- ベストアンサー
銅損試験と鉄損試験
変圧器で、無負荷試験を銅損試験、短絡試験を鉄損試験とも言うのは何故なんでしょうか?いくら調べてもわかりません。もしよろしければ教えてください。お願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
まず、質問内容が間違ってますよ。 <無負荷試験> 2次側を解放(無負荷)なら、理論上は1次側の消費電力もゼロです。しかし、鉄心に電流が流れて(渦電流という)電力を消費します。無負荷でも鉄心で損失する。→無負荷=鉄損 <短絡(全負荷)試験> 2次側を短絡すると理論上1次側も短絡状態になるはずです。しかし、銅線には抵抗分があり短絡にならず、これによって損失が発生します。短絡なら変圧器では損失=熱が発生しません。短絡しても銅線で損失する。→短絡=銅損 こんなもんでわかってもらえたでしょうか?
その他の回答 (1)
- ymmasayan
- ベストアンサー率30% (2593/8599)
回答No.1
> 無負荷試験を銅損試験、短絡試験を鉄損試験 逆だと思います。変圧器の損失には大きく分けて鉄損と銅損があります。 鉄損は鉄心に流れる磁束によって生じる渦電流損とヒステリシス損です。 これは負荷をかけなくても、一次側の励磁電流で発生します。従って無負荷状態ではほとんど鉄損だけと言う事になります。 一方、電圧を下げたり、あるいは別の方法で、短絡試験をしますと、鉄損はほとんどなくなり、負荷電流による銅線の消費電力(銅損)がほとんどを占めます。 というわけで、無負荷で鉄損、短絡(全負荷)で銅損を測定するというわけです。 参考URLの「定格出力」の項参照ください。
質問者
お礼
お返事ありがとうございました。銅損と鉄損が逆になってました、すいません。 とても解りやすい解説でした。
お礼
お返事ありがとうございました。質問内容が間違ってました。すいません。 非常にわかりやすく、すぐに理解できました。