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ユダヤ人迫害の理由
お世話になります。 先日質問させていただいた内容と別に新たにコーナーを設けました。 ユダヤ人は、なぜ差別され、迫害されるのか。ユダヤ人の周囲には、なぜ紛争が絶えないのか。というところ分かりやすく教えてください。 (あまり専門的だと混乱するので易しく分かりやすくお願いします^^;)
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参考 URL に、似た質問がありますね。 この参考 URL の No.1 で、「自己強化」という話が出ていますが、差別され続け、迫害され続ける中で、それが固定化されてきたというメカニズムが働いています。 その出発点ですが、ユダヤ教という生き方は、ユダヤ教が生活の中に戒律を持ち込む啓示宗教であるため、他の人たちと同化するのではなく身内で固まることを強制します。この特性と、自国が無いという「どこへ行っても異邦人」状態から、「違う人たち」扱いをされることになります。 啓示宗教であればイスラム教も同じですが、ムスリムには自分の国がありますから、いざとなれば、強弱あるにせよ、自分の国が外交力で守ってくれます。が、ユダヤだけはそれが無かったため、イスラエルが作られるまでは一旦迫害されると止め処がなくなる状況がありました。それもまた、迫害が持続するメカニズムの一つです。 なお、ユダヤ人の周囲に紛争が絶えないというのは、偏見です。別にユダヤ人の周囲でなくても紛争はおきていますし、ユダヤ人の周囲で平和な所もあります。 このQ&Aの No.2 で言われているような民間レベルの揉め事は、いまだにありますが、これはどちらかというとユダヤの文化が排他的であったり平和ボケの人には意味が理解できなかったりユダヤ教の選民意識というものが鼻に付くからでしょうね。 例えば、こんなエピソードがあります。 父親と子供がお金を家の中に隠し、「お母さんには内緒にしようね」と言っていた、というものです。 平和ボケした日本人は、「家族で隠し事なんて、しかもお金の話なんて、なんて酷い!」と反発するわけです。が、ユダヤ人というのは突然隣人にリンチされて殺されて家財丸ごと略奪されるなどという目に遭うことを、極めてリアルに警戒しなければならない立場でした。であれば母親が知らなければ、たとえ拷問されてもお金の隠し場所は言えず、結果として父や息子は助かるわけです。そういうシビアな状況での文化であり生活の知恵ですから、なかなか平和ボケの人たちとは素直に近所づきあいができません。 まあ、その結果、突然皆殺しにされたりする状況を招いてしまうので、悪循環ではあるのですが。 なお、イエスを殺したのがユダヤ人だという話は、聖書に載っているのですが、この辺の時代を述べた聖書の話は、そうとう疑わしいということは踏まえておきましょう。 キリスト教が、死に掛けの皇帝をだましてローマの国教の座に居座ってから、教会は権威を帯びそれを維持するために、あらゆる手段を取っています。異端認定による異論の封殺、一般民衆の愚民化政策、民間の知恵の圧迫、魔女裁判、etc. その一環として、キリスト教の敵を作り、キリスト教徒を一体化させるという戦略も取られたと考えるべきです。現在、中国や朝鮮が日本を敵として国内を纏めているのと同じ手で、古今東西でよく使われる手ですから、キリスト教会がそれを使わなかったと考える方がナイーブというものです。そして、その敵が、ユダヤ人でした。 よく聖書を読むと、イエスの処刑に関連するピラト総督とユダヤ人たちの問答は、いかにも作り話くさいシナリオです。実にステロタイプにユダヤ人が悪人に描かれ、それが却って創作であるという疑惑を強めます。フィクションに慣れてスれた現代人だからそういう疑惑を抱けるのであって、千年以上前の人々は、たいがい騙されたでしょう。 ヘロデ王の時代はユダヤの自治も認められローマ帝国と特に衝突も無く暮らしていたユダヤ人たちですが、たぶん、後継者が悪かったのでしょうね。ユダヤ教という一神教の教条主義的な面が強烈に出て、多神教のローマ人と徹底的に衝突し、弾圧されます。この辺はヨセフスという男の書いた「ユダヤ戦記」に経緯は詳しいのですが、そういう敵であった経緯が、キリスト教の敵という座を押し付けられる相手として適役だったと考えられます。 こう見ると、なんだか迫害された可哀想な人たちと感じるかもしれませんが、それは一面に過ぎません。そういう迫害を受け続けた故に、極めてタフでシビアでプラグマティズムの塊であるという一面もあります。 例えば、「ホロコースト」は、恐らくユダヤ人の捏造です。イスラエル建国のために、連合国に恩を売るためにシナリオを作り証人や証拠を揃えたと考えられます。極めつけは、「ホロコースト」に異論を挟んだら逮捕されるという法律をドイツに作らせてしまって、捏造を法的に固定化した点です。こんな立法をしたこと自体が、逆に捏造だということを示していると考えられます。捏造だからこそ法で強制しないと、自由な議論や研究の結果、捏造がばれてしまうと、自分でも思っているわけですね。 日本ですら、「ホロコースト」が捏造であるというテーマを記事にした「マルコ・ポーロ」という雑誌が、ユダヤの圧力で廃刊に追い込まれています。 可哀想なだけの人たちではないということは、認識しておく必要があるでしょう。
お礼
ありがとうございます。 この問題は少しゆっくりいろいろな参考を緋つけして、自分なりに解釈するのに時間が欲しいので この3連休時間のあるときに、解釈してみようと思ってます。 皆さんご丁寧にいろいろな意見を書いていただき感謝してますが、 何せ仕事がテンパリ気味で時間がそれを許してくれません。 休み時間とか読ませていただきますので。 まずは御礼まで。
補足
イスラムとユダヤとキリスト教の違いがよく分からなくなってきました。 他の質問者のところに同じような疑問を抱いてる方がいましたが、 三位一体だとか最近小泉さんのいうあの三位一体?が?宗教の話しからきてるみたいだし。 一神教・戒律・啓示宗教・ホロコースト・イエスの生き様そして十字架に掛けられるまでの経緯も知りません. お恥ずかしいのですが。 パレスチナ問題もあるので、そういった事からも問題を理解するには深いところを学ばないとなっとく出来そうにありません。 大変な質問しちゃいました。汗。 詳しく皆さんかいていただいてるのに、情けないです。--; ただ、ユダヤ教の独特なというかマニアック的な部分と国を持たない持てない人達だから、問題が持続していたんんですね。 それと、決まり事=戒律?が多くユダヤ教じゃない人達とは付き合わないでユダヤ教の人だけで集まって暮らす週間があったということ、そして他の人達は豚同然のような考え方をしてると言う事で敬遠されてしまうという構造なんですね。一般には受け入れてもらえないというか。いつも襲われるのではないかという危機感を持ってる人種だからこそ、襲われたりするという更なる悪循環にもなるということで・・最後のところに書いてありましたユダヤ人がキリストを殺したのは事実かどうかは現在怪しいというところも覚えておくようにします。←でもこれはこの時代になってそういう考え方がうまれたのですか?