• 締切済み

なぜ、愛する対象が国なのか?

教育基本法改正に関して。 私達は日本人ですが、それぞれの地方にも属しており、またアジア人の一員でもあります。さらにいうと地球人でもあります。 郷土愛、愛国、アジアを愛する、人類愛・・・ いろいろある中で、何故、国を愛するという気持ちを政治家の一部はいうのでしょうか? 愛国心を言う人の多くは、近隣諸国を悪く言う人が多いようにも思います。 それならば、国という小さな単位でなく、人類愛や地球愛の方が良いのではないでしょうか? なぜ、国なのか? 回答お願いします。

みんなの回答

  • xelion
  • ベストアンサー率50% (1/2)
回答No.39

本質問は置いて >為政者がそれを教えろというのは何かねらいがあるのでは? と勘ぐってしまいます。 について小生が回答させていただきます。 今となって世界はグローバル化しており、国際的な利益損得問題や治安維持、領土問題など外交面では激しくなってくるのではないかと思います。日本社会でもバブルの崩壊とグローバリゼーションに伴う成果主義や市場偏重主義で情報化社会で安定しなくなってきました。また家族や近所でも愛国心を自然に養うような機会が減って、大平洋戦争の悲劇とGHQにすっかり骨抜きされた教育で愛国心が馴染みにくいと感じられる人が多くなってきました。そのため個人重視主義による公共秩序の乱れや政治・社会への無関心のある若者も多く見られるようになりました。さらに多くの人がなんとなく日本に限らず、社会を「生きにくい」、心の病が増えていることも愛国心の欠如を指摘する人もいるようです。 そういった現代日本の病理に危機感を持ったから、為政者はそう言ったのではないでしょうか。 まあ普通、「愛国心は押しつける物ではなく自然と身に付く物」なので事穏やかには行かないでしょうね。 政治家が愛国心を推進するとろくな結果になりかねないと危惧する意見には同意ですが・・・。 なんか説明が抽象的みたいでしたが、それでは。

  • aozola
  • ベストアンサー率12% (72/563)
回答No.38

確かにそのとおりですね、今の時代は海外に住んでいる人も多いし、そういう人は日本という国を愛せといっても無理なわけですから、愛国心という考え方も今のようなグローバルな時代では、あまり具体性を持たないように見えます、 なので私だったら愛国心というよりは、民族愛のような形がいいと思います、同胞に対する愛情といいますか、今は国家という狭い枠は成立していないでしょうし、1~2時間もあれば海外に行ける時代にいまさら国家といわれてもどうしようもないので、そういう考え方がいいと思います。 まあそれで、政府が愛国心だ何だといっているのは、懐古主義といいますか、今の政府は昔の軍事政権のようなものを目指しているように見えるので、いまだにそういう妄想的なことができると勘違いしている連中ですから、どうもいっていることがちぐはぐしているようで、国粋主義的な発想で、国家が絶対で、その上にいる俺ら政治家も絶対だといいたいのが本音のようですが、今のような時代でそういうことをいうのは、妄想と言うしかないでしょうね。

noname#70326
noname#70326
回答No.37

#26です >国民が選出した国会議員が法律を決めるのが民主主義ですが、 >その法案に反対の人は、国民をやめるしかない、 >というのは本当の民主主義ではないと思います。 自分の意に反する意見に対しフィルターをかけたい気持ちは良くわかりますが、私はそういうことは一言も言っていませんよ。 法案に反対するのは、自由であり国民の権利です。ですが、法制化された以上はそれに従う(妥協して受け入れる)のが国民の義務だと言っているのです。 民主主義体制下において法律が制定されるということは、多くの国民がそれを支持しているということなのです。 あなたがまず考えなければならないのは、「自分が賛成しかねているにも関わらず、なぜ多くの国民はこの法案を支持しているのだろうか」ということなのです。 政府が自分の意に反する政策を遂行しようとしたときに良く出てくる「この国の国民はバカだ」とか「政府に洗脳されている」という言葉ほど、サイレントマジョリティーをバカにしたものはありません。 人類愛だとか地球愛を否定するつもりはありませんが、国なくしては何も始まらないということをよくよく考えるべきでしょう。

  • londonboy
  • ベストアンサー率47% (22/46)
回答No.36

教育基本法の「愛国心」は強制ではない。施行後、date_kansinさんが「日本なんて大嫌いだーーー!!!!地球が好きだーーーー!!」と言っても思っても逮捕されない。そのような自由は守られる。 残虐な行為が嫌い。そのような犯罪は個人や団体が行うものだが、日本はきちんと取り締まっている。 第2次世界大戦は皇軍相手のゲリラ戦なんて恐ろしすぎて原爆落とすしかなかったんだろうなあ、アメリカは。北朝鮮等の独裁国家程度の偏狭な愛国心で当時の日本ほど戦えるのだろうか?そりゃあ兵士達は厳しかったと思うよ。命令は絶対。これは何処の国の兵士も同じだと思う。日本が強かったのは兵士達が本当に日本が好きだったからじゃないか?強制だったんだろか?当時の事は知らんが、今戦争が始まったら日本のためなら戦ってもいいなと思う。

  • gootttt
  • ベストアンサー率61% (191/309)
回答No.35

30以上の回答があり、読むだけで大変なのに其の上返答まで頂けて嬉しかったです。 今回は質問者さんの意見を踏まえ、No24No29の意見の補足をさせてもらいます。 質問者さんの持論を変えられるとは思いません。しかし、こういう考え方もあることは知っていて欲しいです。 愛国心がもたらす作用は、国内的作用と国際的作用ではかなり違います。 国内的には団結心を促します、国という存在を通して皆が仲間意識を持てば団結しますよね。 国際的には主張するようになります、国の利益は自分の利益、国の損は自分の損だと思うようになれば、積極的に主張するようになるでしょう。 さて国内的には食い違うのは方法論への認識ですね。 >これも同感です。 >日本社会をありのまま伝えるべきでしょう。 >私たちは、日本という国に大変お世話になっているという事実、 >ただ、反面、税金の無駄使い、公務員の不祥事等悪い面も包み隠さず伝えるべきだと思います。 ↑ たしかに全てを明らかにすべきです。だから悪い面も当然教えるべきだと思います。国家の悪事もそうですが、日本人の悪い癖や日本語という言葉の使い難さと奥深さも教えるべきかもしれません。 ですが、上記した話はもう既にかなりの人が知っているのではないでしょうか? 現にテレビやラジオ新聞で連日連夜報道していますし、政治家=金の亡者と言う偏見が凝り固まっているのもそれが原因だと思いますし、それはかなりの部分分かっていると思うのです。 悪い面も教えるべきですが良い面も教えるべきなのに、実際には悪い面しか教えてない事が現在の問題だと思います。 我々は害よりも遥かに多くの恩恵を日本から受けています。 人間に生まれたから、現代社会に生まれたから、日本に生まれたから、こんな生活が出来るのだと、自分たちの暮らしは数多くの人たちの業績の上にあり、今も数多くの人たちに支えられているのだという事をストレートに教えるべきなのです。 それを怠っているため、今の日本には、こんな贅沢な暮らしができることは当たり前だと思っている人が多すぎると思います。 だから、公共の迷惑をかけているのに注意されると『お前には関係ないだろ』とか『誰にも迷惑かけてない』と勘違いをする人が出るのだと思います。 次、国際的な愛国心ですが 本当に大多数の人類に地球愛人類愛を抱かせる事が出来るなら、それがベストかもしれません。 しかし現時点では残念ながら、大多数の人類に地球愛を抱かせることは不可能です。 なぜなら、現在日本政府が日本人に愛国心を養わせることが可能なのは、日本という実在する共同体があり、国民の総意を決める制度があり、全国への方針を一律に決める権限があるからです。 現在の地球では親近感が抱けるほどの共同体は出来ておりませんし、全地球の総意を取りまとめる制度もありませんし、権限を持った権力機関もありません。 ですから現在は地球愛を喚起するのは不可能です。 質問者さんも本当の意味で地球愛を抱いているとは思いませんし、これからも抱く事はないと思います。 ではどうすればいいのかというと、やはり各国がそれぞれの思惑で動くしかないのです。 その結果が、最終的に地球の為になるようなルールを整備するしかありません。これは国が国民に向けて法律を作るのと基本的には同じですね(大抵の国はそれ+愛国心を利用している)。 そうして各国がまずは自己を第一に考え動く事がベストなのです。何故なら人が真剣に動くのは自己に関係している時だけだからです。 ですから >愛国心を言う人の多くは、近隣諸国を悪く言う人が多いようにも思います。 これは当然の事なのです。自国を自分のことのように思えば、自国が被害を受ければ怒るのは当たり前の事だと思います。 私は領土を他国に掠め取られても、資源を他国に掠め取られても、国民を他国に拉致されてもへらへらしているような人が正しいとは思いません。 しかし、今まではそうしていたわけです。貿易摩擦で日本車が焼き討ちされても、日本の政治家は土下座外交で対応していたのです。私はそれが正しいことだとは思えません。 国が危害を受ければ怒り、国の利益になれば嬉しいと喜ぶ、その反応が国際社会の規律になるのです。 痴漢をされて黙っている人と大声を出す人、どちらが痴漢撲滅に役立つでしょうか?それと同じです。 今までの日本は、何をされても、ただ黙っていただけです。 結局、地球市民だ世界平和だといいながらも、何もしなくては引き篭もりと同じです。 強欲な働き者と無欲な引き篭もり、どちらが多く意見の衝突があるかと言えば強欲な働き者でしょう。しかしどちらが社会の為になるかと言えば、明らかに強欲な働き者です。 一生懸命働く強欲な人は様々な人と付き合う過程で喧嘩をすることもあるでしょう。しかしそれは様々な付き合い(外交)をするならば、当然の事だと思います。 次に、基本的には各国が利己主義を発揮して活動すれば、それが社会全体の為になるという考えを補足します。 これについては例外が幾つか有ります。 まずは軍事力です。 要するに、相手の利己主義を尊重せず、自分だけの利己主義を暴力で一方的に押し通せば、前回上げた話は成立しなくなります。 他にも環境問題でも成り立たない面があります。なにせ利益は公害対策をしてない国に集中するのではっきり分かりますが、その実害は全ての国に拡散するので分かり難いのです。 しかし前者は莫大な軍事費が結果として戦争を引き起こし辛くさせています。アメリカと言う超大国がイラクなどという小国と戦争しただけで傾くわけですから、そうそう戦争など出来なくなっていくと思いますし、世界中にアメリカの工場が立ち並ぶ今アメリカが戦争を吹っかけられる国は殆どなくなっているのも事実です。 後者は損をしている皆が一致協力して説得するしかありません。 確かに >>『地球を守らないとあなたの生活はもっと苦しくなる、地球を守れることはあなたの利益になる』 > >と言っても、アメリカは自国の国益のみのために京都議定書に調印しませんでした。 >中国も経済発展のために工場から汚染物質を流しています。 ↑ は仰るとおりなのです。当たり前の事ですが、全ての説得が上手く行くとは限りません。それでも相手を説得するにはそれしかないのです。 地球愛などというイデオロギーを振りかざして、説得をしても一生相手は変わりません。 むしろ京都議定書は本当にギリギリ紙一重でアメリカが批准できなかった面があります。そのギリギリの紙一重とは中国だと思います。 当時の中国は今よりも我侭でした。CO2削減の圧力が自国に及ぶのを恐れ京都議定書をかき乱したのはむしろアメリカよりも中国です。(その結果アメリカは議定書に批准できず、全ての批難はアメリカに向かいました) 今までエネルギーを無駄遣いしてきたその中国ですら、昨今の原油の値上がりで省エネ省エネと言うようになって来ました。 このように人は理想ではなく損得で動く生物です。ですから相手の利己心を認め尊重し、相手の利己心を満足させるように説得するしかないのです。 そして、それが正しく公平で平和的かつ建設的な唯一の手段なのです。

回答No.34

no25です。 >日本の為に働くという意識をもってすれば日本がレベルの高い国になりやすいからでしょうね。 とは言葉の通りで、あなたは技術者は国のタメにはたらいているわけではないと言いますが、必ずそういった点もあると思います。 しかし技術者はだけに関していえば僕の言っている事は殆ど違っているかもしれません。北朝鮮の愛国心なんて本当かどうかわかりませんよ笑。 国が過去の戦争の悪い事(南京大虐殺や戦争犯罪等)を学校の教科書に詳しく書かないのは国を見捨てられないようにです。ナチスの虐殺はしっかりと説明されているのにも関らず。 日本はこんなに悪い国なんだ、大嫌い。と思う人が増えれば何かと政治家にとって不利ですよね? 何かしらの問題があったときに日本を好きでいてくれたら、有利だからです。 この質問は倫理的な回答より、こういった回答のが的を射てると思います。そりゃあ政治家は何かと倫理的であったり道徳的であったりの理屈をつけて説明するのでしょうが。

  • pixc4
  • ベストアンサー率0% (0/4)
回答No.33

 「エキセントリック」という単語の意味を知らないで使っている人がいるようですが、まあ、自分がするのはOKで他人がするのは批判するという独特のメンタリティの人のようですから、なんでもありなのでしょう。  チャーチルの言葉に、こんなものがあります。 「二十歳までに共産主義にかぶれない者は情熱が足りないが、二十歳を過ぎて共産主義にかぶれている者は知能が足りない」  同じく、こんなものもあります。 「共産主義を知らないというだけで、そいつは既に共産主義者の手先である」  日本が敗戦した後の、GHQ による War Guilt Information Program のせいで、共産主義者が日本にはびこったことも、その後を継ぐ連中がいまだに日本を蝕んでいるのも、単なる事実です。  事実を知りもせず、空想でものを語るのは、実に非建設的なのですけれどね。少なくとも、この事実を知らない間は、共産主義者の手先になっていることもまた、単なる事実なのですが。

  • eneloop
  • ベストアンサー率54% (17/31)
回答No.32

ANo.30、ANo.34のpxc4さん、ここはQ&Aの場ですから、質問された方に向かって「洗脳されている」だの「あなたは手遅れ」だのエキセントリックな表現で非難するのはどんなもんでしょうか。 (といいながら私のこの回答も、他の回答者への意見ということでルール違反かもしれないけど、ちょっとコメントを…) 私は、教育基本法改正案は一応目を通しています。 しかし法律(法案)というのは、字面をただ読解してそれで納得、というものではなくて、法律(法案)の書かれた背景、書いた人間の意図を行間から読み取る必要がある点を指摘しておきたいと思います。 たとえば裁判でも法の解釈がわかれることはあります。これは裁判官によって法の意図するところをどう読み取るかが違うからでしょう。 改正案の第二条第五項がわざわざ書かれたの意図は何なのか。狙いは何なのか。 学校教育を通じて何をやりたいのか。 教育基本法が改正されると、具体的には学校教育にはどういう波及が予測されるのか。 そのあたりまで踏まえて読み取ることが大切なんじゃないかな。 「日本を滅ぼそうとしている活動の首謀者グループ」なんて、昔の特撮番組の敵役みたいなものを思いつくぐらいなら、教育基本法自体について想像力を働かせた方が建設的だと思いますよ。

date_kansin
質問者

お礼

条文を字面だけでなくて、法律の書かれた背景、書いた人間の意図を行間から読み取る必要がある というのは納得です。 私は理系の人間ですが、工業所有権法を勉強していて、 条文だけではわからないことが、政令・命令・施行規則・判例などによってわかってきます。 また、学説がいくつかに分かれるものもありますしね。 教育基本法改正の条文の意図は何なのか? 改正法によって、学校教育がどう変わるのか?または、先生方にどう教育しろとの指導がされるのか? そこら辺も見る必要があると思いました。 参考になりました。 回答ありがとうございます。

  • pixc4
  • ベストアンサー率0% (0/4)
回答No.31

No.30 のお礼 > あなたの想像は全くの見当違いです。 > なぜなら、自分自身で考えたものだからです。  典型的ですね。他にも特徴はありますが、あなたは以下の4つの特徴を発揮しています。 1.洗脳されている人間は、洗脳されている自覚が無い 2.洗脳されている人間は、洗脳されているとの指摘を受ける   と無条件に反発する  (そうしないと、洗脳が解けてしまうので、洗脳者は反発する   ように仕込みます) 3.洗脳されている人間は、事実に基づく論理展開をできない  (それをやってしまうと、洗脳が解けてしまうので、それを忌   避するように洗脳者は仕込みます) 4.洗脳されている人間は、他者の「話」を全く聞かず、噛み付   くのに都合の良いフレーズにのみ反応する  (相手の話の筋道を追ってしまうと、洗脳が解けてしまうので、    それを忌避するように洗脳者は仕込みます)  1は、この引用部を示すことで、証明終わりです。  2は、私の No.30 での内容の柱である法文の確認に一切触れられずに、好き嫌いという感情むき出しの話に飛んでいった点の指摘で、証明終わりです。  3は、2と同様に私の指摘に対する反応が論理性の無い感情論に陥っていることを指摘することで、証明終わりです。好き嫌いの問題ではありません。好きな相手から洗脳されることもありますし、嫌いな相手から洗脳されることもありますから、好き嫌いと洗脳の有無には因果関係が全くありません。  4は、やはり2とかぶりますが、法文の確認に触れていない点ですね。「誰かに吹き込まれた」を否定することに夢中になって、全体の話を見ることができなくなっています。  もはや、これだけ重度であればあなたは手遅れでしょう。  これを見た他の人が、他山の石としてくれえることを祈るばかりです。 > 歴史や現代社会のありのままの姿を教えてほしいだけです。 > あとは自分で判断するので。  ちなみに、こういう姿勢は、洗脳されるのに最も適した姿勢です。  「自称ありのまま」など、その当人のイデオロギーや利害関係でいくらでも歪むものです。そんなものを教えてもらった時点で、既に取り込まれていますから、あとは洗脳一直線となります。  鳥のインプリンティングと同じで、最初に入ったものにどっぷり漬かってしまいます。事実関係を自分で調べて裏を取り続ける姿勢が無ければ、そこから脱却することはできません。  心当たりのある方は、注意しましょう。

  • cse_ri2
  • ベストアンサー率25% (830/3286)
回答No.30

直接の回答ではありませんが、参考までに幾つか意見を述べます。 >歴史や現代社会のありのままの姿を教えてほしいだけです。 >あとは自分で判断するので。 これは無理ですね。 なぜなら、現在の学校教育の内容は、現在の教育基本法の精神に則った学習要綱を元に定められており、教育基本法を改正する・しないに関わらず、国家による一定の方針で行われることに、変わりはないからです。 歴史や現代社会のありのままの姿については、自分で学ぶ道しかありません。 なぜなら、教科書も含めて、現在の社会を扱う書籍には大なり小なり執筆者の思想によるバイアスがかかっており、ありのままの姿を書いた本などどこにも存在しないからです。 私たちにできることは、できるだけ多くの本を読んで、執筆者の思想のバイアスを見抜き、自分の中でそれを取り除く努力をすることです。 ちなみに歴史について言えば、日本史は江戸時代以前については、よほどマニアックな解釈にこだわらない限り、思想のバイアスは比較的少ないです。 しかし明治時代、それも日露戦争後の歴史については、執筆者の思想的立場により、かなり解釈が分かれます。 学校で学ぶ世界史は比較的バイアスは少ないですが、西欧中心史観になっていることだけは注意してください。 イスラム社会やパレスチナ情勢については、学校を出てから自分で勉強しないと、現在の中東情勢やパレスチナ問題が全然わからなくなります。

date_kansin
質問者

お礼

なるほど。 教科書も含めて書籍には大なり小なり執筆者の思想のバイアスがかかっている。 日本史は明治時代以降は執筆者の思想のバイアスがかかっていて、 世界史は西欧中心史観になっている。 そのとおりかもしれません。 ご指摘ありがとうございます。 具体的に何のできごとだったか忘れましたが、以前、欧州の歴史的できごとをフランスの史観でみたものと、ドイツの史観でみたものと、両方の史観を一つの教科書に載せた教科書があるとニュースで聞きました。 2つの見方があれば、両方載せるというのは、いいアイデアだと思います。 全部そうすると、教科書がぶ厚くなってしまって大変ですが(笑) 先生が自分の史観だけを教えるのではなく いろんな見方がある、ということを生徒は知っておいた方がいいんじゃないかとも思いました。 大変参考になりました。 回答ありがとうございました。

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