人事経験33年の現役です。よろしく!
先ず、グループディスカッションの実施目的ですが、私も何度か実施したことがありますが、
概ね次の目的が主と思いますので、その目的によっても評価意図がことなります。
(1)受験生の考え方や、集団時の態度等を確認したい場合。
この目的での実施は、他の方々のご意見とほぼ同様ですので、参考にされて下さい。
ただ、グループディスカッション時に、面接官の反応を意識したり、言葉が評価を意識して発しられている場合、
ハウツゥの考えや意識が強く出ていると、プラス要因にはならないでしょう。
(2)被面接者の人数が多くて、面接時間等を効率よく実施したい場合。
これは、企業側の身勝手で、あまり良くないケースで詳しくはお答え出来ませんが、個性的な学生をチェックして、
次の2次面接等に呼ぶための選考手段には、かなり効果的なケースです。
従って、グループディスカッション中の内容より、何か光るモノをさがしています。
ですから、普段のままの姿で臨むのがよいケースです。
または、書類選考等である程度選別した者に対して行うケースも同様ですが、その場合、面接官は見たいキーワードを
必ず持っていますので、やはり普段のままで、真剣に参加している方が目にはいります。
(3)ほぼ選考が進んでいて、再確認のためにもう一度遠くから見て確認したい場合。
このケースは、書類の内容や、提出作品等で見えにくい部分を、グループディスカッションの中で見つけたい場合に行います。
ディスカッション中のあなたのイメージが評価されます。
いずれにしても、グループディスカッションでは、実施の目的を理解しているか、テーマはなぜそのテーマを設定しているか等で、評価目的も異なりますが、
結論として、真剣にそのテーマについて考え、発言し、自分の本当の心の中から出ている姿が評価されることになります。
履歴書では発見出来ない、すばらしいあなたを発見しているのです・・・・・