大まかに言いますと、
フライパンの中身を向こう側にやり、
向うの端に行った頃フライパンの向こう側を上に上げるようにしながら手前に引っ張ります。
中身は向こう側の斜めになった側面によじ登り、このときフライパンが引かれるのと相まって、上の方に上がります。
中身が上がっているうちに、フライパンを押して中身の落ちてくるのを受け止めます。
言葉で書くとこうなります。
〔コツ〕
1.フライパンの中身を向こうがわにやるため、向こう側が下がった状態にする。
2.動きにくい中身の場合は、傾きを更に大きくするか、傾けたまま中身を向うへ押すようにフライパンを強く動かす。
3.中身がフライパンの向うの斜めの側面に行き着く頃、フライパンの向こう側を上の方にしゃくりあげると同時に、手前の方に引く。これで中身は上の方に跳ね上げられます。
しゃくりあげて手前に引く、この動作ですべてが決まります。一番技術が必要なところです。
このとき、中身の動き易さ、フライパンの向こう側面の傾斜、向こう側を上に上げる強さ(速度)、フライパンを手前に引く強さ(速度)、フライパンの傾きなどの条件で跳ね上がる角度と強さが変わります。これらを上手く調節できれば、中身は回転しながら少し手前の方にくるように上方に上がります。
4.しゃくって引っぱったフライパンを向うに戻しながら、落ちてくる中身を受け止めます。
〔練習〕
最初は、生の豆などを使って練習します。3番目のいろいろな条件を変えることで豆の動きがどう変わるかを見ながら行います。
豆が上手く行くようになりましたら、水でやってみてください。
つぎに、少し動きにくい物を選んで練習してください。
プロになるわけではないのでしょうが、いろいろやっているうちに面白い発見もあります。そんなことに感心したりして練習すると上手くいきます。
コツを会得するには練習あるのみです。
頑張って練習し、愛する人に美味しいチャーハンをつくってあげてください。
お礼
ありがとうございます。最初はできてたので、そのうちできるようになると思います。やはり、向こう側に斜めにして手前にひくようにするって事ですね。