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東海道新幹線品川駅
東海道新幹線品川駅発の列車は、定期的に設定されているのでしょうか? 東海道新幹線の運行本数を増やすために品川駅を作ったと聞いたのですが、 普段から活用されているのでしょうか? お盆、年末年始のみだけ使用するというわけではないですよね?
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結論から言うと品川駅始発の列車は設定されていません。しかし、有効に活用されています。 ご存知の通りもともと品川駅は東海道新幹線の輸送力増強のために計画されました。東海道新幹線の列車の設定は運転間隔の都合で片道当たり1時間に15本までまでが限界です。しかし、だからといって東京~新大阪に15本走らせられるわけではありません。車両の運用計画や整備の都合で全列車が東京駅で折り返せるわけではなく、東京駅に着いた後に数キロ新大阪寄りにある車両基地(東京第一・第二車両所)に回送される列車もあるからです。計画当時は最低でも4本は回送する必要があったので、東京~車両基地のわずか数キロのために東京~新大阪の列車が11本しか設定できなかったのです。(現在では運転計画を見直したことによって12本まで可能になっています。) 品川駅か計画されたのはバブル期で、このままでは東海道新幹線の利用客が増加し、輸送しきれなくなってしまうとされていました。前述の回送列車がネックだったのです。その解決策として品川駅は計画されました。品川駅は車両基地よりも新大阪寄りにあるので、東京駅まで行かずに品川駅で折り返す列車を設定すれば品川~新大阪間で1時間に15本の運転が可能になるのです。品川駅は97年に着工されました。 しかし、時期を見れば分かるとおり、計画時とは状況が変化していました。バブルは崩壊し、利用客は横ばいになっていました。これなら東京駅だけでも対応できます。品川駅の存在意義は失われてしまったようにみえますが、そうではありません。東京都西南部には新幹線の駅がなく、羽田空港のほうが近いため、航空利用が多い地域でした。ここに品川駅ができれば、航空の利用客を取り込むことができます。また、災害時を考えてもサブターミナルがあるのは重要です。品川駅の需要は十分にあると判断されました。そして品川駅は03年10月に開業しました。「のぞみ」中心へのダイヤの大きな転換、のぞみへの自由席新設や料金値下げによって乗客は増加し、05年の愛知万博で過去最大の輸送量を記録しました。 当初の目的とは変わってしまいましたが、品川駅は成功したといってよいと思います。現在品川駅折り返しの列車はありませんが、準備はできておりすぐにでも設定できます。これからさらに乗客が増加すれば、十分に品川駅折り返しの列車が設定される可能性はあるでしょう。 長文失礼いたしました。
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- hitoshi999
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品川始発・終着というのはもともと想定してなかったとおもわれます。 以前は1時間当たり11本がいっぱいでした。 というのも 東京終着で基地に戻る際のダイヤもとらないといけなかったわけです。 これを解消したのが品川駅での留置や停車の措置です。 品川駅の功績はおおきいですよ
- tate1970
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通常の定期列車としては品川駅が始発、終着の列車は設定されていません。 あるのは仰るとおり臨時列車としてのみですね。 JR東海は東日本の上野駅のような利用を考えていたのでしょうが その上野駅も東京駅の運用方法の変更で始発、終着列車がもう殆どありません。 結局のところ、やはり新幹線のターミナル駅は東京駅なわけで 東京まで行かない、東京から出ない新幹線は利便性に難があり 利用者へのサービスにはつながらないのでしょうね。 しかしながら超過密状態の東海道新幹線において、 臨時便でも品川発着なら運用できるという切り札があるとないとでは 大違いですから、存在意義は大きなものがあると思います。 事実、乗り換えが便利な品川駅の知名度向上に努めるべきでしょう。 それがないと品川始発、終着の定期便は難しいかと思います。
- sss457180
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1時間に5本は止まってますね。実際、品川駅を何度か利用してます。
- masudahakase
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東京始発の列車と比べると格段に少ないですが一応新横浜に止まっていた列車の一部が新横浜のかわりに品川に止まるようになりました。なので普段から活用されているということになります。その代わり新横浜に停車する列車の本数が減りました。