カウンセリング…続けるべきでしょうか？（長文です）

質問

今、生活は安定していますが、自分がどうしたいのか分からず何か欠陥のように思える時があります。

その時に決まって幼少期を振り返る自分がいます。時には泣いてしまう事もあります。
3歳の時に両親が離婚し、母は姉を残し私だけを連れて再婚しました。
その後妹ができましたが、両親の喧嘩は絶えず結局母は別の若い男性と駆け落ちしました。母が残した借金を抱え、妹も小さく苦労はしましたが養父は私を自由に育ててくれました。
ただ、母が「私は精神異常だ」「男なんて駄目だ」と言われた記憶、小さい頃から体が弱く学校でいじめられた記憶、先生や地域の人に言われた言葉、母が自殺未遂した時の光景すべてが頭から離れません。
これらは数少ない親友には全て話していて、受け止めてくれています。
成人以降は養父や今まで親身に助けてくれた人にも感謝しています。でも、どこか「人に自分は愛されはしない」と思ったりしてしまいます。人と向き合う恋愛がとても怖く思えるのです。親友とは向き合えるのになぜ恋愛は駄目なのか…人間的におかしいのか…やはり過去の自分がそうさせてしまうのか…となります。
何か分かるかもと思いカウンセリングを半年ほど受けたのですが、どこか本当の自分をだせてない気がして、カウンセラーの方からも「あなたにはカウンセリングは必要ないのかもしれません。」という事で終わりました。
過去があったからこそ今の自分があるとは思います。仕事もし、何でも話せる友人もいます。ただ漠然とした不安があり、未来を考えれない成り行きまかせの自分がいます。それを何とかしようと思うと過去を思い出します。カウンセリングを続けさらに過去を見つめた方がいいのでしょうか？それともあまり考えず、このまま「大丈夫」と思い成り行きまかせでもいいのでしょうか？不安を過去のせいにしているだけでしょうか？（分かりくい文章ですみません）

回答No.1

urasima-taro · ベストアンサー

質問文を読んで、幼い頃から大変なご苦労をされたのだなと感じました。そのため、自分を守り生きていくためには、自分の感情を抑え外界に対して、強い防衛意識を持って生きてこなければやってこられなかったのでしょう。「どこか本当の自分をだせてない気がして」というのも、そういうところから来ているように感じます。また、カウンセラーから「あなたにはカウンセリングは必要ないのかもしれません」と言われたのは、そのカウンセラーがあなたの防衛意識の強さに負けてしまったのでしょう。しかしこの防衛意識は、自分の心を守る機能が正常に働いていることであり、これによってあなたは救われた部分も多くあったはずです。そういった意味で、この防衛意識は、大切なあなたの心のナイトでもあったのです。

　カウンセリングを続けるかどうか迷われているようですが、少なくとも今のカウンセラーでは無理でしょう。またあなたには、男性よりも女性カウンセラーが向いていると思います。できれば、暖かい母親の感じを漂わせている方がいいと思います。あなたには、「いい母親」が必要なようです。その擬似的な「いい母親」役のカウンセラーに、今までのつらさや恨み、甘えを出していくことです。その中で、実のお母様への理解も深まるように思います。

　「親友とは向き合えるのになぜ恋愛は駄目なのか」ということですが、これもおそらく、実のお母様の「悪い母親」的な側面が、あなたの心にブレーキをかけているように感じます。しかし、あなたの人生の中では、「養父や今まで親身に助けてくれた人」「何でも話せる友人」があなたを支えてくれています。この点では非常に恵まれています。今まで心の平衡を保ちえたのも、そういった方の支えがあったからでしょう。そういった意味で、人間に対する肯定感の基礎は持っておられます。少し時間はかかり、お金もいると思いますが、いいカウンセラーに出会われることを願っています。自分で解決するより近道だと思います。

　それと、ご自分の趣味を広げていかれることです。気分転換になりますし、新しい出会い・新しい世界を見るチャンスも増えます。あまり、自分の問題にこだわり過ぎるのもよくありません。すっと力を抜くことも大切です。・・・あなたの周りにはあなたを支え、必要とされている方がおられます。運命があなたに与えた課題を、乗り越えて行って下さい。健闘を祈ります。

お礼

アドバイス有難うございます。
本当に「過去の自分」は必死でした。出来事を振り返る、先のことを考える余裕もなくただ「悲しい」「どうして自分だけが」といった、その時その時の感情だけでした。だれにも甘えることができなかった…自分で自分を守るしかなかった…。そう考えると防衛意識はとても強かったのだと思います。
「甘え」という部分ではお世話になったカウンセラーの方には全く出せませんでした。カウンセラーの方自身が母親の愛を受けてこられなかった方でした（だからかどうかは分からないのですが）。
後、辛すぎた自分を簡単に他人が分かるわけがないというひねくれた部分も正直あります。
正直誰かに甘えたい、でも過去を引きずり卑屈にはなりたくない。
アドバイスを頂いてそんな自分がいることを感じています。
カウンセリングの新たな再開を考えてみたいと思います。
ありがとうございました。

回答No.2

007_taro

過去に原因があることもあるでしょう。ご質問者様のように、過去のご家族の言葉が強く残っているであろうことも確かです。

ただ、過去のことに拘ったカウンセリングであれば、受けていても、その事柄について受け入れるだけの、ご自身のあり方が変化していくまでに随分と時間はかかるでしょうし、下手をすると過去のせいだけにして、ご自身がストップしてしまうかもしれません。

「何か欠陥」のように感じられる、とのことですが、小さい時に感覚で捕らえたものは、なかなか消えないと思います。これまでの時間分、かかると覚悟されても良いかと思います。ただ、「緩和」されていくことは確かだと思います。そして、解放されていく可能性があることも確かだと思います。

「今の自分」にＯＫを出せるように頑張られてみてはどうですか？
通常のカウンセリングはロジャーズ派が多く、クライエントの気持ちに沿ってのことが多いですが、直接、自分の今の気持ちにフォーカスを当てていく、「フォーカシング」や「認知療法」などもあります。精神科医かカウンセラーで、そういう療法をやっていらっしゃる方を探してみるのも一つだと思います。

あと、ここのサイトはご参考まで。
http://www.focusing.org/jp/6steps_jp.html
http://psych-toolbox.hp.infoseek.co.jp/CBT/
http://www2.wind.ne.jp/Akagi-kohgen-HP/

お礼

ありがとうございます。
カウンセリングを受け過去を振り返ると、やはり「本当に色々ありすぎた」と思います。それを全て解放するにはとても長い時間が必要だと覚悟がいるんでしょうね。きっと。
少しは解放されているような気もします。でも自分にOKを出せるところまでは来ていない…そんな感じです。
過去のせいにして止まってしまうのは嫌です。楽しい未来を想像したい。カウンセリングの再開を考えてみます。
「フォーカシング」は初めて聞きました。少し難しそうですね。「認知療法」は聞いたことがありますし、イメージできます。
あと病院のHPを見ていて「私よりもっと辛く、今を乗り越えようとしている人たちがいるんだ…」と正直思いました。比べるのは間違っているのでしょうが、自分は幸せな方なのかもしれないと…。
情報有難うございます。