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天然ガスから抽出される有益な物質
天然ガスから、燃料以外の用途として抽出される成分を紹介してください。
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「天然ガス」で調べれば成分についてはわかると思います。調べられましたか。調べた成分がどういうものに利用されているかもまた調べたらわかります。 どういう事を疑問に思って質問されたかがわかりませんので調べてわかりそうなものについては書かないことにします。此処ではおおざっぱな事を書きます。 天然ガスは石油と同じ所で取れると考えていいでしょう。気体として出てくるのが天然ガスで液体として出てくるのが石油です。場所によって比率が違います。 気体の利用技術や運搬技術がないときは邪魔者として燃やされていたものです。今日本は天然ガスを輸入しています。液体を運ぶよりも気体を運ぶ方が難しいです。石油のタンカーと天然ガスのタンカーとの違いがわかりますか。 天然ガスは気体ですから当然石油に比べて構造の簡単な軽い分子が成分です。その中の一番軽いのがメタンです。炭素の数が8個の炭化水素はオクタンです。ガソリンの性能表示でオクタン価という言葉を聞いたことがあると思います。この言葉から炭素の数が8のものは確実に石油の方に入っているということが分かると思います。炭素数5~6ぐらいが境界でしょう。 メタンは都市ガスの材料です。プロパン、ブタンも燃料に使っています。(炭素の数が1、2、3,・・・と増えていったときの飽和の炭化水素の名前がメタン、エタン、プロパン、・・・であることはご存知ですね。)メタンははっきり言って使い道がありません。でも量は一番多いです。燃やしてしまうのが一番手っ取り早いです。色んな反応の材料にするには反応性に乏しいです。二重結合があると反応性が高くなります。色んな反応のとっかかりになります。エタンから後はエチレン、プロピレン、・・・と変えて反応性を上げて用いることも出来ます。メタンは二重結合を持つことが出来ません。反応のとっかかりになるものがないのです。苦労して反応させる方法を考えたとしても10万トンの冷凍タンカーで大量に輸入していることと引き合いません。 燃料電池の水素源として用いるというのも言ってみれば燃料としての利用です。燃やさずに電気を取り出していますが物質合成の材料と言うほどではありません。 都市ガスが天然ガスに切り替えられてから20年ほど経ちます。その前は水素と一酸化炭素の混合気体でした。石炭ガスと呼ばれていました。燃料が石炭から石油に切り替わったという事情とも関わってきますが石油資源の枯渇の心配等も関係があります。捨てていたものをもっと積極的に利用しようと言うことです。大型の冷凍タンカーの開発もポイントです。石油を運ぶタンカーに比べて冷凍タンカーは余分にエネルギーを使います。気体を液体にして運ぶのですから冷凍機に使うエネルギーが馬鹿にならないのです。
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- Willyt
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メタン:これから水素を抽出して燃料電池のエネルギー源にします。 エタン、プロパン、ブタン、プラスティック等の材料になります。