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グロテスクな画像を見たがる心理
インターネット上にはグロ画像・グロ動画と呼ばれるメディアが沢山出回っています。 汚物や死体や人が殺されている現場や拷問されている現場、その他嫌悪を催すものを題材にした映像類のことです。 ずいぶん前からこの手の画像や動画を見たりしていて、止められないのです。もちろんこういうものを見ると不愉快な感情になりますし、人が殺されている現場などを見ていることに罪悪感や恐怖も感じます。 論理的に考えれば、そんなもの"みたい"なんて思うわけないのですが、気が付けばグロ動画を検索しているような状態です。 このような人は沢山いると思うのですが、第三者から見れば私は普通のサラリーマンだと思います。 会社勤めもしていて、仕事も任されています。 友人は少ないですが、恋人も作れるし家族とも仲良くしています。 なぜこのようなことになってしまったのでしょうか。 どうしたら健全な状態になれるでしょうか。 学術的なアドバイスでも、宗教的なアドバイスでもよいので私に教えてください。
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これは、きっと、あなただけの問題ではなく、 いま日本の社会が、もっている、社会的な病理、情報構造の病理ともいえるのかと思い投稿させていただきました。 これらの画像や映像を見ようとする行為というのは、自らは、観察者として(絶対的な安全が確保された上で)自分と関係の無い他人が、生きている状態から無残な状態へと変貌させられるという過程を息を呑みながら「視る」という行いです。 あなたはただそれを見ているだけと思っているかもしれませんが、あなたが、視たことによって引き起こされた感情なり想い(ショック、悲しみ、不条理感、怒り、無力感)によって、実は何事も行動しなかったという行いもしているのです。さらに、視たことを自分の心の中に隠匿し、なおかつ背徳感を抱きながら、ある部分悩んでいるという行為をも・・・。 質問文の最後に「なぜこのようなことになってしまったのでしょうか。どうしたら健全な状態になれるでしょうか。」とあるようにあなたの心は、その行為の、背徳性をすでに知り、健康な状態への志向が顔をだしているのでは? 画像や映像によって知った「現実」に対して、これが人間の性だとか、これが今の社会の現状だとか思わせられてしまうのが、自分は何もできない、巨大な情報ネットワークであり、「考察」や「分析」であり政治や教育、経済もそれに深く絡んでいます。 人は、いつも世の中で何が起こっているのか知りたいのです。 それは、きれいなこともひどいことも。隣町で戦争が起こって、人が悲惨な状態になり、または、誰かが人を殺そうとしたりしている、あるいはしてしまったとしましょう。それを、見に行こう知ろうとするのはむしろ必要なことかもしれません。勇気のいることであるとも言えます。むしろ、それらが起こっていることを知りながら、そこから遠ざかろうとするだけでは人間として不十分なのかもしれません。しかし、それを視たことによって、どんな想いを描くかが問題でしょう。それを視て喜ぶのか、自分もやりたいと思うか、加担しようとするか、悲しみ、憤ることもできるでしょう。人びとに訴えることもできるでしょうし、そのようなことを阻止しようとすることも助けようとすることもできるでしょう。起こっていることが何なのか考えることも、見ている自分が何なのかも考えることができる。さらにもっとできることはあるはずです。最初は小さいかもしれませんが、自分自身が、社会に何か作用する力を持っているということを思い出してください。多分、昼間は目一杯会社で働かされて、夜や休みの日自分の時間を休みとして刺激の最も強いもので様々な縛りからのがれようとしているのかもしれませんが。 それらの画像や映像を撮るときどんな想いによってそれがなされたでしょう。それをネット上にアップする人の気持ちの根底にどんな想いがあったのでしょう。そういう邪悪な感情とは同調しないようするのが いいのではないかと思います。 知り得た事実に対してどのように行為できるかが現代の人びとの大きな課題だと思います。
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- PEIKD7463C
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学術的でも宗教的でもありませんが、私の考えを。 人間や動物の死体がグロテスクというのは間違いです。 汚物と同じ扱いにするなんて何を考えてるんですか? 死ぬ前はいろんな事を考えて泣いたり笑ったりして生きていたのです。 それが「死んでるからグロテスク」なんてどんな神経で言えるのかと前から思っています。 生きてる人は「一人、二人」と数えて死んだら「一体、二体」と数えるのも変です。 死んでも人権は守られるべきです。 去年訴えられた小学校教師みたいに死んだ人を侮辱する行為はトンデモありません。 死体の画像を見て楽しむ行為は、死んだ人たちを視姦しているわけです。 自分の行為を恥じるべきです。 性癖というのはいろいろありますが、特殊なものは社会人なら抑える必要があるのです。 のぞきや盗撮や痴漢で何度もつかまってる某タレントや某大学教授を見ても分かります。 もっとひどいのでは殺す快感が忘れられないからと罪もない姉妹を殺害したり、苦しんで死ぬ顔を見たいとネットで知り合った自殺志願者の口と鼻を押さえて殺すなんていう最低な行為をする人間もいました。 あなたも自分がやってる事はこいつらと同じだと思いながらやってください。 「ネットだからバレないからいいや」ではなく考え方自体に問題があるのです。 エスカレートして事件を起こす前に反省してやめる事を願います。
背徳感と好奇心の微妙なバランスなんでしょうね。何故か大抵の方が一時期興味を持ったりしてますからね。それが"一時的なもの"ならば問題は無いと私は思ってるんですけどね。あまりにも酷く本当に悩んでいるのであれば心療内科(精神科じゃないですよ)に行ってみてはどうでしょうか。優しく話も聞いてくれますし、プライバシーの保障もきちんとしてくれます。行ってみて嫌だと思うのであれば病院を変えればいいんです。とりあえず相談だけでもしてみては如何ではないでしょうか。決して人に言いたくないということは分かります。しかし現実をきちんと受け止め改善に向けて努力していく事が大切なのではないでしょうか。思い詰めずに人に話してみると楽になるかもしれませんよ。先生も色々な事例を知っているのでよく分かってくれますよ。カウンセリング的な感じだと思っていただければokかと。
お礼
回答ありがとうございました。 カウンセリングも一つの方法として考えてみます。
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お礼
回答ありがとうございます。