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ナノテクノロジー
ナノテクノロジーと言う言葉を良く耳にしますが 生物工学はナノテクノロジーにどう関係しているのですか?
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要するにナノスケール(10^-9 m - 10^-7 m)を対象とした技術ということになります。 一般に分子はもっと小さく、このスケールになったものとしては、DNAやタンパク質などの巨大分子が上げられます。 ですから、DNAやタンパク質、糖鎖といった生体高分子を扱って、何か応用技術を開拓しよう、といった研究も、バイオテクノロジーであるとともに、ナノテクノロジーと言えるのでしょう。 DNAといえば、導電性やセンシングなど、生体とは違った観点での研究があります。 タンパク質や糖鎖でも、これらを基盤上に配列させたり(DNAでもそういう研究はあります)して、何か機能(センサーとか触媒とか)を実現しようという研究がなされています。 もともとなのスケール分子を扱っていたバイオテクノロジーは、ナノの先駆けといえるのではないでしょうか。
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- Ama430
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専門家ではありませんので補足レスを期待しています。 ナノは十億分の一をあらわし、ナノメートルとは十億分の一メートルのことです。 ナノテクノロジーは、髪の毛の太さの何万分の一、原子数個分というような、ものすごく小さいサイズの工作技術と思って下さい。 生物工学はバイオテクノロジーの呼び名が有名でしょう。 生物によって加工する技術ですが、酵素や微生物を利用して新しい薬品を生産する技術が一番イメージが強いと思います。 原子レベルの小さいものを動かす方法は、電磁力のような物理的方法もよく使われますが、「少し大きめ」のナノテクには、微生物の生物反応が威力を発揮する場面もあったように思います。 また、逆に、細胞の遺伝子をいじって、農産物の品種改良を劇的に進めるなどが実用化していますが、紫外線照射で遺伝子結合を切るなどのナノテクが使われています。