護職はある程度経験もあるかもしれませんが、最低限の技術がありませんと、 現場で失敗した時に、介護職のように「ごめんなさい」では済まないように思います。 (介護職も失敗してはいけないのですが、普通、命を預かることは介護職ではありませんので。) 専門化というのは、今後介護職でもありえることですが、看護職でも医師でも、 必要なことかもしれませんね。 どうもありがとうございました。

回答No.1

やはり最近は医療訴訟などの問題もあり、デメリットばかりを考えてしまって 結果、何事にもチャレンジしていこうという気持ちが弱まってきているのではないでしょうか? もしくは単に不器用な人が増えただけかもしれません。 医療行為というのは人対人なのですが、今の若い人は根本的に他人に対するコミュニケーションがうまいとは言えず そういうこともあり、患者さんに対して恐怖心に近いものを抱きつつあるかもしれませんね。 しかしながら、この問題は練習を重ねて解決するしかないですから、 あまり気負うことなくがんばってほしいですよね。

platina-angel
質問者

お礼

早速のご回答、どうもありがとうございました。 コミュニケーションを取ることの難しさは確かにあると思います。

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