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解体・造成工事での健康被害
こちらへの質問でよいのか少し不安ですが宜しくお願いいたします。 我が家の西隣に建っていた独身寮(800坪ほどの敷地)が転売され戸建住宅が20数軒建つ事になりました。 今年の2月から寮の解体工事が始まり続いて造成工事となり7月末頃に終わりました。 7月の中頃、飼っている2歳の愛犬の血液検査をたまたま行ったところ、肝臓の数値が正常値100以下でないといけないのが900ほどに上がっていることが発覚しました。 年齢的にも肝臓が悪くなるようなことはないとの事でした。 現在もかなり良くはなりましたが正常値の倍ほどの数値です。 真夏の建築工事中にもいろいろな臭いやシロアリ駆除を20件近くも行われていること、トラックの排気ガスなどの影響もありなかなか数値が下がらない原因もあるかと思います。 ただ、犬の肝臓数値が上がっていたのが建築前ですので、隣の工事が原因であるならば解体や造成工事にあった事になります。 解体の建物のアスベストや振動、地盤の土用固化剤(六価クロム?)などが肝臓など健康に影響が出る事なんて考えられるのでしょうか? シックハウスなどはよく問題になりますが、コンクリート廃材や地盤を固めるために埋める固化剤などはどうなのでしょうか。 「今は規制がきびしくなっているから」の一点張りの業者です。 犬などは敏感なので影響を受けやすいかと思います。 2軒お隣の犬も吐いたりしているようですし関係がないとも言えないのでは?と思います。 何かご存知でしたら教えていただけたらと思います。 宜しくお願いいたします。
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セメントによる地盤改良を行うときの六価クロムの溶出に関して調べたことがあったので内容を記載します。 施工会社は、―六価クロムの溶出は避けられないが非常に微量。また、使用するセメントだけでなく土壌の質により溶出する量が違います。ロームのような火山灰質粘性土より腐植土のほうが少ないのです。よって一概にどれだけ溶出するかは申し上げられない。―ということでした。 参考情報 ●そのメカニズム セメント、土の両方に三価クロムが含まれています。これが酸化して六価クロムになります。けれど、三価クロムは非常に安定したものなのでこれを酸化するには大きなエネルギーが必要です。土とセメントを混合し、固化する過程で水和反応により溶出した六価クロムが十分に固定できなかった場合溶出すると考えられ、特に火山灰質粘性土などでは溶出が多いと考えられています。しかし、このメカニズムは他の成分との複合結果によって溶出量が違っており判断は難しいようです。 ●国土交通省ではこの溶出に平成12年に着目し、公共工事にのみ該当する通達を出しています。 それは、大きな工事に関して工事の前後に試験をして溶出の状況を確認せよというものです。しかし、その試験方法を読みますと「5000㎥の土に対して・・」等かなりの規模に達することから、今のところ小規模工事に危険性を提示してはいないようです。 ●強アルカリ(PH14付近)において三価クロムが酸化することがわかっています。 三価クロムが酸化、つまり六価クロムに変化します。ソイルパイル工事も土壌がアルカリ化しますが業者さんの話では最も強くてPH12くらいから時間を経るにつれ中和されるとのことです。 ●六価クロムは還元されやすい 腐植土を多く含む土ではフミン酸やタンニンなどが還元性を有しているので六価クロムが還元されやすく溶出しにくいようです。 ●溶出しにくいセメントに変わる固化剤や、施工前後の試験で溶出の確認をする方法もあるということです。 ・・・もしかしたらそういう材料を使ってくれたのかも知れません。 難しい文でごめんなさい。でも、誰も六価クロムについて書いてなかったので参考になればと思い記載しました。
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■まず「年齢的にも肝臓が悪くなるようなことはない」とは誰の寝言か知りませんが「若い人が癌になることはない」と言っているくらい(当然若い人でも癌になります)根拠の無いものです。獣医さんの言葉であれば間違いなくヤブです。若い犬での肝機能障害は年々増えているからです。数値は1000くらいに簡単に上昇します。 ■また「犬が敏感」という根拠もありません。 ■ご自身の家がダクトで集めた排気ガスや駆除剤などを集中的にかぶっていたならまだしも、800坪の建物が解体された時にそのような被害が周辺の家で出たとしたら、まず工事をしている人や関係者が何人か死んだり少なくとも入院したりしているだろうくらい重大な問題です。犬よりも長時間、濃厚な現場の空気を吸っているからです。排気ガスやシロアリ駆除剤は論外ですし、アスベストを含有する建物の解体には法的に厳しい規制があります。また、このような急性な肝機能障害は出ません。六価クロムを周辺の犬が被爆するほど垂れ流しにしているようなことは、何よりも工事関係者自身が恐くてできません。 ■1匹の犬の血液検査で云々言うには論理が飛躍しすぎています。建築の周囲で小動物がバタバタ死んだ、とか草木が枯れた、とか住民も肝臓障害が地域的に発生した、とか、実際に薬物や毒物の被爆が生じたときには、必ず1つの出来事では終わりません。 ■肝臓の数値からは、人間と同じように最近犬でもよく見られるようになった栄養過多による慢性肝機能障害(慢性肝炎)やその他の病気を考えてあげたほうが順序としては妥当なように思います。他の病気が見過ごされていた場合、犬はとんだ迷惑です。
お礼
私の心配は考えすぎなのかもしれません。 ただ隣の工事が落ち着いてきたのと平行して、だんだん数値の方も最初よりは良くなってきたので余計に関係があったのかと思ったのです。 工事のことは全く分からないので何か情報を得られたらと思いました。 ちなみにうちの犬は栄養過多ではなく肝臓の数値一つだけが高く他には全く悪い所がありません。 この数値が1つだけが高いという事は肝機能に問題があるのではなく何か外的要因があり毎日影響を受け続けているように思うという診断でした。 ですので住んでいるウチの隣で行われている規模の大きい工事で何かあったのでは?と疑いの気持ちが出てきたのです。 私の思いがとんでもないことだったのあれば申し訳ありません。
- tuu_chan
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今年自宅の建て替えを検討していたので(実際は住み替えに変更)、自宅の解体費が最初当方が考えていた額より非常に高額だったので、数社に見積りを依頼したところ、全ての会社がほぼ同じ範囲の金額でした。 理由を聞くと、解体時にアスベストがふくまれている可能性もあるので、付近を養生しながら作業するので、最近は価格が上昇しているとの理由でした。 解体した建物の建築年は分かりませんので、アスベストの有無は不明ですが、質問者さんが犬の健康被害が解体及び造成によると思うのであれば、因果関係は自分で調べないと難しいと思います。 業者側が現時点で不備は無いと主張しているなら。 ただ犬だけでなく、付近の住人にも健康被害が出ているなら、保健所や警察に相談してみた方がいいと思います。 動物病院の血液検査のみで、因果関係を証明するのは、厳しいと思うし業者も否定するでしょう。 また、現在は六価クロムは使用禁止ですし、過去に使われてならその規模の造成なら何らかの土壌検査はすると思います。
お礼
お答えいただきありがとうございます。 おっしゃるとおり工事と犬の肝臓の数値との因果関係を証明するのは難しいかと思います。 人間にももし影響があったとしても症状がでるのは何年も先ではないかと思います。 解体した建物は30年くらい前のものですのでアスベストは含まれていました。 業者は「飛散しないタイプのアスベストなので大丈夫だ」と言っていましたがどうなのか分かりません。 工務店側から地盤を固める時に使ったものの資料をもらいました。 【固化処理土からの六価クロム溶出量を低減します】と書かれてありました。 低減という事は多少は出るのかな?と素人考えですが思ってしまいました。 犬の肝臓の数値がなぜ上がったのか原因不明です。 今さら原因を突き止めたところでどうしようもないとは思いますが、私としては出来るならば知りたいのです。 それは業者を訴えるとか賠償してもらいたいとかそういうものではありません。 20軒近く家が建ちましたが、外装の吹き付け以外には囲いもしないこの業者に近隣への配慮が全く感じられず信用できません。 グチになってしまいましたが・・・お答えいただいてありがとうございました。
お礼
詳しくご説明いただいてありがとうございました。 自分なりにも調べても見ましたがよく分かっていないのが実情です。 六価クロムは毒性が高いという事くらいです・・・。 もしよくないものを業者が使っていたとしたのなら、ponsuke04さんがおっしゃるように周りでももっと何かが起こっているのでしょう。 ただ犬や小さい生き物は人間より早く影響されるというのは本当なのではないかなと思います。 今年の夏、毎年イヤになるくらいたくさん出るゴキブリが1匹も出なかったのがすごく気になっています。 kei4912さまありがとうございました。