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富士山の湧き水について教えてください
皆様のお知恵をおかし下さい・・ 富士山にでてくる湧き水についてですが、 降ってから湧き出てくるまで100年といわれています。 ここなんですが、この100年というのはなぜわかるのだったでしょうか? 以前なにかでみて「あぁなるほど・・」と思った記憶があり いろいろ調べてみたのですが いざ調べてみるとなかなか発見できませんで。。。 どうかよろしくお願いします。
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地下水の滞留期間を推定する方法としては、放射性元素(特にC14)を利用したものがあります。 大気中には、CO2二酸化炭素があり、CO2の中のC14の量(C12に対する割合)は、一定の割合で合で含まれています。この割合は、年代を問わず、ほぼ一定と考えられています。 C14は、宇宙線との相互作用によって生じるものですから、太陽の活動が大きく変わらない範囲で、C14の割合も一定であるというわけです。 さて、このCO2が雨水の中に溶け込み、その雨が地中にしみこみます。 地中にしみこむということは、宇宙線の影響から遮断されるということですので、C14はそれからは生成されません。 ところで、C14は放射性元素ですから、自然に崩壊して、別の元素に変わってしまいます。 ですから、地下に潜った水の中のC14はだんだんと減っていきます。具体的には、約5700年でもとの半分になります。(半減期) ですから、地下からわき出した水を分析して、C14の割合を測定することによって、その水が、どれだけの期間地下にいたかが推定できます。 考古学で、遺跡に含まれているC14から、時代を測定するのと同じ原理です。 富士山の地下水についても同じ手法が採られているのではないかと思います。 以下のサイトが参考になると思いますので、ご覧下さい。 http://www.geolab.co.jp/waterC14.html http://www.geolab.co.jp/groundwater.html
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岩盤層や、水の通らない粘土層の位置、また、ここを通れる速度からの推定だと思います。 つまり、水脈の速度や水脈の位置、規模から算出したのだと思います。 (水脈地図) 詳しくは、地学のカテが良いと思います。
お礼
なるほど。。速度からの推定という方法もあるのですね? どうもありがとうございました。 お礼の書き込みをするのが遅くなってしまって申し訳ございませんでした。
お礼
ありがとうございます!!!!!!! まさにこういった回答を待っていました。 おかげさまでスッキリいたしました。 お礼が遅れまして申し訳ございませんでした。 お忙しいところ、わざわざご回答いただきありがとうございました!!