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月と地球とワームホールでつないだら
過日の酒の席での与太話です。 月の表面と地球の表面をワームホールで繋ぐことができたらという前提です。これに対しての異論反論はなしで回答をお願いします。 この場合、重力がワームホールを通して伝わるため、月は少しづつ地球に吸い取られるような気がするというのが、我々の予想となりました。どうなんでしょうね。
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ワームホールというか、どこでもドアというか。 穴の両者で、重力ポテンシャルが違いますので。この穴を通過するには「地球の重力ポテンシャル-月の重力ポテンシャル」を埋めるだけのエネルギーが必要なります。つまり、ワームホールがあったとしても、結局地球の重力を振り切るだけのエネルギーは必要でしょう。 質問にある、地球からの距離が近くなるために穴のところだけ重力が強くなるかという話にしても、ワームホール=空間のゆがみであり、重力もまた空間のゆがみであることを考えると、ワームホールを通過する際に、地球からの重力は相殺されると考えるべきかと。 こういう瞬間移動ゲートについて本気で話をする場合、通過時に各種場のポテンシャルや運動量/運動エネルギー/相対論的同時性がいかに処理するかが肝要です。 Lニーブン著「無情の月」(早川Sf文庫)収録の「テレポーテーションの理論と実際」あたりをお奨めしておきます。
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SFとして考えるならそういう方向も作れるかもしれませんね。実際には厳しい気がするが・・・。 ワームホールを安定させるには、中を通る物体のエネルギーの影響を考慮しなければいけません。安定のために多大なエネルギーが必要なのです。 大量の物体が中を通過すれば、維持するのは難しいでしょう。そこで問題となるのは、そのエネルギーによって発生するホールを使い移動することがどういう意味かでしょう。 言えることは、ワームホールは空間上は移動していることになります。光より速くその空間を抜けられるというだけであり、距離の壁を越えているとは言い難いと言えます。要は、光より速く移動する乗り物があるという考え方をした方が私は良いと考えますね。 それには、光の速さでものを動かすための乗り物があったと仮定して、それよりも大きな力を必要とします。要は、その力がどこからどこまでをどれだけの速さで移動させるかというものになります。結果、距離の壁を越えて別の場所の影響力が及ぶ存在ではないということができます。 そう考えた場合、その影響は距離相応分の影響になりますね。 まあ、動く歩道だと思えば分かりやすいかもしれない。ただ、それがより長い距離を一瞬または短時間で移動させてくれるより高速な乗り物であるというだけです。 いかがでしょうか? 私が考える一般相対性理論におけるワームホールはこうなります。
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回答ありがとうございました。 与太話に付き合っていただき感謝いたします。
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早速の回答ありがとうございます。 >光の速さでものを動かすための乗り物があったと仮定して、それよりも大きな力を必要とします。 ということは、どちらの方向に移動するにしろ、無限のエネルギーを必要とすることになり、光すら通過できそうもなく、繋がっていないのとかわりませんね。まあ、前提がでたらめですから、そういう、結論が正しいのかもしれません。 No1.の方の回答のように、どこでもドアでつないだらという方が、我々の与太話に近いと思います。光と物質はわりと自由に行き来できてるけど、重力はどうなんだろうと言い換えてもいいんです。
お礼
回答ありがとうございました。 与太話に付き合ってくださり、感謝いたします。
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早速の回答ありがとうございます。 >結局地球の重力を振り切るだけのエネルギーは必要でしょう。 ということは、月から地球への物質の移動は、重力任せであるということでしょうか?ならば、我々の予想と一致するかと。 >通過時に各種場のポテンシャルや運動量/運動エネルギー/相対論的同時性がいかに処理するかが肝要です。 そう言われると全くお手上げですが、地球と月が存在する期間が前提ですので、その範囲で、同時でなくとも、いいのですが。 ご紹介の本を見つけたら、購入して呼んでみます。