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寒冷地の暖房及び給湯の熱源について
来年、長野県の標高1000m近い土地に建築家にお願いして新築プランを練っているところです。家族構成は共働きの計3人で子どもは保育園、嫁さんの仕事は土日以外の日に休日が多いです。建築予定地の昨年12月~2月までの各月の平均気温データは-2度前後でした(最低は-17度)。家は高気密・断熱になる予定です。 家の暖房はパネルヒーターを設置し、熱源は「灯油ボイラー」を予定しています。給湯も「灯油ボイラー」を予定しています。将来の楽しみにサブ暖房として薪ストーブを設置します。 手間がかからない点でオール電化も捨てがたいのですが、建築地が寒冷地なので心配です。 質問ですが、(1)給湯に「ほっとパワーエコハイブリッド」(寒冷地仕様)、(2)パネルヒーターに「エコヌクール」(寒冷地仕様)を熱源として採用した場合は、実際の能力やランニングコストの面などで問題は発生しないでしょうか。メーカーのホームページを見ると寒冷地でも全く問題ないように感じるのですが、過去の質問・回答を読むと心配になります。 実際に使用されている方や当該機器に詳しい方などから御意見をいただきたいです。 よろしくお願いします。
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No.1です。専門家では無いので参考までに。 検討時、色々な工務店や大手HMの人にヒートポンプ式の有効性を聞きましたが、北海道には不向きで、逆にランニングコストが掛かるのと、商品的な性能もまだ発展途上で現時点では勧めません、との回答が全てでした。環境には優しいのはいいことですが、実際お金の話になると躊躇します。 道内のそこそこの規模で積極的に、オール電化でのヒートポンプ式を採用しているのは1社しかないと思います。 灯油と併用タイプは正直、初耳です。
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- yougruty
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(1)給湯に「ほっとパワーエコハイブリッド」(寒冷地仕様) 通常時には、ヒートポンプでお湯を沸かしますが、寒い日にはヒーターでお湯を沸かすため、寒冷地でも問題なく使えます。 ただし雪が降る地域では、タンクユニットには小屋がけをして雪が積もらない様にする必要があります。 またヒートポンプユニットは、置き台の上に置き、雪が吹き込まない様にして、雪が積もらない様に屋根を付ける必要があります。 「ほっとパワーエコハイブリッド」(寒冷地仕様) http://www.toshiba-kiki.co.jp/products/hp/h_haib.htm ランニングコストでは、ほっとパワーエコの方が有利ですが、価格や寿命を考えると、普通の電気温水器を小屋の中に設置するのも良いと思います。 電気温水器に浴室暖房をプラスした製品もあります。 日立 あたため上手 http://www.oidaki.com/ata/index.html (2)パネルヒーターに「エコヌクール」(寒冷地仕様) 通常時は、ヒートポンプで循環液を温め、パネルヒーターや床暖房を温めます。 寒い時は、補助ヒーターで補助暖房しますが、1日のうちに使用したり止めたりする使い方では、最低気温が-15℃の地域までしか使えません。 1日中つけっぱなしという運転をすれば、-25℃まで使えます。 ですから、厳寒期は1日中つけっぱなしという使い方になると思います。 エコヌクールの設置制約 http://www.mitsubishielectric.co.jp/works/nakatsugawa/econucool/system/index_b.html 北海道電力の料金プランでは、冬の夕方以外を安くした暖房向けの料金プランがありますが、中部電力のオール電化向け料金プランでは深夜だけ安くなりますので、そのメリットを活かすならエコヌクールより、蓄熱暖房器の方がお奨めです。 蓄熱暖房器には、「通電制御型(マイコン型)」や「5時間通電型」というタイプがありますが、これらのタイプを選んだ場合、暖房を使っていない季節でも電気料金の割引が受けられます。 例えば、電灯+コンセントで8k、マイコン型の電気温水器6k、5時間通電型の蓄熱暖房器14kを取り付けたとします。 契約容量は夜間蓄熱機器を0.1倍して計算するため、 契約容量=8k+(6k+14k)×0.1=10kVA 基本料金は、2,100円 更に割引額があります。 マイコン型割引=178.5円×6k=1,071円割引 5時間通電型割引=231円×14k=3,234円割引 基本料金から割引額を引くと 2,100円-1,071円-3,234円=マイナス2,205円 実質基本料金がマイナス2,205円で電気が使えるという事になります。 中部電力 オール電化向け料金プラン Eライフプラン http://www.chuden.co.jp/electrify/ryokin/ryokin/e_life.html また蓄熱暖房器は熱のボイラーロスや配管ロスなどがないため、熱の無駄がありません。 重たいため、床の補強が必要ですが、料金面でのメリットがありますので、検討してみてはいかがでしょうか。 蓄熱暖房器 http://www.chikunetsudanbou.com/hikaku/hikaku03.html 参考URLは、蓄熱暖房器を使っている家の1日の温度変化と光熱費です。 室内の温度が安定している事がよく分かります。
お礼
詳しい回答をありがとうございました。 参考になりました。オール電化をトータルで検討すると電気温水器と蓄熱式暖房機が当地方のベストの選択のようですね。 灯油式ボイラーと比較して、初期費用と使い勝手を考慮して決めていきたいと思います。
- siotan88
- ベストアンサー率37% (176/466)
初めまして、私は信州の山里で週末田舎暮らしなどを楽しんでいます。ここの夏季は冷涼ですが、冬季は厳寒の地です。氷点下20度近くになります。 10数年が経った現在での屋内の暖房は快適です。 この時期、山荘に着いた時は冷蔵庫の中に入ったようなものです。まず、薪ストーブを焚き始めます。そして、FF暖房機(ホットマン)をつけます。室内機2台を設定温度20度にします。1~2時間もすると家の中が十分に温まります。FF暖房機はリモコン操作です。薪ストーブが十分燃えてくると、FF暖房機の稼働は止まります。 このFF暖房機は寒冷地には最適かと思います。あれこれと探して購入したものです。不凍液が循環するので排気ガスが出ません。屋外に灯油ボイラーを設置しますが・・・。必要な時のみ使用できて便利です。但し、温風が出てくるまで(灯油ボイラーが立ち上がるまで)には2~3分ほどかかります。 一度、検討されるのもよいかも知れません。
お礼
ありがとうございました。 HPを見て参考になりました。確かに寒冷地にも対応でき、パネルヒーターより、素早く室内が暖まるでしょうね。 我が家では、24時間通常のパネルヒーターを付けっぱなしになるのかと思っていましたが、直ぐに暖めることができるものがあるのですね。 生活様式とコストとの観点で検討してみたいと思います。
- tuu_chan
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札幌で新築中です。真冬の気温は札幌と同じか、まだ寒いようですね。 拙宅では検討の上、オール電化の蓄熱暖房にしました。 正直価格不安定な灯油より、料金の安定性とランニングコストを試算し蓄熱暖房がベストと考え決めました。 「ほっとパワーエコハイブリッド」はヒートポンプの一種のようですが 寒冷地では不向きです。 仮に北海道でオール電化での暖房は、蓄熱暖房か一般的な温水パネル使用の温水セントラル型が殆どです。 蓄熱式のメリットは安い深夜電力で蓄熱機の中のレンガを暖め日中放出する方式ですので、ランニングコストは一番安いです。 デメリットは蓄熱機の大きさと初期コストの高さですが、計算上9年で回収できる予定です。 オール電化に熱心な北海道電力のHPの載せます。 電気料金などは、多少差はあると思いますが、同じ雪国ですので参考になると思います。 このHPではヒートポンプ式は(冬期の最低気温が-15℃以上の地域で使用)と注意書きがあります。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 現在、暖かい地域に住んでいるもので、身近な情報が少なく困っていました。 蓄熱暖房は当初、かなり興味を持っていました。妻の知人の家でも使用しており、実に暖かいと好評のようです。 我が家では、IHにするもののオール電化にはしない予定でしたので、建築家の得意なパネルヒーター(灯油ボイラーの温水セントラル型)を採用予定です。 もしかしたら、寒冷地でも適したヒートポンプ式などの熱源があるのではないかと思い、最終確認をしたかったのですが、やはり存在しないのでしょうか?。
お礼
ありがとうがざいます。 蓄熱式か灯油ボイラーが寒冷地の適した熱源になり、ヒートポンプは難しいのですね。
補足
説明が分かり難くすいません。ごめんなさい。 「灯油と併用タイプ」のヒートポンプではなく、我が家では、単なる灯油ボイラー2機を設置する予定です。 パネルヒーター用が室内のシュークローゼット(FF式のように外換気)に一台設置し、もう一台の給湯用が外に設置する予定です。