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圧縮比
昔のエンジンは圧縮比が6程度で最近のエンジンは11程度と参考資料に書いてあるのですが、なぜ圧縮比をあげることが出来たのでしょうか。最近の自動車のエンジン圧縮比(ディーゼルでも構いませんが)で一番大きいのはどのくらいでしょうか。
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昭和45年頃の高性能エンジンも圧縮比は高かったです。それはガソリンに鉛(4鉛化メチル等)を添加することによりオクタン価を上げることが出来たためです。 一般に圧縮比を上げれば高性能なエンジンとなりますが、ノッキングを起こしやすくなります。当時は鉛添加のハイオクタンガソリンでノッキングを押さえていました。1970年代中頃から道路公害の鉛汚染が深刻になったのと、高圧縮比のエンジンの排出する窒素酸化物(NOx)が問題視され、ガソリンは無鉛化、エンジンも極端な高圧縮比の物がなくなりました。 昔のエンジンの圧縮比が6と言うのは極端で、多分それは軽四やオートバイに使われていた2ストロークエンジンの値ではないでしょうか。 最近、高圧縮比のエンジンが増えてきたのは、一つは電子制御の燃料噴射(インジェクタ)を使うことで、ノッキングが起こりにくくなったことと、もう一つは燃費をよくするためでしょう。 高圧縮比のエンジンを使うと従来から燃費は良くなることが分かっていましたが、窒素酸化物(NOx)の処理が出来なかった。触媒等の進歩でNOxを低減できるようになったので、高圧縮比のエンジンが復活してきたのだと思います。 ちなみにディーゼルエンジンの圧縮比は20を超えています。
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- ASIMOV
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>なぜ圧縮比をあげることが出来たのでしょうか 圧縮比を上げると、燃焼効率が上がるのですが、反面ノックしやすくなります ノックが始まると燃焼効率は低下します それで、ノックしないように圧縮比を上げるには次の2つの方法が有ります 1.点火時期を遅らせる 2.オクタン価を上げる 1.については、点火時期をコンピューターで制御できる様になった 2.ヘッド、ブロックをアルミにしてメカニカルオクタン価が上がった 事により、圧縮比を上げる事が出来るようになって来たようです
お礼
ヤングジャンプに掲載されている「カウンタック」(にでてきた古い車)にもオクタン価が高いガソリンが必要だというようなことが書いてあり、どのようなもなのかなと思っていましたが、このような理由だったのですね。回答ありがとうございました。
お礼
なるほど。そうだったんですか。昔から圧縮比が高かったのもあったのですね。鉛を使っていたのには驚きました。色々な技術が向上してきてやっと高圧縮比のエンジンが増えてきたのですね。参考になりました。ありがとうございました。m_ _m