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「規制緩和」について詳しく知りたい
タイトルの通りです。「規制緩和」について、素人にも分かりやすく解説した名著を教えてください。 ・小泉、竹中路線全面支持系 ・自民党内抵抗勢力系 ・日本共産党系 それぞれ数冊知りたいです。よろしくお願いします。
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>東洋経済新報社がよいのでしょうか。 自分が読んでない書籍は推奨しない主義なので、たまたまです。 読んでいても内容を完全に忘却したものも書かないことにしてます。 他にも初学者向けの 鶴田俊正「規制緩和―市場の活性化と独禁法」ちくま新書 などもあります。 規制緩和反対というスタイルの書籍は知りません。 竹中路線に批判的なものとしては、いくつかあると思います。 1.市場礼讃だけではうまくいかず、政府が担うべき機能がある 2.景気対策として構造改革するのはナンセンス 3.改革の痛みを低所得層に求めるのは異常 といった感じです。 1.のタイプはStiglitzなんかも書いていた気がします。 青木昌彦,岡崎哲二,奥野正寛「市場の役割 国家の役割」東洋経済新報社 もこのタイプ。他にもたくさんあるでしょう。 2.3.のタイプはちょっと書名が浮かびません。竹中路線が異常なだけという気がします。批判的な討論をしていた人としては、新藤宗幸とかがいます。 まともな経済学者で「構造改革なくして成長なし」を支持する人って、いるのかな? 竹中平蔵はまともな経済学者ではありません。「株は絶対儲かる」などと発言することからも明らかです。小泉と責任のなすり合いをしたり、自分の政治資金に不透明な部分が世間に漏れると、有権者から選ばれた責任も忘れ、即座に議員を辞めたり、政治家、人間としても異常な方です。 根拠も示さず、自分の在任中、「改革は格差を縮めた」と毎日新聞(1.15)に言ったりもしています。
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- s_nak
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・小泉、竹中路線全面支持系 若田部昌澄(2003)「経済学者たちの闘い」東洋経済新報社 ↑ 仲間内の論文などに対しては根拠を示さずに礼讃している箇所が多く、読んでいてつまらない書物と感じましたが、日経賞をとって話題になった書籍です。 他は質問の分類に応じた書籍は知りません。規制緩和に関連する書籍としては、 加藤雅「規制緩和の経済学」東洋経済新報社 三輪芳朗「規制緩和は悪夢ですか」東洋経済新報社 青木昌彦,岡崎哲二,奥野正寛「市場の役割 国家の役割」東洋経済新報社 などがよい書物だと思います。
お礼
ありがとうございます。 東洋経済新報社がよいのでしょうか。 「抵抗勢力系」とかは物のたとえで、竹中路線に否定的な書物もほしいかなと思ったわけです。 とにかく、お勧めの本を読んでみます。