注文住宅の断熱性能について判断したい
注文住宅を検討しています。現在、2社まで絞り込み、あとは契約先を決めるだけという段階に来ました。
家を建てるにあたって、なにより重視しているのは断熱性です。
元々理系頭なので、スペックを数値で見せてほしいと頼み、出てきたのが以下のようなものでした。
(A社)
壁のみ外張断熱+天井断熱+床断熱
壁断熱材:アキレスボード25mm(熱伝導率0.024 R値1.04)
床断熱材:押出法ポリスチレンフォーム3種40mm(熱伝導率0.028 R値1.42)
天井断熱材:グラスウール16K 100mm(熱伝導率0.045 R値2.22)
フル樹脂サッシ R値0.60
Q値1.9が標準
第三種換気
(B社)
壁は充填断熱+天井断熱+床断熱
壁断熱材:アクリアマット14K 90mm(熱伝導率0.038 R値2.37)
床断熱材:アクリアマット14K 75mm(熱伝導率0.038 R値1.97)
天井断熱材:アクリアマット14K 90mm(熱伝導率0.038 R値2.37)
複合樹脂サッシ R値0.47
省エネルギー等級4(IV地域=Q値2.7?)が標準
第三種換気
客観的に数値だけを見ると、B社のほうが上に見えます。
しかし、広告ではA社のほうが大々的に暖かさを謳っているため、疑問としてA社にぶつけたところ、
・木材の部分が熱橋にならないので、断熱材のR値だけを見ると劣っているが家全体として暖かい。
・また、外張り断熱は現場の技量に大きく左右されずに隙間を少なくすることができる。B社より気密性は高いはず。
・フル樹脂サッシと組み合わせれば、エアコン一台で家中暖かいレベルになる。B社より暖かい自信がある。
・グラスウールは、数値だけ良くても実際の施工がグダグダで内部結露、隙間だらけという例をたくさん見てきた。
という回答を得ました。
次に、これを持ってB社に行ったところ、
・そもそも、きちんと施工すればC値1.0台は内断熱でも簡単に実現可能。
・内断熱が寒い、結露するというのは、断熱材の固定や防湿シート貼りを確実にしていないから。
・内断熱の弱さを克服するため、断熱性の性能と厚さを計算している。トータルのR値は大差ないはず。
・施工に関しては、住宅性能評価を最高ランクで受けており自信がある。
という回答でした。
A社の意見もB社の意見もまともな気がしており、ではどちらを選ぶのか?で悩んでいます。
A社 → Q値1.9の割に壁のR値が小さすぎる、何かありそう・・・。(ボード厚を40mmにするオプションもあります)
B社 → 数字上はよく見えるが、省エネルギー等級4というのは最低限レベルなので実際住むと寒いのでは・・・。
数字で納得して決めたいのですが、なにぶん素人ゆえ、ご意見をお聞かせ頂ければ幸いです。
お礼
ありがとうございました。