• ベストアンサー

★廃棄物発電について★

学校で、『廃棄物発電が火力発電のかわりになるように導入されつつある』 と耳にしたのですが、本当に廃棄物を燃やして化石燃料のかわりに することは化石燃料の有効な手段なのでしょうか?? 廃棄物を燃やすことにより、ダイオキシンもでてくるだろうし第一、 化石燃料を補えるような電力は得られるのでしょうか?? 私は初めの質問に対して、『有効な手段でない』なのですが みなさんの意見も聞かしてほしいです>_< お願いします★

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • nobugs
  • ベストアンサー率31% (1061/3349)
回答No.3

#1です。追記します。 ダイオキシンに対して、800℃で2秒以上加熱をすると分解します。 最近の焼却炉では、高温を維持するためにプラスチックを熱源とした焼を行っています。 御殿場市では、焼却炉をダイオキシン対策で変更したために、分別収集を止めて、混在した形で排出をするようになりました。 ですので、廃棄物発電は、エネルギーの効率化、減容化・最終処分場の縮小、ダイオキシン対策、高温の排出防止等の効果があります。 最近は、最終処分場に埋められたプラスチックを再処理(燃焼)して、減容化する計画もあります。 ここから発生する熱の再利用としても、廃棄物発電が重視されています。

danzania
質問者

お礼

二度目のご説明ありがとうございます!! こんな無知な私のためにいろいろと教えてくださって ありがとうございました☆

その他の回答 (3)

  • chiyokunn
  • ベストアンサー率34% (32/93)
回答No.4

簡単に言うと、火力発電の代わりには絶対になりません。発電量が違いすぎます。 火力発電は、原子力発電の事故などによって年によってかなり発電量は違いますが、最低でも日本の全発電量の50%以上、普通で60%ぐらいは発電しているのに対して、廃棄物発電は1%前後です。 理由は、廃棄物発電は増えてはいるのですが、全てのゴミを発電として燃やしても、全然燃料としては少ないです。 原油は石炭、LNG(天然ガス)などに比べて、燃えにくいので燃焼温度が低く、火力発電の熱効率は40%はいきますが、廃棄物発電は15%前後ですし、発電自体が小規模です。 ダイオキシンは下記に書いてあるようにあまり問題にはなっておりません。今後、僕が考える有効な発電は太陽光発電(40年後ぐらいでは有効かな?)と南米などで車の燃料をガソリンからエタノールで走るエタノール車が支流になっていますが、そのエタノールを燃やして発電するバイオマス発電(構造は火力発電と同じ)です、これも15年後ぐらいにはメインになっていくのではないのでしょうか?もちろん、原子力も火力もなくなりませんが、、、 その教師は、教科書に書いてある廃棄物発電が年々増加しているというようなところを読んで、勝手に火力発電の代わりにまでなると勘違いしてしまっただけなので、その教師が好感を持てる人なら優しく注意してあげて、嫌いなら攻撃したらいいと思いますよ。

danzania
質問者

お礼

大変詳しいご説明ありがとうございました!!! 私は、廃棄物が化石燃料の節約になる派だったので 反対側の意見が聞けてうれしいです(^^)v 暖かいお言葉ありがとうございました(>_<)

  • yakyutuku
  • ベストアンサー率14% (267/1890)
回答No.2

ダイオキシンは焼却炉を高温で稼動させればほとんど発生しません。ダイオキシン問題は割かし簡単にクリアできます。火力発電を完全に代替はできるわけありません。ただし今まで捨てていたエネルギーを有効に活用できるかもしれません(化石燃料の節約)。ただいままでプラスチック(のエネルギー)はどうなっていたのかが、問題だと思います。燃えないゴミとして埋められていたものを発電にまわすのなら有効活用でしょう。ただし燃やすゴミとしていたなら、燃やすゴミを燃やすエネルギーとして活用されていたプラスチックが発電に回るだけです。その穴埋めとして燃やすゴミを燃やすための化石燃料が多くなるでしょう。つまり手間が増えるだけナンセンスです。実際ペットボトルを分別すると、焼却炉でのガス使用量が増えるらしいです。

danzania
質問者

お礼

大変丁寧なごせつめいありがとうございました。 私はダイオキシンが一番心配しなければならないものだとばかり おもっていました。 とても、分かりやすい説明でした!!ありがとうございます!!

  • nobugs
  • ベストアンサー率31% (1061/3349)
回答No.1

廃棄物発電で使用する燃料は、プラスチック製品となります。 原油→燃料 とするか 原油→プラスチック製品→燃料 とするかの違いです。 プラスチック製品のリサイクル・リユースでは、製造する場合よりもエネルギーを必要とする場合もあり、エネルギー収支として廃棄物発電の方が効率が高くなります。 また、プラスチックの廃棄処分では、処分場の問題もあり焼却で減容しているのが実情です。 この時の、熱を発電に利用するのが廃棄物発電ですので、今まで捨てていたエネルギーを有効利用するシステムです。 コスト比較では、新しく廃棄物発電所を作るのではイニシャルコストをが大きくなり、リサイクル・リユースのほうが制度として整ってきているので安くすむ場合もありますが、その数量・材料にも限界が出てきます。

danzania
質問者

お礼

大変丁寧なご説明ありがとうございました。 私は今まで廃棄物発電につかうのはすべてのゴミだと思ってました。 とても分かりやすかったです!!

関連するQ&A