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「柊」(ひいらぎ)の冬の下の方の点はハネ?

国語辞典や漢和辞典で「柊」(ひいらぎ)の字を見ると、冬の下の方の点は右上に向かうハネになっています。しかしパソコンでは単に木へんに冬を足しただけになっています。これはパソコンで表記されないから仕方なくそうなっているだけで、本来、冬ではないのでしょうか。どなたかご存知のかた教えてください。人の名前の表記に関する件で悩み中です。

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回答No.2

そもそも「冬」の部首は「にすい(次の偏の部分)」です。つまり、もともとは「ふゆ」の下の部分もはねていたのです。 その「ふゆ」が、常用漢字になったときに、今のように点を二つ右下に下げるような形にしたのです。 一方、「ひいらぎ」の方は、常用漢字に入りませんでした。そこで、旁の部分(「ふゆ」の部分)は、旧字のまま、「にすい」の形のまま残ったのです。 同じようなことは、他の漢字にもたくさん見られます。 例えば「道」などの部首「しんにょう」の初めの点は、常用漢字の場合は一つですが、常用漢字以外の漢字(例えば「迂」)は、漢和辞典・国語辞典では点二つとなっていることが多いと思います。 ご質問の「人の名前の表記」は、当人にこだわりがあるはずですから、その人の書くとおりにした方がいいと考えます。 その人が、旧字で書くか新字(常用漢字表に載っている漢字)で書くかがわからない場合は、常用漢字表に載っていない漢字(「ひいらぎ」のように)は、パソコンのように無理に新字に合わせるのではなく、本来の形で書く方が無難です。

hikojuro
質問者

お礼

回答ありがとうございました!詳細な説明、感謝します。よくわかりました。旧字はパソコンでは表記できないだけなのですね。人によって旧字にこだわりがあったり新字でも別に構わないと判断していたりするのですね。

その他の回答 (1)

  • EmiMiura
  • ベストアンサー率18% (72/386)
回答No.1

元々「冬」の字も、下側が「ニスイ」で書く事も、 「冬」の字、辞書じゃ「ニスイ」、 漢字字典じゃそうなってるが…。

hikojuro
質問者

お礼

回答ありがとうございました!

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