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山陽新幹線のバックアップ体制とは?
こんにちは。先ほどTVで京葉線トラブルで数十万人立ち往生~というのを見ていましたら、完全に二重化しているのは世界でも東海道・山陽新幹線だけ、みたいなコメントを専門家らしき方がしていました。 この二重化というのはどういう事でしょうか? 脱線・事故などに備えて予備の線路が平行して敷設されているような事がなされているのでしょうか? JR東海のサイトを調べたところ、新幹線の司令所をバックアップ目的で2カ所設置、というのは見つけたのですが線路についてご存じの方教えて頂けると幸いです。
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予備の線路があるわけではありません。 制御システムや給電システムに予備のシステムがあり、メインにトラブルが起きたときは予備のシステムを使うということです。
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- こげ まぐろ(@koge-magu)
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こんにちは。 鉄道会社の乗務員です。 東海道・山陽新幹線は、東京の他、大阪にも指令所を作りました。 質問者様が調べになられた内容の通り、東京の指令所をメインで使っておりますが、地震などで使用できなくなった際に代わりを務めています。 なお、線路などが平行して敷設されている訳では有りません。 非常時に救援列車として、動けなくなってしまった列車の横に、横付けし旅客を救出する方法も有りますが、駅間に列車がいない事を確認し、ATCを切って逆線走行で行くものです。 バックアップとはモノが異なります。 故障時のサバイバル的なものです。 そのテレビでの、 >完全に二重化しているのは世界でも東海道・山陽新幹線だけ ・・・・という専門家とされる方のコメントが、逆に何を持っての「完全」なのか、分かりかねます。 先日、東京でも大停電が有りました。 一カ所の送電が出来なくなっても、だいたいルートが有るので停電にはならないと言われている中での停電でした。 代替手段をとれる以前の段階での停電でした。 いくら、予備があるといっても、その予備がとれない前段階での故障に対しては、何の効力も有りません。 機械である以上、故障する確率は必ずついて回りますし、機械に頼る予備に「完全」はありません。 専門家の方なら、その点を分かっていらっしゃると思うのですが・・・・ 例えば、電動で動く転轍機が故障した際は、ハンドルでもって人力で回し、信号所や乗務員と連携して対処したりします。 非常時に対する訓練を重視するコメントなら理解できるのですが、 「完全なバックアップ」 ・・・・と、取り上げるのは、不具合に対する認識が浅いと思う所なのですが・・・
お礼
ありがとうございます。 まるで予備の線路が平行して敷設されてるかのようなコメントでしたがそうではないのですね。 詳しく教えて頂きありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。