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5月と皐月、2月と如月
語源についてです。 私は素人ですので詳しいことは分かりません。 ただ直感だけで疑問に思ったことを書いています。 五月を皐月というのは、「日本国語大辞典(小学館)」によれば、 早苗月(さなえつき)の略で、早苗を植える月の義とのことだそうです。 しかし皐月というのは旧暦5月のことで、ということは太陽暦6月のはず。 さすがに6月に早苗はないでしょう。 ちなみに早苗を「国語辞典第2版(集英社)」でひくと 早苗・・・苗代から田に植え替える頃の稲の苗 とあります。 やはり6月頃に田植えはおかしいと思います。 皐月は早苗月(さなえつき)の略というのは本当に正しいのでしょうか? それと如月についてもですが、これも「日本国語大辞典(小学館)」によれば、 寒さのため衣を重ねるため、すなわち衣更着だそうです。 なんかこれも納得がいかなくで 如月は旧暦2月、つまり太陽暦3月なのに寒さのため衣を重ねることはないでしょう(まぁ、寒い日もありますが)。 如月は衣更着で寒さのため衣を重ねるためというのは本当に正しいのでしょうか? 6月梅雨時に水無月というのは、 旧暦6月が太陽暦7月にあたるため梅雨が明けて暑くなり水がなくなる というのは合っているか間違っているか分かりませんが、 納得することができます。 でも皐月と如月については、納得できません。 どなたか詳しい方 教えて下さい
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月の異名については諸説あり、辞書に出ている語源も、その辞書の編集者が取っているひとつの学説ぐらいに考えておいた方がいいかと思います。 ただ、「水無月」については、「水の月」という意味が正しいのではと思います。 「な」は古い日本語で、現代語の助詞の「の」に相当する言葉です。 なお、同様に「神無月」も「神の月」とするのが自然のように思います。 とすると、十月に神様が出雲に集まるという伝説は、通俗語源解釈の典型例と言えましょう。
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- aoi-s
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うろ覚えの知識で申し訳ないのですが・・・ 確か学生のころ、歴史か古典の時間に「昔(平安か室町か忘れましたが)は今よりも気温が低く、新暦3月の頃でもまだ寒かったので衣更着(如月)と表現した」という話を聞いた覚えがあります。 まぁ衣更着の説は誤りだとして(汗) 草木の更生する頃を表していたとなると、現在の2月ごろの気温として考え合わせると「生更ぎ」と表したとしてもあながち的外れではない印象がありますね、個人的には。 また、もしその説に無理やり当てはめるとするならば新暦6月ごろもそれに伴い、気温は現代の6月よりも前にずれこむため、早苗月→皐月と書くようになった・・・というのは邪推でしょうか?(^_^;) 以上、参考になるとも思えない駄文にて失礼しました。
- nyozegamon
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まず、皐月ですが、『広辞苑(第五版)』には (「早月」とも書く)陰暦五月の異称。早苗月。 とあります。 そして早苗とは、 苗代から田へ移し植える頃の稲の若苗。玉苗。 とあります。 次に、如月ですが、同じく『広辞苑(第五版)』には (「生更ぎ」の意。草木の更生することをいう。着物をさらに重ね着る意とするのは誤り) 陰暦二月の異称。きぬさらぎ。 とあります。 皐月は、おそらく早苗月の略で正しいと思います。 如月は、草木の更生する生更ぎですね。