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戒名と俗名
古い位牌に書かれている戒名の主を判断するには? 一つの位牌に二人の戒名が記載されています。 裏に二人の女性名と没年が記載されています。 この場合の俗名は、二つの位牌を便宜上一つにしたと考えて、真後ろに書かれている人と判断していいのでしょうか。 今風ならば、男性ならば俗名から1字を取ったり、ゆかりの字を入れたりしますが、昔の女性で「かな名」「カタカナ名」のため入れようがなかった?のかで分かりません。
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こんばんは。。 仏事関連の業者で働いています。お位牌も扱いますが、とくに古いお戒名の場合、裏表の書式(?)は一定しないですね。 お寺さんにお尋ねするのが最も無難かつ早道だとは思うのですが・・・そうでなければ、はっきり断定しては言えないです。 表と裏の関係ですが、真後ろの場合と、表の左右と裏の左右で対応させている場合との2パターン、どちらもあります。 自分の知る限りの話しですが、現在では、表の左右を裏の左右で刻む(表の右側の方は裏の右側)が多いと思います。(扱っているお位牌はとくに指定がない限りそういうふうに発注してます。) 古いお位牌も、どちらかというとそういう書式を多く見受けるのですが、表の後ろ側に対応させて没年月日・俗名を刻む場合も結構あります。 没年月日の上に、お戒名の一部を刻んで識別できるようにしている場合もありますが、それもない場合は、お位牌だけからどちらかを完全に判別することは困難ですね・・・ 俗名からお戒名の文字を取るかどうかも、お寺さんによってまちまちで、世間一般に言われるほど、必ず入るというものでもないです。 お戒名と没年月日・俗名がわかっているのですから、お寺さんにお尋ねになればすぐわかると思いますけど・・・ 事情などで、お寺さんにお尋ねすることができない状況で、没年が明治期以降であれば、役所で戸籍取ってきて調べるという手もあります。 ご参考になればよいのですが。では。
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> 一つの位牌に二人の戒名が記載されています。 父方、母方とも、祖父母の位牌がそのような形になっています。 家の仏壇にある父方の祖父母の位牌は、戒名の真裏(?)に俗名・没年月日が書かれています。 ですが、母の実家にある母方の祖父母の位牌は逆で、表の戒名が右ならば裏の俗名も右という、真裏ではないパターンです。 男女ですから戒名の区別もつきますし、私自身、祖父・祖母の戒名を「認識」していますから間違えようがありません。 4年前に父方の祖母が亡くなり(祖父が亡くなったのは30年ほど前)、父方の祖父母の位牌は、この時に作り直しました。 なお、我が家と母の実家は、自転車で10分かからない距離にあり、いずれも仏教ですが、宗派が違います。 位牌を作った仏壇・仏具屋さんも別のところです。 正に#2さんの仰るとおり「どちらもあり」を実体験しています。 > 昔の女性で「かな名」「カタカナ名」のため入れようがなかった?のかで分かりません。 俗名に関連させるとは限りませんよ。 これまた実際の話ですが…。 漢字名(○子)だった私の母(6年前に62歳で亡くなりました)も、俗名と戒名に接点はまったくなく、○の字は使われていませんし、○を音読みしたり訓読みした場合の1文字すら使われていません。 「かな名」だった父方の祖母(△□)、伯母(□◎子)の戒名にも、△□や□◎を想定する漢字も音も入っていません。 我が家の檀那寺は「お隣さん」なんですが、母、祖母、伯母の戒名とも「メチャクチャきれい」な「名前」なんです。自慢したいくらい。 戒名を付けてくださった当代の住職に、どうしてその「名前」にされたのか尋ねたら「よく知っている人なので、当人の雰囲気からイメージした。」と仰っていました。 祖母は享年99歳でしたので「どうしても『白』の字を入れたかった。」とのこと。 俗名から「誰の」(自分にとってどういう関係にある方の)お位牌かは 分かりますか? 古いお位牌ですと、その人が「誰」なのかも分からない場合もありますよね。 我が家のような戒名の付けられ方もありますので、「誰」とその人の人となりなどが分かっていれば、その様なところからも判断できることもあるか…とも思いました。 あと、お墓の方に戒名と享年が彫られていたりすれば、それらと照合することによって、「誰」が特定できるかもしれませんが、お位牌だけでは判断できないと思いますので、檀那寺さんが分かるのでしたら、そちらにお尋ねするのが一番だと思います。 また、お位牌は、血縁の方にだとは思いますが、ごく稀に姻族の方のお位牌を一緒にまつられている場合もあるようなので…。 なお、ご質問者さまはご存知かもしれませんが、「釈」や「釈尼」の文字を法名の前に入れるのは浄土真宗で、浄土宗ではありません(我が家は浄土宗)。 檀那寺さんが分からなくても、宗派によって戒名の構成が違ったりしますので、そこからまず檀那寺を探す-という方法も考えられますね。
お礼
ありがとうございます。 決まった約束事はないのですね。 裏に書かれた俗名者の上下?が分かれば、その上の人が表の右に書かれる公算が強いと推測されます。 何とか分かりそうな人を探し出したいと思っています。
- toro321
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仲の良かった方々だったのでしょうね。 よく夫婦では同じ位牌に並べて彫ることが多いです。 裏のお二方の戒名でしょう。 戒名の最初一字がそのひとにちなんだ漢字になってるはずです。 (浄土宗の釈○○を除く) 「たえ」だと、たの漢字が当てられてませんか?
お礼
二人とも○○妙光信女です。日蓮宗ではないでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 極近い関係者が没してしまい、その上戦災で縁者がバラバラになって、寺が何処なのかも分かりません。 でも何とか知っていると思われる人を探し出し糸口を見つけたいと思っています。