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そううつ病について
前回「うつ病について」では、システムをよく理解できずに、Masterを選んでしまい、お礼できずにすみませんでした。皆さん、たいへんありがとうございました。 もう一つお願いします。 うつ病は私の50才になる兄ですが、病歴5年くらいです。現在は、家で食事以外は寝ています。職も失い、家族(妻子3人)とも別れ両親と一緒に生活しています。医者には通院していて、薬も飲んでいます。 聞きたいことは、兄は何度も、そう状態になり、その都度、皆に迷惑をかけるため、現在はそうなるのが怖く、気持ちを抑えているようです。そもそもなぜ、うつ状態からそう状態になるのでしょうか。
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- voice
- ベストアンサー率63% (51/80)
お兄さんの状態の詳細、よくわかりました。 お話をうかがう限りでは、精神分裂病の興奮状態というよりも、やはり感情障害 (両極性うつ病)における躁転状態という感じですね。 精神分裂病なら、一般に話のつじつまが合わず、かつ幻覚や幻聴(=明らかに誤り なのに訂正が不可能な誤認のことです。考えが膨らんでいるだけの『妄想』とは 異なります)がありますが、それは大丈夫なんですよね? さて、両極性うつ病の場合、抑うつ状態のみの単極性うつ病に比べてコントロールが 難しく、感情安定薬(=躁やうつと言った感情の動揺を押さえる薬です。リーマスや テグレトールなど)を使って感情動揺を抑制する一方で、抑うつ状態に対応するため に抗うつ薬(=気持ちの落ち込みを改善し、元気にさせる薬です。トリプタノールや アモキサン、ルジオミールなど多々あります)を各種組み合わせて処方される(or されている)のではないかと思います。 これら薬物療法と並んで、ご家族がお兄さんの現状をそのまま受け入れてあげる 姿勢も必要かと思います。 躁転している時には、活動性が増しているだけではなく、一般にプライドも肥大 しているので、注意したり討論しても無駄です。ですから、行動を叱ったりせず、 話を聞いてあげながら根気よく落ち着くのを待ってあげてください。 抑うつ状態の時には、なぐさめや励ましの言葉をかけるよりは、そばにいて精神的 かつ肉体的に『支持』してあげるのが大事です。 また、『病院がもてあました』という件ですが、そんなことはないと思いますよ。 お兄さんよりもっと手間のかかる患者さんはいくらでもいますし、あまり心配しない で必要な時には入院を含めて病院で相談してくださいね。 入院の必要がある状態なら、ちゃんと病院で面倒をみてくれるはずです。 逆に言えば、ちゃんと面倒をみてくれないような病院なら、別の病院に行った方が いいかもしれませんよ。 いろいろ大変だとは思いますが、がんばってくださいね。
- voice
- ベストアンサー率63% (51/80)
補足拝見しました。 抗うつ薬の効き過ぎによる躁転というわけではなさそうですね。 私は実際に診察していないので具体的なことはなんとも言えませんが、両極性 うつ病がうまくコントロールされていないか、もしかしたら精神分裂病の可能性も あるかもしれません。 病状は躁状態と抑うつ状態のどちらが主なんでしょうか? 会話やコミュニケーションは成立していますか?(精神分裂病ではコミュニケー ションの障害があります) 躁転しているときの状態は、元気で活発で幸せそうですか?(感情障害での躁転は こんな感じです) それとも興奮して落着かない感じでしょうか?(躁状態と抑うつ状態が混合した 激越性うつ状態や、一部の精神分裂病だとこんな感じです) で、通院されている病院ではそううつ病だと診断されたんですよね? 何にしても、お兄さんの現状は決していいとは言えない感じですから、やはり 一度主治医に今後の予想される経過と治療方針について相談してみた方がいいと 思います。 また、薬については飲んだり飲まなかったりというのが一番良くないので、処方 された物をきちんと飲んでもらうように御家族で気を配ってください。 抗うつ薬は効きはじめるまで数週間かかりますし、感情安定薬(リーマスなど)は 血中濃度を一定に保つ必要があるので、飲んだり飲まなかったりは返って病状を 不安定にさせかねません。 お兄さんが少しでもいい状態になるよう祈ってます。 がんばってくださいね。
補足
躁状態でも、いろいろなケースが考えられることを知りました。 兄の場合は特殊なのかも知れませんが、兄に言わせれば、「脳が100%開いた」という言い方で、今までわからなかったすべてが見えた、というような状態で、ほとんど寝ませんし、自転車で1日200kmくらい平気で移動し、町の有志と対等かそれ以上に話をするわけです。 そのため、周りは大迷惑します。 躁状態時に、本人に言わせれば1秒に1つのアイデアが生まれた、とも言いました。うつ状態で、そのアイデアノートを見て、あまりのひどさに兄は愕然としていました。 兄は、いわゆるエリートでしたが、株に手を出して、借金に苦しんで、鬱になった経緯があり、そんなことも、躁状態では、反動の原因になるのかもしれません。 こんな兄を病院も持て余した、というのが現状かとも思います。 いつも、ご丁寧にありがとうございます。
- tomoka
- ベストアンサー率9% (18/183)
質問の答えではないと思うのですが、以前自分がなっていた経験があるので人事とおもえず書いています。私もずっと抗鬱剤を飲んでいたのですが、お酒を飲むとそう状態になって帰りたくないとだだをこねたり、ずいぶん周りに迷惑をかけました。するとその後「迷惑をかけた。どうしよう」という気分になります。それがもう「鬱状態」なのです。 そして些細なことで泣き、何もする気力がおこらず、一日中眠いのです。 私がかかったのは結婚してすぐ、いわゆる「新婚さん」の頃です。 楽しいはずの新婚生活がそういう状態なので地獄のようになりましたが、夫はまったく何も言わず、何事もないような接し方をしてくれました。おかげでうつ病までいかずにすみ、1年ほどで治り、今はそんなことがあったなんて誰も信じてくれないほど明るい元の自分にもどれました。周りの人は口で言えないほどの大変さがあると思いますが、お兄さまの言動に動じず、気持ちを発散させてあげてください。激励も過度のいたわりも心にのしかかってきます。ちなみに私が治るきっかけになったことは「抗鬱剤を飲むとお酒が飲めない」という単純なことから抗鬱剤をやめたらそのままいらなくなったのです。つらいでしょうが、はやくよくなることを願っています。
補足
貴重な経験をありがとうございました。 私は兄を見て自分もうつ病のような怖い病気になる危険性があったことを知り 今ではどうしたら、このストレス社会で何事もなく一生を楽しく過ごせるか 考えています。
- ribo
- ベストアンサー率0% (0/2)
sakurabaさん今日は。私は以前付き合っていた彼氏が自律神経失調症でした。家庭教師先の子はそううつ病でした。私はいろいろあって、病名はわかりませんがかなり精神的にまいっていて手をつけられないくらい取り乱したことがありました。今はだいぶ落ち着いてきましたが。「なぜなのか」の答えにはならず恐縮ですが、morioさんがおっしゃるように、責めないで「私(達)はあなたのこと理解しようとほんとに思っているから。自分を責めずに、時間かかってもいいから、いつかは回復して楽になるから。」っていう気持ちで接することと、きちんと通院すること、好きで具合悪くなっているわけではないので、受け入れてあげることが大事だと思います。なぜかがうまく回答なかったら、かかりつけの医院にいって聞いてみたらいいと思います。医者、本人、家族の連携プレーですから。
- ribo
- ベストアンサー率0% (0/2)
sakurabaさん今日は。私は以前付き合っていた彼氏が自律神経失調症でした。家庭教師先の子はそううつ病でした。私はいろいろあって、病名はわかりませんがかなり精神的にまいっていて手をつけられないくらい取り乱したことがありました。今はだいぶ落ち着いてきましたが。「なぜなのか」の答えにはならず恐縮ですが、morioさんがおっしゃるように、責めないで「私(達)はあなたのこと理解しようとほんとに思っているから。自分を責めずに、時間かかってもいいから、いつかは回復して楽になるから。」っていう気持ちで接することと、きちんと通院すること、好きで具合悪くなっているわけではないので、受け入れてあげることが大事だと思います。なぜかがうまく回答なかったら、かかりつけの医院にいって聞いてみたらいいと思います。医者、本人、家族の連携プレーですから。
補足
ありがとうございました。 これからも忍耐強く接していきたいと思います。
- voice
- ベストアンサー率63% (51/80)
お兄さんは現在通院中とのことですが、主治医の見解はどうなのでしょう? 服薬をしているそうですが、よく効いていますか?それとも半ば服薬が習慣化して いて、処方された薬を漠然と飲み続けているだけでしょうか? いわゆるそううつ病と呼ばれている病気は、実際は感情病もしくは気分障害と呼んだ 方がより適切な病態で、不安定に感情が動揺するというのが本態です。 つまり、落ち込んだ気分になる患者さん(=抑うつ状態)もいれば興奮気味になる 患者さん(=躁状態)もいます。また、躁状態と抑うつ状態を繰り返す患者さんも います。 そして、適切な治療(主に抗うつ薬によります)を行なえば、多くは1~2年で かなりいい状態に持っていくことができます。 さて、sakurabaさんのお兄さんは抑うつ状態と躁状態の両方を繰り返しているよう ですが、2つほど考えられる可能性があります。 ひとつは、躁状態と抑うつ状態を繰り返すタイプのそううつ病である可能性です。 このタイプは両極性うつ病と呼ばれ、そううつ病の中でも比較的少数です。 また、両極性うつ病は薬物への反応が単極性うつ病(抑うつのみもしくは躁のみ) に比べると悪いこともあります。 ふたつめは、薬物でのコントロールがうまく行っておらず、抗うつ薬によって 躁状態が作り出されてしまっているという可能性です。 どちらにせよ、5年も外来通院をしているのに家では寝たきりになってしまって いるあたり、十分な治療効果が上がっているとはいいにくい感じです。 入院や転院も含め、治療方針を考え直す必要があるかもしれません。 まずは現在の主治医に、今後の予想される経過とそれに対する治療方針を聞いて みて、これからどうすべきか相談されてはいかがでしょうか。
補足
ありがとうございます。 兄は県内では一番と評判の病院に入院していて、何回も入退院を繰り返して います。その主な理由は、医者の薬を自分の判断でかってにやめて、 その結果躁状態になり病院も出入りがある程度自由なので、 無一文で東京に行って、高級ホテルに泊まったり、何百万も借金を重ね、 ある大きな仕事を企画し、1週間くらいで限界がくるので、 私に電話があり、後始末をする。というようなことを3度繰り返しました。 そうことで、今回は本人も反省し、家でまいにち寝ている状況です。
- morio
- ベストアンサー率38% (16/42)
私の父も鬱病です。55歳くらいから始まりました。一時はどうなるかと思い、大の尊敬する父が些細なことで涙を流して泣きます。一日中寝てばかりです。仕事も2年間休職しました。結局退職して、今は嘱託です。まずいえることは励まさない、思いっきり甘えさせてあげる、好きにさせる、後は医者に通ってカウンセリングを受けて、もらった薬を飲むとよく寝るので「寝過ぎだ!」としからず、好きなだけ寝かせてあげる。寝ていれば余計なことを考えないで時間を経過させられる。一番の理解者の奥様と別れてしまったのは 残念ですが、一番の理解者がいるってことは大事です。そうしないと余計に頭を抱えて悩んでしまいます。5年たってやっとよくなって、笑顔も出て外にも出て冗談も言えるようになりました。時間がかかりますが決して投げやりにならいであげてください。 鬱から躁鬱になぜなるのか、と言った質問の答えから外れてしまったのですが、良いアドバイスになれば、と思いました。
補足
ありがとうございました。 今では兄の理解者は母親だけです。 わたしも、両親の家に行くときでも たまに兄を見かける程度です。これからは反省し、もっと兄に 声をかけてやろうと思います。
補足
ありがとうございました。 病院の医者に相談すればこんな不安も解消したのでしょうが、なかなか 今回相談したような事をじっくり病院で、話すことは現実的には出来ませんでした。 もっと、腰を据えてがんばりますが、自分の家族が第一ですので、ほどほどに・・