- 締切済み
契約書の記載内容と現状が違う
今住んでいる物件についてお聞きしたいことがあります。 住み始める前、不動産屋さんから「鉄筋なので音も響かずしっかりしていますよ」との説明を受けました。そのことを信じ、住み始めましたが、隣の物音がかなり響き、電話の内容などがそのまま聞こえてくる状態で、私は今住んでいるところで電話もできない状態です。夜、いびきもかなり響いてきます。住み始めてから半年が経つ頃には、眠剤が時々必要となってきました。 管理会社に問い合わせると、同じようなクレームが他にもあるとのことでした。 最近、新たな物件を探し始めました。そこで分かったことなのですが、今住んでいるところは鉄筋コンクリートではなくALC造とのことです。しかし重要事項説明書でも契約書にも建物の構造は「鉄筋コンクリート」となっています。 管理会社に問い合わせた時には、退去時に差し引かれるお金のうちいくらかを返してくださるお返事をいただいたのですが、その後のやり取りで、やはりお金は返さないなどと話しが一転した状態です。 上記のような場合、借り手は何もできないのでしょうか。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
- bouhan_kun
- ベストアンサー率19% (1032/5208)
この手の相談は多いのですが、まず1の方が言うように、音の受忍限度は個人差があるので、他人が良いと言っても、現認しないうちに決めるのはそもそも間違いです。 また、物件構造による違いは大まかにありますが、それも同じ鉄筋コンクリートであっても、スラブ厚や部屋配置などで千差万別ですから、RCは大丈夫というう話を信用するのが、そもそもの間違いです。 また、受忍限度が異なるかどうかに係らず、不動産営業マンがこう言ったから信じた、しかしトラぶったという話は枚挙にとどまりませんから、そもそもそのような営業マンの話を、しかも口頭のみで信じるのは間違いです。 もし突くとしたら、物件選定にあたって音を最重要視したこと、それを確かに伝え、相手が聞いたことを確認します。そのうえで、明らかに一般物件より音の響きが多いという第三者の証明をとり、そもそも虚偽説名による錯誤の契約であると主張するしかないでしょう。ただし、一般には厳しいと思います。
まず音の問題は、個人の感覚によることが多いので、個人の感覚だけをもとに話をしても、基本的に自己都合による退去になりますので、敷金以外のお金は返ってこないと考えておいた方がよいです。 次に建物の構造内装・仕上げは、未完成物件の場合宅建業法第35条の重要説明事項ですが、完成物件の場合現状を確認できますので説明事項にはなっていません。 一方、建物の構造は未完・完成を問わず宅建業法第37条書面(いわゆる契約書)には記載事項となっています。この点記載ミスがあれば、仲介業者や貸し主の責任を問うことができます。 しかし、建物の構造の表示の方法ですが、ALC造というのは主要構造物である柱と梁には使用されていません。通常床や壁だけに採用されるものです。 ALCを用いる主要構造物は、鉄骨造のことが多いですが、鉄筋コンクリート造の場合もあります。この中間の鉄骨鉄筋コンクリート造の場合もあるもしれません。 つまり、契約書や重要事項説明に記載されている主要構造物の表示方法からすると、ALC造という表示はなく、上記のいずれかになると思いますので、柱梁・鉄筋コンクリート造、壁・ALC造となっているのなら、鉄筋コンクリート造と記載されていると必ずしも記載ミスとは言えないと思います(これが主要構造が鉄骨だったら記載ミスですが)。 ただし、契約時点で未完成物件なら、仕上げ・内装も説明事項ですので、ALC壁であることは説明しなければならなかったと思いますが、質問文からすると、未完成物件ではないようですので、重要事項説明に記載がされていないことも問題なさそうです。 上記のような状況ですので、自己都合として扱われる可能性が高く、敷金以外のお金を返金してもらうのはかなり難しいと思います。 あとは、 1)原状回復費を不当に請求されないようにチェックし、敷金をきっちり取り戻す。 2)口答で行われたので、証明が難しいですが、上記誤解を与える説明をした責任を仲介業者に問う。但しこれは大家の責任ではないでしょうから、大家に対しては使えない主張です。 消費者生活センターに相談してみてください。 >不動産屋さんから「鉄筋なので音も響かずしっかりしていますよ」との説明を受けました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 契約内容にのっとって退去をし、今後、気をつけていきたいと思います。
- zorro
- ベストアンサー率25% (12261/49027)
重要事項に当たると考えます。事前説明がなかったとすれば問題大有りです。損害賠償を請求できます。 http://www.shinenet.ne.jp/~kikuchi/q-a/hudousantorihiki/jyuuyoujikou.htm
お礼
ご回答ありがとうございます。 皆さんからいただいた回答を拝見しておりましたら、打つ手はほとんどないように思えました。今後、気をつけていきたいと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 当初の契約のルールにのっとって退去の手続きをしていくしかないと分かりました。 ありがとうございました。