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大学と専門
はじめまして、今大学2年の男です。 私は工学部で生物系を学んでいますが、最近になって環境系(自然保全など)の仕事をしたいと思うようになりました。普通に会社の環境部で仕事をする(採用されてすぐには配属されないことは知っていますが)のもいいのですが今は現場で活動ができる仕事のほうに興味があります。 そこで、大学で学ぶのは研究者向けで現場ではたらく能力はつかないと思い、専門学校に行こうかと考えているのですが、やはり専門は大学卒業してからのほうが良いでしょうか? 金銭的問題もある(解決策はありますが)ので大学を中退することも少し考えています。 まだ考え始めたばかりで親にも相談していませんが、なにかアドバイスをもらえると嬉しいです。 よろしくお願いします!
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他の方が話されている通り、大学は出た方が良いと思います。 実際に現場で行う実務的な能力は、確かに専門学校で学べると思います。 けれど、仕事全体を俯瞰的に見、総括する能力を学ぶのであれば大学で研究を行った方が良いですね。 「現場で働く能力」は、実際に現場に出てから培えば良いのです。 大切なのは、もっと全体を見通し、計画し、マネジメントする能力です。 現場で活動するのであっても、単に手を動かすテクニシャンで終わるのと、実際に仕事をマネジメントする立場で活動するのとではまるで違いますよ。 専門学校卒の場合、あくまでも助手のような立場で終わることが多いです。 そうではなくもっと総合的に(現場であっても)仕事をしたい場合、やはり大卒以上の資格が必要になってくると思います。 一口に「現場で仕事をする」と言っても、色々な立場がありますので。 ところで、大学院へ進学する…というのはどうでしょうか? 修士であれば専門学校と同じ2年という時間で取得できます。 というのはですね、実は私自身が環境科学を院で専攻したからなのです。 大学時代の専門は化学。生化学です。 大学院は他大へ進学し、専攻を変えました。 私の出身校の環境科学専攻は大学院からしかなく、そのため色々なバックグラウンドを持った学生が入学してきます。 理系、文系問わず環境に興味のある学生ばかりがたくさん集まるのです。 研究できるテーマはそれこそ多岐に渡ります。 さすがに理系研究室が多いですが、文系研究室への配属もありましたね。 普通に自然環境を理系の観点から学ぶ研究室ももちろんありましたが、社会環境ということで医学部の「犯罪科学」という研究室へ行った者もおります。 理系分野でも大気環境、水質環境、土壌環境などの直接的な環境科学分野から、微生物、遺伝子、原子力etc.…もっと広い範囲で環境を考える研究室を希望することもできます。 私はバイオテクノロジー関連の研究室に入りましたが、同じ学部だった友人は、土壌環境関係の研究室に入り、そのまま環境アセスメント関連の技術者として就職しましたよ。 現場で、単なる技術者ではなく科学者として仕事をしています。 専門学校で学ぶのも良いことだとは思いますが、少し視点を変えてこういった方法もあるとご紹介させて頂きました。 専門を変えて進学することも可能ですので(学校は限定されてしまいますが)、よろしければ参考にして下さい。
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- am12345ma
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私は専門学校でもいいと思います。確かに大学はその後の就職…というのを考えると有利にはなります。しかし、当初の専門学校の本文はその学校を卒業することで社会に通用する技術を身につけることできる学、というところです。結局のところどちらにいったとしてもあなた自身の問題になってきます。ただ、大学ではなにかと時間が空いてしまうことがあり遊びに走ってしまう学生も多々あります。そういう面では専門はある程度拘束されている分自制が聞くとは思いますが…あとはあなたしだいです
- googuido
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簡潔に。 大学は絶対に卒業をされたほうが良いです。
- SaySei
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はっきり申しておきますが、専門学校へ行っても就職先があるとは限りません。むしろ、無い可能性もあります。 生物学系の環境アセスメントは縮小傾向にあるようですし、「仕事」としてするなら公務員を目指すのも手かと思います。(専門学校へ行っても、結局はそうなる可能性もあります。)一番良いのは、学生として研究することです。好きなように研究できますから。 私は昔、植物生態学系の研究室で卒論を書かせていただきましたが、教授から色々とアホなお役所仕事の話を聞きました。高速道路開発で出てきた湿原を保全しようと、あえて何もしなかったがために、放棄水田の様相と化した旧湿原の話とか。「こうしたら保全できる」という方法が確立されているのはごく一部で、あとは常に手探りなわけです。手法がわかっていても、直接経験者から教えを受けるなどをして経験を積まないと、間違った手法になってしまうこともあります。 どのような環境保全の仕事がしたいのかがわからないと、アドバイスのしようもありませんが、一ついえるのは、大きな単位の環境を保全するには広く深い知識が必要になります。良い仕事をしようとすればするほど、必要となる知識は増します。 専門学校だと、広くは学べるでしょうが、深くは難しいかもしれません。一般的には専門学校は高校の延長と聞いていますから、授業のレベルもそう高くはないのかもしれません。 私なら、転学部をするか、大学院で生態学系に行きます。大学は卒業していた方が進路を変えざる終えなくなった時に役に立ちますから。 友人がまだ生態学系の院に残っていますが、環境系の求人自体が少ないのでまだ内定は貰っていません。教授のコネで来るかもしれない求人があるようなのですが、毎年募集が出るわけではありませんし、どうなるやら。 環境系はボランティアなら多いのですけどね…。
- ogaogaoga
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どちらが就職に有利か調べて、大学からの就職率が高いならそのまま辞めないほうがいいと思います。専門学校に行ったからといって、すぐ仕事が出来る能力がつくとは限りません。勉強と違って、実際の仕事は臨機応変に対応できないといけません。それはやっぱり就職して、経験から学ぶことが多いように感じます。
- pyonnpyon
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大学は止めないほうがいいと思います。大学は唯一「受身」ではなく「自発的なこと」が勉強できる機関です。 生物系のことが専門だったら、3年・4年になってきたら、環境に関連したことも研究することができるのではないですか?それらを学んでからでも遅くはないと思います。 今はどこに就職するにしても、正社員の場合、「大卒」が前提になっていることが多い時代です。 それに、何かの専門を持っているということは、就職してから強いですよ。 逆に専門学校だと、具体的な職業に直結することを学ぶことになりますので、後戻りができません。 大学に通いつつ、専門学校のことを調べて、アルバイトでお金をためて、そのお金で卒業してから通うとか、というのもありだと思いますが。
やりたいことがあるというのは凄いことです。立派だなあと感心しております。恐らく旧帝大の工学部の人ですね?環境系の自然保全などの専門学校があるのか自分は知りませんが、やりたいことがあるなら行くべきですよ。親にも話すべきですよ。恋人がいるならその人にも話して相談すべきですよ。 未来の日本を支えるのはあなたですよ!!