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耐震の補強で悩んでます。
木造家屋の耐震診断を受けました。 入り口の開口が大きいのが最大の問題点で、建築士さんからは「この開口部に門型の補強を入れる。その為にサッシ部分は全部壊してやり直しになる。」と言われました。 入り口はサッシ4枚の引き戸が中央の壁を挟んで2組並んでいます。 右側は駐車場で、こちら側の戸は全部左側に引き込めるようにレールが通しで引かれています。 左側は普通の4枚引き戸です。左右とも欄間有りです。 網入りガラスでサッシはブロンズ色です。 想像をはるかに上回る大事になりそうで、ものすごく躊躇しているのですが、幾らくらい掛かるものでしょうか? 又、左右の開口部を合わせると、約7メートルありますが、通しで門型補強を入れることは可能でしょうか? 将来のことを考えると、通しで補強を入れたいと思うのですが。
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気づくのが遅くなり申し訳ありません。 予備診断がどんな精度のものかちょっと不明ですが状況は結構厳しいようですね。 前にも書いたように一般診断法よりも精密診断法のほうが工費は安く済みます。なぜかというと耐力壁といわれる筋交などの壁以外の小さい壁なども計算に入れた耐力を計算するので補強の必要が減るのです。 精密診断法は補強をちゃんとやる時にはどうしても必要なもので100m2以下なら約12~15万円以上の費用がかかります。それからこれに対しての補強設計を約15~18万以上の費用をかけてします。価格規定は特にないのであくまで見かける相場です。そして補強計画に沿って工事見積もりが出るわけなのです。 申し訳ないのですが、概算は厳しいです。 解体(壊す部分)の費用と復旧の費用が今の状況ではよくわかりません。門がたフレームなら3640が1箇所で材料だけで15万位だったと思います。これに送料と取りつけ費が必要ですが取りつけ自体は結構簡単です。改修工事費用は見えなさ過ぎて怖いですが見積もりは無料だと思います。診断・設計は有料ですけど。 他に、こういう考え方はあります。 もし、補助金などをもらうために評価点を1以上にしなければいけないというならば工事はすべてやらなければならないでしょう。 耐震の根本から考えれば、1にすべきだと思います。 けれど耐震改修といってもその費用は120万までしか出せないのでその中で評点はどのくらいに良くなるのか。または、評価点が0.3しかないものを0.8にしてくれればいい。など助成金を受けないなら選択できると思うのです。 もともと、ご心配で耐震の相談をされたのでしょうから、予算がどのくらいといってみたらどうでしょうか。詳細の診断では工事部分がもっと減るかもしれません。 お話の様子では、どんなに精密診断してもおそらくその開口部は補強がまず1番に必要と判断されるでしょう。
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一級建築士です。 壁は中央にどれだけあるのでしょうか。 状況があまりよくつかめません。 ざっくり申し上げて壁の長さの1/4以上の耐力壁があるかどうか考えて見て下さい。足りない?しかも、建物の角に壁がなさそうな感じです。 また、大開口部分が危険なのはご自身も感じてらっしゃるようですね。 しかし大開口があるところを見ると南側で、開口部を狭くして耐力壁を増やす工事では今までより暗くなる、かといって鉄筋ブレースで明かりだけ取っても外に出れないなんてことができないような開口部のようです。お察しの通り住まいながら大変な工事になると思います。 日本建築防災協会のやり方に添った耐震診断であれば診断はそれなりにあっていると思われます。がそれは悪さ加減しか出てこないはずです。 補強設計は別物です。ちゃんとした補強設計なさっていますか。(もちろん補強設計は数十万かかる設計費用が必要) 耐震診断の評価点(現状1.0以下と思いますが)がどれだけ良くなるのか補強設計の結果を確認しながら工事費を見積もってもらったらいかがでしょう。 耐震診断も方法が4種類あって詳細にやればやるほど、また、補強設計をやればやるほど工費は少なくなる物です。 ちなみに状況から金額ははじけませんが、統計データで耐震改修工事の費用は数十万~500万程度で平均175万円くらいだったと思います。(春に耐震相談を受けた時調べたのですが) 診断者にもっと詳しい説明を受けましょう。 また、補強設計に費用が必要ですが、工事費の見積もりは工事を決定するまで見積もり費用として請求されることはないでしょう。 金額を見て、他の選択肢がないかどうかは改めて診断士にご相談したらいかがですか。 耐震診断や補強設計の書類がないと一概には申し上げられないのです。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありません。回答ありがとうございます。 専門家からのご回答でとてもうれしいです。 そして、質問が言葉足らずだったことをお詫び申し上げます。 耐震診断は区のから指定された1級建築士がお見えになって、予備診断を済ませたところです。 間口が狭く奥行きが長い敷地に建っているのに、縦壁が多くて肝心の横壁が少ないために、随所に横壁を増やしたり厚い合板で補強したり、天井裏の構造部分に金具を入れたり、補強の梁も入れたりします。土台は問題ないので、木工事部分についてはそう高額にならなそうだし、過去の経験からおおよその金額も想像つくのですが、問題はこの開口部の工事です。 全く見当が付かなくて、これがあまりに高額なようなら、それなりに費用の掛かる本診断に入ること自体止めようかと悩んでいるのです。 ご推察の通り、開口部は東側で、我が家で唯一太陽の光が入る貴重な場所です。なにせ左右と裏は窓から手が触れるところに隣家がありますので。 中央の壁は筋交い入りで車の長さ分あり、それは我が家の狭い土地の半分強の長さになります。これは縦長な敷地に対して縦に入っている壁なので、地震対策にはあまり役に立ちません。 従って開口部の補強は必須なわけで、そのことはよくわかるのですが、 門型の補強を入れるのが「レール下のセメント部分を壊し、その下も掘って・・・・・」と聞いてクラクラして来ました。 「門型の補強はサッシに添うように手前に入れれば良いだろう。さらに左側入り口には横の補強壁が入るのかなぁ」位に軽く考えていたので、引きつってしまいました。 本診断に入る予定だったのに、連絡を入れないで保留にしてある現状。診断していただいた建築士さんにも聞きにくく煩悶の日々です。 トータルで、間口4間弱の開口部分補強工事+計8枚のサッシ引き戸&欄間。 ものすごく概算で良いのですが、たとえば100万位とか、そのような感じで良いのですが、この部分に掛かりそうな金額が知りたいのです。 よろしくお願いします。
お礼
再度の回答ありがとうございます。 実は私も補助金を貰わないで、ほどほどにやってもらうことにしようかとても迷っていたのです。 しかし予備診断で来てくださった建築士さんがとても良い人だったので、つい先に進める話をしてしまったものですから、断りにくくなってしまって・・・。 でも決心が付きました。相談に乗ってくださって本当にありがとうございました。