工作機 → 工具の刃 への フローの一つ
工作機 → 工具の刃 へのアプローチが纏まりましたので、再々スレッドします。
荒れるようであれば、早急に閉じます。
【 工作機 → 工具の刃 への フロー 】
? 主軸(スピンドル)モータの動力(出力) ← 回転数とトルクと係数の積
↓ 回転から回転への移行
? スピンドルの動力(出力) ← 回転数とトルクと係数の積
↓ 回転から回転への移行
? 工具(TOOL)の動力(出力) ← 回転数とトルクと係数の積
↓ 回転から直線への移行に近い考え方
? 工具の刃具(刃部)の動力(出力) ← 力と速度と係数の積
? 刃の力換算は、性能曲線のトルク ÷(工具径÷2)
因って、同じトルクの場合、工具径が小さい物を選択すると、刃の力は増す
刃の力は、材料への“切り込み量”と比例し、大きい数値が大荒加工に望ましい
? 刃の速度(切削スピード)は、回転数×(工具径×π)÷60[min/sec]
刃の適正内最速度は一定のため、回転数を上げ、且つ工具径を小さくすることは、
電動機(モータ)の実効動力(動力)が上がり、その結果実効トルクが上がり、
?に示す“刃の力”が増し、それに比例する材料への“切り込み量”も増加する。
欠点としては、工具径を小さくすると、工具の剛性が低下し、材料への“切り込み量”
を増やせなくなる。
小生のミスは、
? → ? への移行を、ACモータのインバータ的制御でのフラットトルクと知らず、
出力を一定と記載した内容。
(本来は、? → ? の移行をピックアップした記載にしたかったが、言葉足らずで、
且つ、質問者さんに誤解を与える恐れがあったから、謝罪と訂正をした)
? → ? への移行を、(サーボモータ+簡易CVT)+その制御にて、自動車のCVT的な
出力一定の工作機が、工作機業界のその機種シェアNo.1と思っておりました。(自動車業界から学ぶ、改良はしないのかな?価格アップに対しての市場ニーズはないのかな?
それとも小生も記載した電子CVT技術にて、[低価格+省スペース]ユニットを開発中なのかな?)
と、想像(ゲス)しながら。(こんな事、メーカーに聞いても、返答なんぞはこないから)
ZA さんへ
上述、URLの小生回答(23)を追記を含めて確認し、コメントがあれば此処に記載されたし。
上述のURLもアドバイスや回答内容は、小生の言葉足らずは、多々ありましたが、
?.工具は、小径の物へ、小径の物へと、選択が進んでいる
主電動機(モータ)を高馬力(出力)で使用したいから
?.高速&高負荷工具使用で、ビビリ音が問題になり、一時選定がストップ
原因が、高速化によるビビリ音なら、切削油等での対処で解決し、そのままでも、
大荒加工では、精度的に問題にならない場合がある
もう一方の高負荷(工具の剛性不足)によるビビリ音なら、問題が大きく、工具破損&
加工品や工作機にダメージを与え、周囲も危険になるため、再考が必要
(小生の勘違いかもしれないが、ビビリ音の音域等で、ベテランは見分けが付く??)
?.?の最良条件でのアドバイスのZAさんと、刃の材質やコーティング、形状にて、
切れ味を最大限で維持でき、それに伴い加工負荷の低減と高速化を両立させ、
刃具をセットしても工具の剛性が低下しない形状の特殊工具(TOOL)使用の提案?を
している 零さん の具体例が出て、質問者さんの選択肢が広がっている
となり、上記フロー(上述URLの小生の概略記載)内容に、なっていっております。
No.43042 オークマ56VA (最大15000回転) この機械での大荒加工
http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&event=QE0004&tid=299329