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SF的推理小説
西澤保彦さんのような作家を探しています。 「複製人間・・」「人格転移の・・」「七回死んだ男」 などを読んで目からうろこがボロボロでした。 彼のような奇想天外な設定の推理小説はあるんでしょうか? 国内外を問わず、もしご存知でしたらぜひとも教えてください。あの衝撃をもう一度味わいたいです。
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私も西澤さんの著作は全部読んでます。設定は奇想天外、でも、解決はきっちり論理的、という作品をお求めなのでしょうか。 西澤さんご自身が、どれかの著作のあとがきで、「多大な影響を受けた」というような意味のことを書いておられたのが、 山口雅也『生ける屍の死』(東京創元社。確か文庫にもなっていたはず) です。(すでにお読みになっていたらすみません) 死者が次々復活するようになったアメリカの地方で起きる殺人事件。探偵はなんと蘇った死者!死んでも蘇るのに、なぜ殺すのか、という不条理な問いかけを投げかけつつ、「ミステリ」というジャンル自体の構造まで考えさせられ、しかも最後には合理的、かつ何とも切ない結末が訪れる、というものすごい小説でした。西澤テイストを味あわせてくれるという意味で、これに勝るものは無いかもしれません(まあ順序からいえばこちらの方が先なのですが)。 同じ作者の、『ミステリーズ』『マニアックス』(どちらも講談社刊。ノベルスもあったかな?)という、摩訶不思議なミステリー世界が次々登場する短編集もお薦めです。 あと今思いつくのだと、ピエール・シニアック『ウサギ料理は殺しの味』(中公文庫。ちなみに翻訳は藤田宜永氏)というフランスのミステリがあるのですが・・・ タイトルからは想像もできないほど滅茶苦茶な話で、読んだときは思わず椅子から転げ落ちそうになったのですが、多分今は絶版になっていると思います。(読めないものを薦めるな?ごもっともです(^_^;)
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- sumity
- ベストアンサー率15% (2/13)
海外物ですがランドル・ギャレットの「魔術師が多すぎる」なんてどうでしょう。 魔術師たちの大会で密室殺人。西澤さんのような設定です。たしか続編もあったと思いますがタイトルが思い浮かびません。どちらも早川書房から出てたと思います。
- MARURI
- ベストアンサー率36% (56/153)
有名な作家の有名な作品なのでもうご存知だったらごめんなさい。 宮部みゆき作、「クロスファイア」などいかがでしょう。 映画にもなりましたが・・・。 ファイアースターター(念じることで火をつける)が主人公で私的には面白かったです。 あとは、井上夢人作、「オルファクトラム」「ダレカガナカニイル」などもいいですよ~♪ #井上夢人さんは、#1でYumikoitさんが書かれていた #『岡嶋二人』のコンビ解消後の片割れの方です。 #彼の作品はどれも面白いです。
お礼
ごめんなさい。その二人は全部読んじゃってます。 でもありがとう。同じ物読んでる人がいてうれしいです。
- Row
- ベストアンサー率26% (249/938)
SF的な設定かどうかは意見が分かれると思いますが、 辻真先さんの作品などはいかがでしょう? 先日刊行された新刊のタイトルは 「デッド・ディテクティブ」です。 主な舞台が地獄。主人公が死ぬきっかけになった事件を 死人が推理するという異色作です。 辻真先氏には、他にも「アリスの国の殺人」で 不思議の国で起こった、チェシャ猫殺しの事件を 扱ってみたり、「孔明推理綺譚」では、諸葛孔明が 探偵役ででてきます。 設定ではないけれど、初期の作品では、 「犯人は読者」とか「犯人は発行者」などと 前書きに宣言して読者に挑戦しているものもあります。 どこかで見かけたら、ご一読のほど。
お礼
辻真先ですか・・・ そういえば中学くらいに読んでそれっきりでした。 たしか「テディベアの~」でしたっけ? かならずチェックします。ありがとう。
- hikoroku7
- ベストアンサー率14% (20/139)
ロビン・クックを強力にお薦めします!まさに「複製人間」やらなんやら医療SFなのだけれど 全くのフィクションではすまされないような題材がおもしろい 特にこれは!というのはおもいだせないけれど 有名なのは映画化させた「アウト・ブレイク」・・・エボラ・ウィルスがアメリカに蔓延する?!ストーリー。 とにかく古い順に全部読んだほうがいいです♪「ジュラシック・パーク」の著者,マイケル・クライトンもロビン・クックと似ているので おもしろい。「羊達の沈黙」の続編「ハンニバル」は読みましたか? 他にはウィリアム・カッツ,ジョン・ソールなんていう作家も 読み易くておもしろいですよ♪
お礼
「アウトブレイク」映画は見ましたね。面白かった。 この作家は知りませんでした。必ずチェックします。 ありがとう。
- Yumikoit
- ベストアンサー率38% (849/2209)
う~ん。通俗的ですが 岡嶋二人の「クラインの壷」なんて読まれましたか? 書かれた年代にしては着眼点が新しいなぁと思った作品です。 # 今読むと古く感じるかもしれませんが(^_^; 海外では,私はSF的推理小説 よりも 推理小説的要素を持ったハードなSFの方が好きですね。 ラリーニーブンのARMシリーズなんていかがでしょうか? 創元SF文庫に入っている「不完全な死体」「パッチワークガール」などです。 これは ラリーニーブンの「ノウンスペースシリーズ」に繋がる一連のSF歴史の中の1エピソードですので 合わせて読まれると更に面白いかと思います。 特に、推理小説というカテゴリからは外れますが、「納ウンスペースシリーズ」の中でも「リングワールド」はお奨めです。
お礼
正直言ってこれほどの回答が寄せられるとは驚きです。 よーしこうなったら、e-ブック○フで一気に注文しちゃいます!! 自分の好きな作家を読んでいる人がいるって、なんか感激ですね。
お礼
すんません、読んじゃってます。 でもありがとうございます。