あらためて,fugofugofuさんに質問します。
1.「地学を学びたい」ということですが,それは
(1) 一般教養として地学を選択できればいいのか,それとも
(2) 地学を専攻する学科に入学したいのか。
どちらでしょうか。
2.高校で「地学」と呼ばれる分野は,大学ではさらに細かく分かれるのが多いのですが,
(1) 高校の地学に含まれる「天文学」「気象学」「海洋学」「地質学」「鉱物学」などを,広く学びたいのか,それとも
(2) そのうち特に1つ2つを専門的に深く学びたいのか。また,もし後者なら,その分野は何でしょうか。
通学制の大学ですと,教員養成系の大学や学部では2.の(1)が多く,理学部では(2)が多いと思います。
ちなみに,「自信あり」の回答者が法政の地理学科を一発回答していますが,これは1番でいうと(1)と(2)の中間といえるでしょう。
ただし,2.に関して言うと,地学と呼ばれる分野のうちのごく一部分しか学ぶことができません。
前の回答では控えめに書きましたが,こういう回答が来ていますので,今回はハッキリ書きましょう。
もし,「地学の分野のうちで,自然地理学と重なる分野」だけを学びたいのであれば,それも一つの選択肢です。
具体的には,「地形学」「火山灰編年学」「気候学」などを中心として,その周辺の分野ということになるでしょうか。
しかし,それ以外の分野に関心があるのであれば,失望する結果になる可能性が高いと思います。
時々こういう人がいるのですが……まさか,地理と地学を取り違えているなんていうことはないでしょうね?(質問者さんも,No.1さんも)