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色分けした砂集団を混合する時、その色が突然消えるとどうなるだろう
色分けした砂集団を混合しても “ 色 “ は混合過程には影響しないはずだ。 ではここに同量に分けた 3つの砂集団がありそれぞれ、無着色 ・ 赤 ・ 青とする。 混合は単調にならぬよう設定して機械が実行する。 混合具合はある程度進んだものとする。 その時点の青の砂集団に注目すると 3等率の混合比率の一つである。 以後混合を続ける。 ではもう一方に上記と同じ設定を用意する。 混合具合がある程度進んだ時点で、突然着色された 2種類のうちの青色が瞬間に消えてしまった。 この時点での砂集団の色分けは 2種類である。 しかし “ 色 “ は混合過程には影響しないはずだから続行しても、3種類の混合率は維持されるはずである。 つまり偏りのある混合が続きその偏りは修正されないはずだ。 混合は機械が行い 3種類の色分けの混合過程を記録する。 もう一方の、途中で色が瞬間に消える混合過程 も記録する。 混合操作は双方とも同じとする。 そうであれば、双方の赤い砂集団に注目すれば混合過程は 同じはずだから、色が消えた方の混合具合はいつまでも偏りが残るはずだ。 また、砂に着色した色が瞬間に消えるような色彩材料は、技術的にはそれほど難しくないと思えるから、 自然現象にもこの問題設定に類似した現象があるはずだ。
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補足
初めに、ANo.6の補足で説明したような “ 何の目印も無く “ 全体空間を n等分割しますと、その一つの 部分空間の中心に赤い粒子が存在するとは言えないから、この “ 何の目印も無く “ は訂正しなければ なりません。 . *** 最初の疑問点に立ち返る *** それでは最初に指摘した疑問である、色分けした粒子集団を混合する時その途中で色が突然消えるとどうなるか、 という問題に立ち返ってみます。 ここに無着色の多量の粒子集団と、4個の赤い粒子があるとします。 初期状態としてこの 2種類は完全に分離されていて、理想的な均一へ向けて混合されます。 結果として 4個の赤い粒子は “ 等分散 “ しますから、全体空間のその中心から見て正 4面体の頂点である ような “ 対称性 “ が成立するはずで、全体空間の形状はそれを成立させるようなものとします。 ではここに、無着色の多量の粒子集団と、4個の赤い粒子と 4個の青い粒子があり、それぞれは完全に分離 されており、前記と同じ全体空間の形状を使用して理想的な均一へ向けて混合されます。 結果として、着色された 8個の粒子は “ 等分散 “ しますが、4個の赤い粒子だけの場合と違い、青い粒子も 加わっているから、8個の “ 等分散 “ した形状から 4個の赤い粒子の形状を考えると、全体空間のその中心 から見ても “ 4個の赤い粒子だけ “ の場合とは違った形状になるはずです。 つまり、4個の赤い粒子だけの場合と 4個の青い粒子が新たに加わった場合とでは、均一したそれぞれの粒子の 位置は違うはずです。 . *** 色が消える時間、を考える *** では、4個の赤い粒子と 4個の青い粒子が混合されている途中で、4個の青い粒子の色が突然消えたとしましょう。 この場合、混合開始した直後に青い色が消えたとしても、色の消えない場合と同じ経過を辿るとは思えません。 また、8個の粒子が均一さを完成する直前に色が消えた、としても急に 4個だけの均一さに変化するとも思え ません。 このことから、“ 色が消える時間 “ が重要になります。 つまり、色を消す任意の時間についてある分岐点があり、 その分岐点より前に色を消すと、赤い色 4個だけの均一な混合に近づき、 この分岐点より後に色を消すと 赤い色 4個と青い色 4個の混合での均一さに近づくことになります。 これから言えることは、色分けされた粒子集団の混合過程での、いずれかの経過時点では無機質の粒子集団であっても 全体に “ 自律的な運動指向性が序々 “ に生じており、それは外部からの操作による運動連鎖とは違う、あたかも色の 差異を知るかような運動指向性であるということです。