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太陽光電池

太陽光電池は化石資源と比べて、地球環境に良いと言われています。 二酸化炭素の消費もしくは、資源の有限性から見て具体的にどうなのか、分かりやすいHP等があれば教えていただけないでしょうか?

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noname#78240
noname#78240
回答No.1

具体的に教えろ、とのご要望ですが、「具体的」の意味が数値を織り込んで、という意味ならかなりの専門家でもいきなりは答えられないと思います。一市民としての知識で説明できる範囲で説明してみます。 1.二酸化炭素の発生(質問文の「消費」は言い間違いと思います)については、「発電」というエネルギー変換段階では零です。即ち完全無公害です。ただし、大地という資源を広大な面積食いつぶす、という点で問題が無い訳ではありません。この点は建物の屋上や他に利用価値の無い?土地を活用するなど工夫が必要です。なお、発電段階でなく、太陽電池を製造したり、古くなって廃棄処理する際には当然エネルギーを消費する訳ですから、その時点でどういうエネルギーを使うかによって炭酸ガスも発生させる可能性があるわけです。こういうように、何でもその技術施設が生まれる段階から廃棄されるまでの生涯の収支を考えることが非情に大事です。 2.資源の有限性については、太陽電池の主材料はシリコンというありふれた物質ですから、ひとまず枯渇の心配はありません。また、電力という形のエネルギーを発生させる原材料エネルギーも太陽光という実際的に無限の材料ですから、これも枯渇の心配はありません。 3.では、いいことばかりではないか? 全ての電力を太陽光発電にすればいいではないか? ところがそうはいきません。太陽光というのは広く薄く拡散しているエネルギーです。日本くらいの緯度で最大の受光条件(真夏の真昼)で約1kW/m2と言われています。しかも太陽電池で電力に変換できる割合は現在最高の技術でも実用16%程度、つまり160W/m2程度ということです。仮に家庭の電力として3kWの発電能力が必要とすると、太陽電池の設置面積は約20m2必要、ということになります。冬季の日射量や、朝夕の太陽高度を考慮するとこの倍以上必要、または蓄電装置を併用するなどの補助手段が必要、ではないかと思います。従って、業務用なども含めた全必要電力をまかなうことは現在の技術ではとても出来ません。ここ当分は限定された条件範囲での活用、ということにならざるを得ないと思います。 4.なお、太陽エネルギーについて手軽に調べたければ参考に記載したサイトを検索してみてください。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki

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