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コイルの巻き方
ドーナツ型のコアに電線を巻いてあるコイルについての質問です。 1個ずつ手で巻いているとは考えられないのですが、実際どうなんでしょうか。 (1)やはり人件費の安いところで手巻きでしょうか(気が遠くなるような...)、あるいは自動機械巻きなのでしょうか。 (2)自動機械巻きの場合、どうやって巻いているのでしょうか。<--考えると眠れない!
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約50年ほど前は、女子の工員さんが大勢いて手で巻いていました。 その後機械化され専用のトロイダル巻線機というものが有ります。 因みにリング状の芯にぐるぐる巻く巻き方をトロイダルといいます。 写真なしでは、イメージしにくいかも知れません。絵を書いて見てください。 リング状の巻き枠の一部が口を開けられるようになっています。この巻き枠の断面はU字形です。 これをドーナツ型のコアに通して口を閉じます。鎖状の形です。口を閉じてから巻き枠に一個に必要な長さの電線を巻き取りロードします。 巻き枠の内側の一箇所に開けた穴に線を通します。 後はこの穴から出た電線の一端をコアに固定してから巻き枠を回転させればコイルが巻けます。 巻き枠の中で線が滑りますので、コロガ設けられ擦れないようにして有ります。 この巻き枠は、宙に浮かして置く必要があるので3箇所くらいを滑車のような形のもので回転自由に保持してあります。 巻き線がコアの上に綺麗に並ぶように巻き枠の回転とギヤや無断変速機などで連動させ一定のピッチで巻けるようにして有ります。 巻き数が少なく短い線で済むときは、別な巻線機があります。 これは、編物のように鉤針で一巻きごとに線を引っ掛けて線の全体を通して巻きます。 話は変りますが、模型用のモーターなど廉いモーターの巻き線はどうしているのでしょうね。考えると眠れない。
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実家のミシンに、自動糸巻き装置が付いてました。 まずロールの中に糸の先端を引っ掛け、ミシンを動かすと。ロールがクルクルと回りだして糸を自動的に巻き取り始めるんです。 このとき、糸は自動的に往復運動をする作りになっていて、ロール内に均一に巻き取られるのです。 子供の頃は、この糸が勝手に往復運動するのが不思議でなりませんでした。実際には隣の糸に押されて勝手にそうなるようです。
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ありがとうございます。欲しかった回答はN0.2の方から頂きました。家の古いミシンにも同じものがついてます。糸巻きよりも、ミシンでは上下別々の2本の糸で縫えることが不思議です。下糸の回転部分がミソみたいですが。
お礼
ありがとうございます!!! 良~くわかりました。これでグッスリ眠れます。 モーターの方はドーナツ型より簡単そうに思えますが、実際には色々と工夫があるのでしょうね。