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入籍という言葉

結婚するときに、入籍という言葉が使われます。 著名人の結婚の際などには、テレビのワイドショーでも週刊誌でも使われているようです。 この使い方、正しいのでしょうか。 結婚の際には、夫婦の新しい戸籍が編成されるので、入籍という言葉は、そぐわない気がしています。 暇なときに回答いただければ幸いです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • mimorita
  • ベストアンサー率44% (151/343)
回答No.9

確かに「入籍」という言葉を定義しますと、 下記にもある通り、 「現在ある戸籍に入ること」全てを指す総称です。 ですから、婚姻で入籍する可能性もありますし、 出生、離婚、養子縁組、養子離縁、帰化、 これらの場合でも「入籍」することが考えられます。 戸籍の届出で絶対に入籍することがありえないのは、 死亡、転籍、分籍といったくらいです。 No.2さんの仰るのは「入籍届」による入籍で。 これは民法791条に定められる。 「称すべき氏を称する入籍」のために家庭裁判所の 許可を得て行う入籍のことです。 なぜ「婚姻」のことを「入籍」と呼ぶ習慣があるのか。 下記にも少し触れられている通りなのですけど、 少し説明すると・・・、そうなんです。 旧戸籍法時代の名残だと考えるのが一番説得力が ありますよね。 旧戸籍法下では、新戸籍を編製するのは家督を 相続するするか、分家するか、一家創立するか、 という選択肢があります。 それまでは、戸籍の主宰者(以下「戸主」)は 変わることはありません。 今のように婚姻すれば新戸籍を編製して、 新筆頭者を立てるという概念がなかったんです。 ですから、婚姻する場合、 多くは妻が婚姻する場合を例にとると、 夫になる人のお父さんが戸主の場合は、 そのお父さんの戸籍に「婦」として入籍します。 新戸籍を編製するのはその夫が家督相続するか、 分家しなければならないわけですから。 なので、妻が婚姻するとほとんど必ず「入籍」 していたんですよね。 逆に夫が妻側に入籍することを「入夫婚姻」といい、 「婿」あるいは「婿養子」として入籍する ケースもありました。 つまり、現在の戸籍法の考えでは婿養子という 概念が消え去ったのと同じく、 「婚姻」すなわち「入籍」というのも過去の イメージに引きずられた表現だということです。

buck
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 詳しいご説明、納得いたしました。

その他の回答 (9)

  • teinen
  • ベストアンサー率38% (824/2140)
回答No.10

 No.9の回答者がおっしゃるとおり,旧戸籍法時代の名残りです。  現在の戸籍法ですと,「新戸籍編製」です。しかしながら,結婚=入籍というのが正しいか正しくないかと問われれば,法律用語としては正しくなくとも,慣習的用語としては,「正しくないとは言えない。」ということになろうかと存じます。

buck
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

  • Trick--o--
  • ベストアンサー率20% (413/2034)
回答No.8

「本当は『入籍』じゃなくて『創籍』とでも言うべきなんだよね」 というようなことを、数年前のワイドショーで聞きました。 ですが、入籍=結婚という「イメージ」が固定化されてしまっている以上、変えるのは難しいのではないでしょうか。

buck
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

  • 63ma
  • ベストアンサー率20% (265/1321)
回答No.7

 確かに、入籍と言う言葉は、法律用語でも何でもありませんが、強いて言えば、一般用語かと思います。  つまり、>結婚の際には、夫婦の新しい戸籍が編成されるので<・・・なのですが、戸籍編成の際、筆頭者名を新郎にするか、新婦にするかだと思います。(夫婦別姓以外は別ですが)  その仕組みが、籍に入るように見えるため、「入籍」と呼んでいるかと思います。

buck
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

  • h2goam
  • ベストアンサー率27% (213/786)
回答No.6

「入籍」という言葉は当カテゴリーの「行政用語」として使っているのでも「法律用語」として使っているのでもなく独自の「マスコミ用語」なのでマスコミが使うのは自由だと思われます。 「行政用語」「法律用語」「国語」の観点ではおかしい。

buck
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 マスコミ用語である 納得いたしました

noname#104909
noname#104909
回答No.5

No.4は、削除してください   補足、現在のように婚姻届出で夫婦の新戸籍ができるようになったのは1948年からです。

noname#104909
noname#104909
回答No.4

本来の入籍とは・・・ 父または母と、民法上の氏が異なる子が、父または母の氏を称してその戸籍に入る場合 父又は母が氏を改めたことによって、父母と氏が異なった子が、婚姻中の父母の氏を称して入籍する場合 前記1.2.によって父もしくは母、または父母の戸籍に入籍した子が、成年に達した時から1年以内に、従前の氏に復しようとする場合 他にもあると思いますが入籍届けはこんなところだと思います。 婚姻による入籍 現在では婚姻届出で新しい戸籍が出来ますが、以前は夫婦のどちらかに籍に入籍していました、今の戸籍から出て、他の戸籍に入ることを意味していましたのでその名残で現在でも入籍という小丹波が残っていると思います。本来なら、『婚姻届をされおふたりの新しい戸籍が出来ました」というべきかも知れません。

buck
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

  • yoshi170
  • ベストアンサー率36% (1071/2934)
回答No.3

「(新しい)籍に入る」ですから、間違いではないと思います。#1さんご指摘のとおり、入籍には幅広い使い方ができます。そのうちの1種類と考えればよろしいかと思います。 結婚を「入籍」とするのは、旧民法の「家制度」の名残と言われています。家制度ではまさしく、男性側に入籍したからで、今も男性の結婚には「入籍」とはほとんど言いません。

buck
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

noname#104909
noname#104909
回答No.2

本来の入籍とは・・・ (1)父または母と、民法上の氏が異なる子が、父または母の氏を称してその戸籍に入る場合 (2)父又は母が氏を改めたことによって、父母と氏が異なった子が、婚姻中の父母の氏を称して入籍する場合 (3)前記1.2.によって父もしくは母、または父母の戸籍に入籍した子が、成年に達した時から1年以内に、従前の氏に復しようとする場合 他にもあると思いますが入籍届けはこんなところだと思います。 婚姻による入籍 現在では婚姻届出で新しい戸籍が出来ますが、以前は夫婦のどちらかに籍に入籍していました、今の戸籍から出て、他の戸籍に入ることを意味していましたのでその名残で現在でも入籍という言葉が残っていると思います。本来なら、『婚姻届をされおふたりの新しい戸籍が出来ました」というべきかも知れません。

buck
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

回答No.1

確かに、質問者様がおっしゃるとおり、入籍=結婚は間違っています。 入籍は読んで字のごとし、籍に入るわけですから、結婚(婚姻)はもちろん、養子縁組、出生なども入籍にあたります。 また、それとは別に「入籍」という実際の届けもあります。(くわしくは参考URLをご覧ください) いつごろから入籍=結婚になったんでしょうね。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A5%E7%B1%8D
buck
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

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