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細胞診のプレパラート上で抗体抗原反応をさせて蛍光発光させたいのですがうまくいきません。
現在、細胞を凍結スライスなどでスライドグラスに固定するのではなく、細胞をホモジナイザーなどで軽く潰して、トリプシンでバラバラにして、スライドグラスに固定させて、抗体抗原反応を行おうとしております。 しかし、スライドグラスにタンパク質固定用のSIGMAのポリプレップを使っておりますが、ぜんぜん張り付きません・・・ しかも、PBS中の細胞をスライドグラスに載せて、風乾させている最中に顕微鏡で見ていると、乾いてしまうと格子状の模様がでてしまって(肉眼で白く乾いた状態)、全然ダメです。 そこで、完全に乾いてしまう前に、グルタルアルデヒド固定を行ってみましたが、うまくいきません。 細胞をバラバラ状態で、スライドグラスに固定させるコツというのはあるのでしょうか?ご教授よろしくお願いいたします。
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お礼
ご教授ありがとうございました。 あれからいろいろ検討した結果、下記のことがわかりました。 ・切片が薄ければ薄いほど、コントロールの蛍光が抑えられる。 ・プライマリーカルチャー>株細胞のような蛍光発光傾向がある。 ・IR域で撮影する。 ・スライドグラスのコートをいろいろ試す。 ・蛍光を700nm領域の物に変える。 特に、プライマリーカルチャー>株細胞の関係が大きいようで、自分のサンプルは、ほんとうに稀に見るほど自家蛍光が強いということでした。
補足
いつもご教授ありがとうございます、Fiorina様。 今使っている細胞は、アサリの外套膜を単純に潰しておりまして、まだ完全にバラバラになっていない状態では、スライドに付くのですが、バラバラにするとスライドに付かない状態です。 スライドチャンバーで培養してからやる方法も検討してみようと思います。細胞をばらばらにした状態でマイクロ遠心チューブ内で固定して染色操作というのもやってみようと思います。 もう一つの問題点なのですが、塊りの細胞を載せた場合に、コントロールもサンプルも蛍光発色をしてしまって、差が出ないのです。コントロールの細胞が、ほんのり光ってしまっていて、サンプルも同じ光方をしています。 このような問題に当たったことはありますでしょうか?初心者質問で申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。