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株価指数先物ー現物の裁定ポジションのロールオーバー進む条件
- 現在、12月限は9月限より安い状態ですが、中間配当を出す銘柄が多いため、裁定買い残が増えていることから、期先ほど大きな上方乖離があると考えられます。
- 期先が期近より安い場合でも、理論価格からのプレミアムが期先>期近かつ現物に対して期先プレミアムの状態が続く場合は、期近もの買い戻しと期先もの売りが増えるでしょう。
- 裁定ポジションを維持する際には、次のSQまでの間に短期金利が上昇する可能性がある場合、先物を売って現物を買うポジションを継続することが難しくなります。
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>企業の大株主になっている機関投資家のほかに、指数先物と現物でのさや取りをする機関投資家(ヘッジファンドとか)がいて、彼らが裁定買い残を積み上げているんだと思っていましたが。。。 国内勢も、ヘッジファンドなどの外人も、積み上げていると思います。 ただし、SQでは、裁定解消売りはしないと思います。多くの人が注目している時に、利食う大口はいないと思います。 裁定解消売りは、ある日突然やってきます。
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- tomomonkey
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>ロールされない条件とはどういうものでしょうか? 持ち合い解消などです。 >株価の先高観があって、期先のほうが理論価格からの上方乖離が大きければ、ロールされやすい、というだけで、ほかのことは考えなくていいのでしょうか? 上方乖離が大きくても小さくても、下方乖離が大きくても小さくても、機関投資家は、売れない現物株を大量に持っています。 仮にロールオーバーせずに決済しても、現物株を売るわけにいかないので、また先物でリスクヘッジすることになります。 過去の歴史をさかのぼっても、SQに波乱はありませんでした。
お礼
再度のご回答ありがとうございます。m(_ _)m 企業の大株主になっている機関投資家のほかに、指数先物と現物でのさや取りをする機関投資家(ヘッジファンドとか)がいて、彼らが裁定買い残を積み上げているんだと思っていましたが。。。 企業の持ち合い解消のほかは、必ず先物ウリはロールされると考えていいのでしょうか。 過去のSQの日足を見ると、その前後で株価水準が変わっているわけではないという意味では波乱はないけど、当日は長い陽線になっている例が多いですよね。 これは、寄り付きで大量に現物バスケットが売られ、リバウンド狙いですぐ買いが入るからだと思うのですが。 だったら狙えるかと考えていました。 持ち合い解消のことには気づきませんでした。 ご回答ありがとうございました。
- tomomonkey
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(1)上昇相場になると、期先が高くなりがちです。 相場が軟調だと、期先が安くなりがちです。 (2)現物株を大量に保有する機関投資家にとっては、リスクヘッジが目的なので、期先が高くても安くても、どちらでもいいと思います。 (3)全く関係なくはないと思いますが、短期金利には左右されにくいと思います。 結論から言って、今回のメジャーSQも、波乱は無いと思います。毎回同じです。
お礼
tomomonkeyさん、お世話になっております。 >機関投資家にとっては期先が高いとロールしにくいのですか? ↑また間違えました。期先が安いと、高い期近を買い戻して安い期先を売ることになるので……と考えたのですが、それは関係ないんですね。 短期金利には左右されにくいとしたら、現物の買いポジに対応する先物ウリのロールオーバーが進む条件、ロールされない条件とはどういうものでしょうか? 株価の先高観があって、期先のほうが理論価格からの上方乖離が大きければ、ロールされやすい、というだけで、ほかのことは考えなくていいのでしょうか? ご回答ありがとうございました。
お礼
何度もご回答ありがとうございます。m(_ _)m >多くの人が注目している時に、利食う大口はいないと思います。 >裁定解消売りは、ある日突然やってきます。 連休あけからの暴落のときのように、ですか。 たいへん勉強になりました。ありがとうございました。