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医師への転移

精神科、心療内科、カウンセリングの中で、医師への転移が起こることをよく聞きます。 これは、どうしてなのでしょうか。転移は何故おきるのでしょうか また、どういった心の病の人に転移が多いなどというのはあるのでしょうか 転移が起きることは、何を意味しているのでしょう。 また、こういうことは日常茶飯事?!にカウンセリングではおきるとするならば、医師は、それは勿論念頭にあるのでしょうか (よく、結婚していない医師も、そのために指輪をワザとしておくとか聞いたことがありますが・・・真相はわかりませんが・・・) こういったことを詳しく知っている方、また、サイトがありましたらお教えください。

みんなの回答

noname#96295
noname#96295
回答No.4

症状にはさまざまな対処がありますが、最終的に自我を治癒するものは他者によって作られる自我しかなく、それは信頼関係のなかにしか生じない。 交換価値なしに全面的に受け入れてもらい、存在価値をみとめてもらえる自我は、親子・夫婦・恋愛間、とりわけ赤ちゃんの状態にそなわっています。 ほかにそれを職業的に作る他人が精神科医。 医師も人間だから愛情を育てる機械にはなりきれません。ひたすら相手の鏡になることで、かなりきついバランスに身を置くことになります。 患者は鏡そのものを必要として鏡に恋をするようになりますが、次第に、鏡に映っている自分を、見るようになります。 正常な状態の人間は、鏡を見るということはなく、鏡像を見る。 患者は徐々に、医師から見える自分というのを想像し、自分を洞察していきます。していってもらわないと、医師もラブ光線に耐えられない。

noname#47054
質問者

補足

かなり興味深い回答でした。 私は境界例で、カウンセリングを受けています その中で、医師に対して、恋愛に似たような感覚を覚えます しかしながら、自分ではこれは転移であると理解しているので、恋とは思っていません。 不思議な感情ですよね。 これは治療の際に必ず通る道なのでしょうか それであるならば、カウンセリングでもこうした転移が起きていることも素直に話すべきことなのでしょうか amaguappa様のご回答の内容が非常に興味深く、もう少し聞いてみたくなりました。 有難う御座います

noname#25310
noname#25310
回答No.3

精神的な疾患のために精神科医や、カウンセリングにかかる人というのは、前提として「その医師(カウンセラー)が自分の病気を治してくれる人」と思っています。 だから「先生」と呼ぶのです。 さらに厳密にいうと「自分の病気を治してくれる人」ではなく、すでに「病気を治そう」という目的ではなく、先生に頼ることが目的となっているケースが非常に多いです。 精神的な病気というのは、依存性が原因であることが多いからです。 私の知り合いの例ですと、拒食症でずっと入院していました。主治医の若い男の先生のことをとても信頼していました。 半年も入院して毎日、面談(カウンセリング)を受けていて、本人は「先生のおかげで考え方がずいぶん変わってきたんだー」といいました。 「でも、あなたは治ってないじゃない。治らないどころか、半年前よりずいぶん悪化しているじゃない。」という私の言葉も彼女の耳には届かないようです。 さらに半年後、もうどうにもならないほど病状が悪化しているところに、主治医が結婚。彼女は自殺未遂を起こしました。 患者が医師に転移することも、それが絶望の出口しかなくていつか自殺騒ぎを起こすことも、医師はわかっていないはずはありません。 でもそれも「治療の一環」という理屈をつけて処理するのが、精神医学であり、カウンセリングなのです。

noname#47054
質問者

お礼

有難う御座います

  • Tori_30
  • ベストアンサー率27% (653/2415)
回答No.2

wikipedia検索で「精神分析学」という言葉を検索してみて下さい。その中の「フロイトの治療過程で生じるとされる現象」の項目を見てみて下さい。そこに転移についてちょっと載ってます。解りやすいと思いますよ。(でも、それぐらいはもう知ってるかな?) あとは「転移」と「逆転移」で検索してみてもいいかも知れません。転移について解説しているページが色々出て来ると思います。その中で一つ参考URLとして貼っておきました。参考になれば嬉しいです。 転移とは治療過程で”必ず”起きる現象のようですね。また現代では治療者側からの転移である「逆転移」も必ず起きるとされています。それはつまり感情であるから防ぎようがないという事みたいです。それを抑えるか抑えないかが”転移”かそうでないかの分れ目なのかもしれませんね。 僕自身の体験(僕もカウンセリングにかかった事があります)から言うと、やはり心の悩みを抱えている人というのはどこか依存的です。他者との境界が甘いというか。(というと誤解されるかもしれませんが、必要以上に他人に頼らないのもやはり依存なのです。感情が他人に依存しすぎているという意味での依存です) 僕の場合はオーソドックスに先生に頼っていました。「先生に何とかして欲しい」と思ってしまったというか。家族でもない先生に。それが転移だったのだろうと今は思います。どこか父親代わりを先生に求めたのでしょうね。 そして逆転移もまた起こりやすいのだろうと僕は思います。というのは、そういう人格障害を抱えている人の中には「他人の同情を買うのが上手い人」がいるからです。 今では「転移」も治療の一部となっているのかもしれません。まあ、転移が起これば大抵の人は流されてしまうでしょうが。特に恋愛感情なんて一番劇薬ですからね。そうなったらどうやって防ぐんだろう?って疑問に思うくらいです。僕なんてきっとすぐに飲み込まれてしまうでしょうw そういうのを防ぐ意味で指輪とかをわざとしておく医師もいるかもしれませんよね。

参考URL:
http://yukitachi.cool.ne.jp/column/c011kanjoteni.html
noname#47054
質問者

お礼

とても参考になりました! 有難う御座います 必ずおきることなのですね 私は境界例ですが、恋愛に似た感情を持ってしまいます でも転移だと自分ではわかっているので、だからこそ、興味を持ちました もっと転移について、色々知ってみたいですね

  • naopazzo
  • ベストアンサー率22% (40/177)
回答No.1

 うーむ,難しい質問ですね。  と,言いますのも,転移はおそらくもともとは精神分析の中から出てきた概念で,それがほかのカウンセリングなどの近接領域などでも取り上げられるようになっているのでしょうが,転移がいったい何か?その本質は?となると,各専門領域ごと,あるいは各専門家ごと,あるいは各理論ごとに違うでしょうから,これが転移だと説明するのは難しいと思います。  転移こそは分析的な,あるいは個人カウンセリング的な関係の中での最も重要な概念であり体験ですので,もしそれを十分にお知りになりたければ,入門書や概論書から始められて,まずはよく文献にあたるというのが大事かと思われます。  たいした回答でなくて,ごめんなさい。本を読まれて,こんなことかなーみたいな感じが得られるといいですね。

noname#47054
質問者

お礼

有難う御座います^^

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