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生化学者ならば、科学全般の解説をする資格があるでしょうか

アイザック・アシモフというアメリカの生化学者は、科学のほとんど全般の分野について、解説文や解説書を書いたと聞きましたが、 それは、「生化学者」だから、科学全般の解説が出来るのでしょうか? もし物理学者が、生物学とか天文学とか自分の専門外の分野について解説書を書いたら、「物理学者のくせに・・・」とか批判されるかも知れませんが、 「生化学者」ならば、物理学や天文学やその他科学全般について解説する資格があると思われるのでしょうか。

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  • ベストアンサー
  • neko_noko
  • ベストアンサー率45% (146/319)
回答No.1

「生化学者」だから科学全般の解説できたわけではないはずです。 「アイザック・アシモフ」だからこそできたのでしょう。 物理学者であれ生化学者であれ、個人の能力を抜きにして専門外のことを語る資格があるないと言うのは無理がある気がします。 どの分野であれ、学者の能力はピンキリですし、 幅広い学問に関する知識と、洞察力がある学者がいて、それが生化学者だったのだろうと思います。

tanzaak
質問者

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ご回答をどうもありがとうございました。 大変参考になりました。

その他の回答 (8)

  • TTOS
  • ベストアンサー率40% (209/510)
回答No.9

ガモフは物理学者でしたが生物学などの解説書も書きました。 ビッグバン宇宙論の先駆けであり,同時にトリプレット説を予言しました(結果的には微妙に違いがありましたけど)。ガモフが批判されたという話は聞いた事がありません。

tanzaak
質問者

お礼

ご回答をどうもありがとう御座いました。 「生命の国のトムキンス」などが確かにありましたね。 大変参考になるご指摘でした。

  • seiri3
  • ベストアンサー率34% (46/133)
回答No.8

科学全般の解説書を書けるのはアシモフの個人的な知識と能力であって現在やっている職業とは関係ないと思います。 アシモフは生化学だけでなく生涯にわたっていろいろな分野の科学を勉強したんでしょう。 人間の脳の能力はきわめて大きく、全ての分野の学問を入れてもまだまだ入ると思います。 ただ、残念ながら全てを学ぶだけの時間はありませんが。

tanzaak
質問者

お礼

ご回答をありがとう御座います。 人間の脳の能力は人によって大きく違うように思えます。 アシモフがやったように、数百冊の本を書くのは、普通の人の脳では難しいと思います。 大変参考になりました。

  • moritan2
  • ベストアンサー率25% (168/670)
回答No.7

非常に不思議な質問ですね。なにかの分野の解説をするのに必要なものはその分野についての深い知識があるかどうかであって、生化学者であるかどうかなど関係ないです。自明の事だと思うのですが。

tanzaak
質問者

お礼

ご回答していただき、ありがとう御座いました。 寺田寅彦は科学について多くの随筆を書いていますが、ある時、自分の専門(物理学)以外のテーマの随筆を書いたら、「物理学者のくせに・・・」という批判を受けたそうです。 そういう批判をした人は、知識があれば何を書こうと肩書きには関係ないというのを「自明の事」と思わなかったんですね。 もちろん、そういう人は無視すれば良いんでしょうけれども。 大変参考になりました。

  • Scull
  • ベストアンサー率26% (248/951)
回答No.6

「アイザック・アシモフという生化学者」この認識自体が誤りでしょうね。アシモフの最も有名な肩書きは「SF作家」です。銀河帝国シリーズ、ロボットシリーズ等。近年も"I Robot."が映画化されたほどです。また、著作に基づく「ロボット工学三原則」も、ロボット製作を志すものならおそらく知らない人はいないでしょう。 彼が科学全般について解説を行い得たのは、肩書きによるものではないのですよ。そもそも、科学全般に深い造詣があり、著作を物するほどの知識、理解があったからです。 日本で「SF作家」と言えばほとんど「馬鹿馬鹿しい話を駄々漏れさせている」程度の認識でしょう。ですが、世界的には「SFによって科学が進歩してきた」事の方が多いのです。 「月世界旅行」に基づき、月ロケットを作り。 「海底二万マイル」に基づき原子力潜水艦を作り。 「宇宙の戦士」では装甲戦闘服、「夏への扉」ではCAD。「ニューロマンサー」では広大なネットワーク空間(インターネット)。様々な「サイボーグ」。ロボット、携帯電話、テレビ電話等々・・・。 「科学で夢を見る物のみが、科学を進歩させうる」のです。科学で夢を見ることを嗤う日本で、科学が進歩しないのは当然です。

tanzaak
質問者

お礼

ご回答していただき、ありがとう御座いました。 アシモフの本に書いてあったことですが、アスモフは「一流の科学者は全て、少年時代にSFの読者だった。」と言っています。 ですから、ある子供が将来科学者になる可能性を判断するのは、その子がSFを読んでいるかどうかを見ればよい、とアシモフは主張しています。 いかにも、SF作家らしい主張ですね。 大変参考になるご回答でした。

  • NAZ0001
  • ベストアンサー率29% (508/1743)
回答No.5

科学とは、物事を体系化するその「過程」を指します(よく誤解されますが、「成果」ではありません)。 つまり、物事に対する接し方については、科学者なら分野問わず同じです。能力があるのなら、他の分野を理解するのは、さほど難しいことではありません。問題は時間だけ。

tanzaak
質問者

お礼

ご回答をありがとう御座いました。 大変参考になるご指摘でした。

  • a-saitoh
  • ベストアンサー率30% (524/1722)
回答No.4

アシモフは,生化学で博士号を取った人だというだけで,生化学者ではないですよ. 学位を取った時点(20代だとおもいます)では「生化学はよく知っているけど他の分野は詳しくない」人だったかも知れません. そのあと,科学全般を勉強したとすれば,後には科学全般について記事を書いてしかるべき知識を持った人になっていたとして不思議はありません. 個人的には,解説書なんか書かずにSFと推理小説に専念していて欲しかったですが. 世の中には文学部以外(工学部とか)を卒業して小説家になっているひとなんてたくさんいます.そういう人に対してあなたは「工学者なのに小説を書く資格があるのでしょうか?」と疑念を持ちますか?

tanzaak
質問者

お礼

ご回答をありがとうございます。 アシモフが博士号をとったのは28歳のときですね。 「アシモフ自伝」を読むと、大学院生のときに軍隊に一時行っていたので大変だったようですね(ちょうど第2次大戦のときでした。) SFと推理小説に専念していたら、本を何百冊も書けなかったんじゃないかと思います。 「アシモフ自伝」を読むと、科学の解説を書きはじめたときには、自分の専門外の解説を書いて、それを専門にしている大学の同僚に批判めいたことを言われた話ものっていましたが、科学解説者として名声を確立したらそういう批判は受けなくなったのでしょうね。 大変参考になりました。

  • qweras
  • ベストアンサー率17% (35/200)
回答No.3

アシモフはものすごい記憶力があったそうです。 殆ど“忘却障害”といえるほどだったと聞きました(忘れるのが苦手ということです。) ですから、科学全般についてだけでなく、歴史などについても膨大な知識を持っているので、解説書を書くネタに困らなかったのでしょう。 そのため、科学全般の解説書が書けたのでしょう。

tanzaak
質問者

お礼

ご回答をありがとうございました。 たしかに、歴史や聖書などについても、たいへん詳しかったようですね。 参考になりました。

  • isoyujin
  • ベストアンサー率21% (145/662)
回答No.2

あなたはアシモフの本を読んだのでしょうか? 私の持っているアシモフのイメージは生化学者というよりは天才科学者です。 アシモフの業績はアシモフに許されたものであって、彼が元来生化学者がどうかは関係ないかと思います。 貴方にできることは自分の目で彼の本を読み、判断すべきことでは無いでしょうか? ある分野の科学者が他の分野に進出する事や科学一般を論じる事は別に珍しいことではないと思います。

tanzaak
質問者

お礼

ご回答をどうもありがとう御座いました。 大変参考になりました。 私が読んだアシモフの本は以下の通りです。     ハヤカワ文庫の「アシモフの科学エッセイシリーズ」第1巻~第14巻     (第15巻「宇宙の秘密」だけは絶版で手に入りませんでした。)  「アイザック・アシモフの科学と発見の年表」  「誤りの相対性」  「アシモフ博士の極地論」  「アシモフ博士のQ&A100」  「アジモフ博士の地球の誕生」  「アジモフ博士の宇宙の誕生」  「変わる」  「アジモフ博士の輝け太陽」  「Dr.アシモフのSFおしゃべりジャーナル」  「アシモフ博士の世界」  「アジモフ博士の地球・惑星・宇宙」  「アジモフ博士の極大の世界・極小の世界」  「輝けクェーサー」  「アジモフ博士の新地球論」  「アジモフ博士の極地論」  「アシモフ自伝」(全4巻)  「アシモフの雑学コレクション」  「フロンティアーズ 「宇宙」謎の収集」  「アシモフの科学者伝」  「続・科学の壁を破った人たち」  「アシモフのうそみたいなほんとの話」 SFもたくさん読みましたが、ここでは関係ないので挙げません。 日本語に訳されていないものを含めると、アシモフの著作は何百冊もあるので、このくらいしか読んでいなければアシモフを理解したことにはならないかも知れませんね。

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