jumbuckさん、こんにちは。
「自称」専門家です。「本当にそんなのがわかるのですかね?」
飲んだことのあるワインに限り判ります。「飲んだことある味だな」と。
ソムリエやソムリエの勉強をしている方は、毎日10種類程度テイスティングをするそうです(誇張してます)。
飲んだこと無いワインなど、無いのです(誇張してます)。
ソムリエ試験では、出るワインはかなり限られる(予想がつく)ので、かなり正確に当てられるみたいです。
逆に全く予想がつかない状況で、当てろといわれても、プロでも判断を誤ることは多いです。
良くソムリエさんは、解説しながら、テイステイングしますよね、
色つやは***、古酒であろう。
***の香りがする、ピノノワール種だろう。
色香りの熟成度から60年代であろう。
味わいは***で、典型的なピノノワール種である。
また熟成具合と濃度感から、60年代では比較的良い年、1967年の可能性がある。
果実の存在感、***の香り、樽の感じ、など総合的に、畑は***で、
造り手は***らしい。
と、自分の飲んだ過去のデータベースと照合しながら決定していくのです。
ソムリエの仕事はワインのサービスです。
店で、こんな感じのワインが飲みたいのだけれど、と言われた時に、適切なワインを薦めます。
飲んだことが無いので判りませんとは言えません。
だから、全てのワインの味を記憶している必要があるのです(誇張してます)。
当てるのは、お遊び(イベント)でもあり、テイスティング能力を示す場でもあります。
「解ったから」ソムリエの資格をもっている、プロの証であるのです。
プロ野球選手がホームラン競争するでしょう?
あれは、何のためだと思いますか?
お礼
ありがとうございました。 私は、フリーの通訳・翻訳業者なんですが、因果な事に、アルコールの輸入代行業者から、アルコール関係の仕事を貰い、そしていろんな意味で苦しめられています。 あなた様のご解説は、タメになりました。 ただ、K島M美や下品な成金が、ワインの薀蓄を語ってるのを聞くと、下手な漫才よりも面白いです(軽侮の意味で)。 本当に、ワインの値打ちを理解して語っているのかと。