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変圧器の音が大きいんですけど
お世話になります。 6kV受電の工場で1500KVAの変圧器の音が異常に大きいのでB種接地の電流値を測るとクランプメーターのフィルタ(高周波カット)機能ONでは100mA、フィルタOFFでは2.12A(2120mA) 高調波と高周波の違いと原因はどの様な事が考えられるでしょうか? またほおっておいていいものでしょうか?何か対策をとったほうが良いでしょうか? 宜しくお願い致します。
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変圧器B種接地線に流れている電流内容は負荷、配線長さ、他で変化しますが一番危険なのは対地抵抗成分電流(漏電)で他は見かけの対地静電容量成分電流+高調波.高調波漏れが重畳して流れております。これ全部合成されて表示(フィルターなし)されますので、バンクが大きいとそれなりの数値は出ると思います。この対地静電容量成分電流Cの逆位相電流を流してキャンセルする装置もあるので試してみて下さい。活線メガー等は真の対地抵抗成分電流Igrが出ますので、これで測定し、ほおっておいて良いか、対策不用か判断出来ます。高調波発生機器が稼働した場合、変圧器よりチリチリ音とB種接地線電流(Io合成値)が10数mA~1000mAに上がっている事業所もあります。これはエレベータでしたが。対地抵抗成分電流キャンセル及び活線メガーはム◯シインテック品です。
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- idletime
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記載間違いが有りました→「高調波.高周波漏れ電流」に変更します。
お礼
ご指導ありがとうございました。 大変勉強になりました。
- at1800
- ベストアンサー率55% (49/88)
お困りのところ、他にレスが付かないようですので書き込ませていただきます。 変圧器の音が大きいと言うだけでは、何とも言いようがありません。 どのような音か、通常の音とどの程度違うのか、音の種類は、変動はあるのか、負荷の種類と程度は、どの辺りからの音なのか、などなど、もっと詳しい状況を書いて下されば回答して下さる方がいらっしゃるのではないかと思います。 何故B種接地線の電流と関係が有るとお考えなのかわかりませんが、1500kVAものバンク容量があれば、配線も負荷もそれなりに存在するでしょうから2.12Aの電流が検出されても、それだけで異常であるとは言えないと思います。特に最近はインバーターなど電子回路を持つ機器が多いので、高周波成分が多く含まれるのはやむを得ないことです。 高調波をお疑いなら、電圧や本線の負荷電流に含まれる高調波を計測してみるしかないと思います。FFT解析が出来る計測器か、高調波アナライザ、簡易的には高調波電流値を計測できるクランプメーターもあります。 高調波とは、基本波の整数倍の周波数成分のことです。商用電源の基本波は50Hzか60Hzですから、50Hz地域ではその2倍の100Hzを第2高調波と言うように呼びます。 高周波とは一般的に「高い周波数」を指す言葉で、明確な定義は無く場合場合で定義が変わるようです。例えば、お使いのクランプメータは50/60Hz定格でしょうから、それより高い周波数は全て高周波として扱われるのではないかと思います。
お礼
ご指導ありがとうございました。 大変勉強になりました。
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