相手に非があっても返品送料はこちら持ち？

質問

先日洋服（子供のズボン）を落札しました。（ヤフオク）出品時のコメントは
・大切に使っておりましたので大変綺麗ですが、あくまでＵＳＥＤのためＮＣ・ＮＲでお願いします。
・感じ方には個人差がある
との記載がありました。商品が到着してみると、決して「大変綺麗」とはいえません。その理由として
(1)ブランドロゴのラメ（スパンコール）が２つ取れている。
(2)５００円玉大の茶色のシミあり
(3)畳んでしまっておく間に日に焼けたのか一本線のように変色あり
(4)ウエストアジャスターがとれている
到着してすぐに返品要求のメールをしました。返事が返ってきて
・今まで一度もトラブルはなかった
・「感じ方には個人差があるので神経質な方の入札はご遠慮ください」
と記載があったはず
・本来はＮＣ・ＮＲ
だが、今回は誠意を持って対応させていただくとのことでした。ですが
「誠意を持って対応させていただく」と書いてあるのに送料は当方負担とのことで、どうゆうこと？と思ってしまいました。
なんだかその文面から私がイチャモンをつけているというふうに感じました。確認のために、
・個人差があるというのは分かります。ですがこの難は見落としですか？それとも知っていながらも「大変綺麗」との判断でしょうか？
と質問しました。その返事は「もちろん当方（出品者）の見落としです」とのことでした。このような場合でも送料は私（落札者）持ちなのでしょうか？
不安になったので返金金額を教えてくださいと言ったら、返事が折半にしましょうに変わっており、具体的な金額は全然折半でなく私のほうが多いのです。折半ではなく全額出品者に請求できないものでしょうか？
客観的な意見をお願いします。（厳しい回答でも良いので、通常このような場合どうなるか知りたいです）

回答No.3

moon_sky_tokyo · ベストアンサー

まず、ノークレーム・ノーリターン特約の有効性については、隠れた部分の欠陥についての責任（瑕疵担保責任：民法570条）から逃れられるものにしか過ぎません。
それ以外の部分で出品者に非がある場合は、この規定は落札者側が一方的に不利益になりますので、公序良俗（民法90条）に反し無効（つまり何も記載していないのと同じ）になります。

この点、今回の商品の場合は明らかに出品説明と異なっていると言えるでしょう。
また、出品者が「見落とし」と認めてもいます。
見落とした部分は外見から容易に確認できますので、瑕疵担保責任とはならず出品者に非があるのは明らかです。

したがって、この場合は出品者が損害（返送料を含む）の賠償をする必要があり、この商品では目的が達成できない場合は返品にも応じなくてはなりません。

以上は、法律上の結論ですが、まさか弁護士を立てて裁判するわけにも行かないでしょうから、現実的な方法を考えなくてはなりません。
（裁判費用のほうが高額と予想されるため）
この点、出品者が断固拒絶してくる場合はかなり困難が伴うと思います。
まずは、このような結論になる事をやわらかく伝えてみてください。
あとはあなたの交渉テクニックしだいです。

お礼

とても分かりやすい説明ありがとうございました。
全額負担に応じられないようであれば、この文面を引用させていただき、出品者と交渉したいと思います。
見落としでしたら私も柔軟に対応するつもりでしたが、この難すべて見落としたとは考えられないのです。報復評価を恐れて泣き寝入りする人も多いと思うので（何万とかいう高額なものではないですし）、高値で売り抜くための確信犯だとしか思えません。
もうひとつ落札したのですが、これも記名があったり、ブランドロゴがかなりひび割れていました。（これについても、記名ありとかひび割れについての記載もありませんでしたが大変綺麗などと記載がなかったので自己責任でもやむを得ないなかあと思っています。）
写真を撮るのが上手で？難のところが写らないようにうまく？撮られていました。その上記載もないので悪質です。
私も出品しておりますが、難ありでしたらその部分の写真は撮りますし、コメントも必ず記載しますので、このうな方がおられることに驚きです。

回答No.4

pott64

この場合は、民法95条の錯誤です。商品説明が十分になされていないためにこのようなことが生じたのですから。

問題は、あなたがどう考えるのかです。民事トラブル全般に言えることですが・・。
１．購入費用のあくまでも金銭的救済（物理的給付）を求めるのか
２．金額にかかわらず、感情論として相手方の謝罪を求める。

２であれば、納得できるとこまでやればいいですが、当然購入費用以上の経費をかけることとなります。
1であるならば、おそらく購入費用は安価でしょう。ですので適当なところで手を打つとなるでしょう。そもそもオークションというものは相手のいかんにかかわらず当然リスクがあることはある程度しょうがない部分があると思います。これが現実的な解決方法でしょう。

もし購入費用がもう少し高い程度の金額の話ならば、内容証明ということも考えれれます。この場合は、内容証明郵便の郵送料を自己負担するわけですが（作成の労力も・・）。

内容証明は、誤解が多いようですが、あくまでも法的な拘束性を持つものではありません。これば弁護士が出しても同じです。相手方の出方を窺うテクニックや相手方に心裡を強制させる、または意思の伝達行為等を第三者機関である郵便局を介在させて証明するために送るのです。

このような場合に内容証明を送付することは一番の目的はまずは相手方への心裡強制でしょう。相手が裁判するかもしれない・・と不安感を持たせこちらの主張を通させるわけです。ですので、実務上も文章は「通告書」とか「貴殿は・・」はといった感じで硬い文章で、東京や大阪ならば高裁の郵便局で出すわけです。（普通の配達局と違い、内容証明用の専用窓口も午後なんて大変込み合うですが・・）余談でスイマセン。

それにも応じないとなると、相手方は訴訟になってもいいよとは言いませんが、こちら側が法的手段に出るかもしれないとなるわけです。貸した金なら支払督促、こうしたケースならば少額民事や民事調停から始まるでしょう・・。ここまでならば自分で申立をおこそうと思えばできるでしょう。（民事調停ならば裁判所に相手方が出てこないと終わりです、するとこんどは民事訴訟となります。まあ過料を課す特別送達もありますが・・）。

結論です。全額を相手方に請求は可能です。しかしながら、あなたがどこまで費用（当然時間的な労力も）対効果を考えてどこまで行うのか、その辺の判断を良く考えて、相手とどのあたりで話をまとめるのか。それによって結果は異なります。相手からお金を全額も戻せたがそれ以上の経費がかかったというのでは上記２の感情論と同じことなんですよね。余談ですが、近隣訴訟の場合は多くは感情論です。訴えられた方はたまらないですよね！

回答No.2

times3

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/06/04/3366.html
商品に庇護がある場合はNCNRは通用しませんので、法的な措置を取らせていただきますが？と通告します。

まずは内容証明郵便を送らせていただきますので、住所は○○で間違い無いですよね？と伝えます。

落札金額、送金手数料、送料を合わせた金額を指定の口座に振り込んでいただければ早急に着払いで送ります、と。

法的手段を取りますと脅す？のはよくある手ですが実際には、ほとんどの方がしません、簡易裁判も簡単にできますので、相手がゴネるようでしたら電話してから即効で行動に移しますね。

泣き寝入りしちゃダメです、相手に非が有る限り強気で行きましょう(^_^)v

お礼

回答ありがとうございます。
納得いかない結果となりましたらアドヴァイスいただいたように対応させていただきたいと思います。
１つ２つの見落としであれば私も目をつむります。ですがこの見落としの中にはパッと見すぐ分かるものもあるのです。確信犯としか思えません。おまけに返事が自分は悪くないみたいな文面でしたので余計に腹が立ちます。
送料計算もうっかりミスなのか、すっとぼけて低い返金金額を言ってきているのかよく分かりません。
泣き寝入りはしたくないのでねばり強く交渉したいと思います。

回答No.1

naokun1976

金額にもよるでしょうが・・・

報復覚悟でマイナス評価という手もあります。
報復は怖いですが、
(1)今後の落札者の参考になる。
(2)マイナス評価撤回のため、相手がこちらの意向(全額返金＋送料相手持ち)に応じる可能性がある。

まずは、「このままでは非常に悪い評価を付けざる負えません」とメールしてみるのも良いかもしれません。

法的には詳しくないですが、
　今回の場合、明らかに説明と異なります。(出品者も認めていますし。)
　いくら「NCNR」でも、これは売買契約を解消出来るはずです。(＝全額返金)

　下手に折半だの送料こちら持ちには応じるべきではないと思います。

お礼

回答ありがとうございます。
そうなんです。出品者が見落として申し訳ありまあせんでしたと言っているのに送料が私持ちだとか折半だとかが納得いかないのです。
返品には応じると言っているので、今揉めて？いるのは往復の送料、振込料のことです。はっきりと金額を言わなかったので問い合わせたところ、返品送料だけでなく発送送料の大半が私持ちになっているのです。
金額はたいしたことないのですが、心情的に許せません。
報復評価は確かに嫌ですけど、自分の性格上、はいはいと相手の指示どおりに従うのは嫌なのでどうしようか悩んでいます。